四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

京の旅・三十三間堂

2007-05-22 06:47:34 | 生かされて今日
 清盛が寄進した国宝・三十三間堂は、修学旅行や外国人で賑わっていました。平氏にあらずんば人に非ずの並外れた権力財力の凄さに驚きます。800年前の庶民には、極彩色の大伽藍は近づくこともはばかられる威圧感が想像されます。
運慶の長男達の作った仏像も国宝だらけです。観音様は1001体あるそうです。
奥には秀吉が作った屋根の土壁も。
 裏の柱が鉄の板で囲ってあるのは、24時間弓矢を打ち合う武芸競技で傷つけぬよう徳川家光が貼らせたとか。よく遠距離を矢が届くものです。
蜂の巣状に矢じりが食い込む柱が展示されていました。おっかない。やはり京都は千年のみやこで、絢爛精緻でかつ艶である。
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