四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

奥能登の旅(その2)えんむすビーチ

2011-09-16 16:14:57 | 生かされて今日
 弘法大師空海の伝説から見附島と呼ばれ、別称軍艦島なる島がすぐそばに見えて、松林のロマンチックな浜辺がありました。何故なのかわかりませんが「えんむすびーち」と呼ばれてチャペル風の鐘が設けられています。若者たちにアピールしたい珠洲市の観光対策でしょうか。
 妻に続いて私も若もの達が良き縁に繋がれるようにと秋の空に大きく鳴らしました。日本海の水平線も青空も横幅いっぱいに広く、空気の綺麗なところです。一組のヤングだけが松の日陰に談笑して静かな浜辺です。
昔学生時代に富山県伏木に公園建設の無償の奉仕に10日間居たことがあります。地元新聞に鹿児島から来てくれたと写真入りでわが名が出ましたよ。この海岸を南下するとその伏木で、北アルプスを望む雨晴海岸に歓声を上げた記憶があります。万葉集を編纂した大伴家持や源義経も眺めた海岸です。
 その時に地元の子とアベックで堤防から眺めつ、彼女お手製のサンドを食べた遠い日を思い出しました。周りの仲間を如何にまいてふたりっきりになったんだろう。
コメント