四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

鎌倉の小春日和

2010-11-26 09:31:16 | 生かされて今日
 桜紅葉が寂しい段葛(だんかずら)は、頼朝夫人の北条政子の安産を祈り、おやじの北条時政らが土手を高く由比ガ浜から一直線の参詣の道を作りました。鎌倉駅近くの二の鳥居でその幅は私で10歩ですが奥の幅は6歩と、仰ぎみて遠望するよう設計してあります。勿論当時は公式行事でしか使わない信仰の道でした。
 日蓮聖人は片瀬の刑場へしょっぴかれて行く時、八幡さんに向かい何故に国の柱である法華経行者を護らぬかーと大音声を飛ばされたそうです。なんせ将軍家の神さまを叱責したのですから、周りの武士達もキモを冷やしたことでしょう。
これを聞いていた大銀杏は今年暴風に折れてしまいました。もみぢの八幡さんには修学旅行や観光客で賑やかでした。
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