四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

あかざ俳句会の大会

2014-05-22 06:00:21 | 俳句

 飯村寿美子主宰のあかざ俳句会が22周年の大会を横浜で開きました。諸行無常で病や高齢により参加できなくなる方もいますが、新しい仲間も増えて約70人が来てくださいました。

足の悪い祖母の付き添いで孫娘が来てくれて感動的でした。

 今年の「あかざ賞」は泰然自若の紳士、荻原照之さんが受賞されました。「あかざ新人賞」は井上ミヤコさんです。それぞれに額装した主宰揮毫の短冊と記念品が贈呈されました。

通信句会の互選結果が発表され、高得点句の披露と表彰です。おめでとうございます。

◯赤子泣く女雛の視線動きをり   好子

◯立ち上がる膝「コキ」と鳴り山笑ふ  恵美子

◯子を叱り悔いの色とぶしやぼん玉   英子

◯菜の花や園児の帽子浮き沈み   美津子

◯キューピーのまたたき知らず春の雷  満美

◯十薬をどれほど摘めば兄癒えむ  夢梨

◯蟇出てて今バリトンの調整中   邦彦

◯さくらさくらここら辺りが校舎跡  道生

◯母在らば白寿の母の日なりけり   翠

 

 

 

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