四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

秋の果て

2010-11-15 19:23:07 | 生かされて今日
横浜はエイペックの国際会議場となりテロ阻止の特別警戒に地方から警察官が多数応援に来て監視に当たりました。北海道警、秋田、山形、山梨、愛知県警などネーム入り制服で街角、繁華街や駅のホーム、ホテル周辺に立つていました。むすこのような警官にご苦労さんと声をかけました。
会議場のある桜木町やみなとみらい周辺は最高度の検問の連続で、幼稚園バスも停められたそうで、商売上も不満の声が聞かれます。
 エイペック記念句会と洒落の出る連中と句会を楽しみました。俳句は高尚だと敬遠するひとが多いのですが、それは全くの誤解なんです。約束は575と季語は必要というだけです。高尚な難しい決まりは有りません、制約がない自由奔放が俳句です。庶民の歌ですので是非入門をおすすめします。

○そこここに目貼のありし母の家  都
 ○ゆく先の景気浮揚や酉の市  健志
  ○錦秋の一村人影見当たらず  美代子

○倦怠期小春のもどる水族館  駿
 ○豆を炊く炎の機嫌夜の長し  教子
  ○文庫本薄きがよけれ一葉忌  たかし
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