四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

お陰様に気づく

2019-11-15 06:18:24 | 元気を頂く言葉(庭野日敬師

『私の誕生日を、たくさんのみなさんにお祝いしていただいてしみじみと思うのは、「お陰さま」のありがたさです。

「お陰」とは、目には見えない陰の力、はたらきのことです。振り返ってみますと、この世に生を授けてくださった両親をはじめ、育ててくださった恩師や先輩の方々、修行を共にしてくださった会員のみなさん、力を貸してくださる世界の宗教界の先生方……。

そうした数えきれないお陰さまを頂戴し、仏さまのお見守りをいただいて、今日この日を迎えられた幸せを、かみしめずにはいられません。

自分の力、多くの人びとの力、そして神仏のご加護の三つが一つにならないと、どんな小さなことも成るものではない、と山田恵諦猊下(比叡山延暦寺)はいつも教えてくださっておられます。

「幸せとは、ありがとうと言えること」と言われた方がいました。私は毎日の日記の最後に、「今日も楽しく一日を終わらせていただくことができた。ありがたいお手配だった」と書かせてもらうのです。』

庭野日敬著『開祖随感』より

 

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