産経新聞の歌壇の「老苦をうたう切ない作品」に心を打たれました。老・病は誰もが避けられない人生最後のハードル、絶壁をよじのぼる如き大仕事のようです。不老不死を求めた皇帝の気持ちも分ります。
お互い様、普段から心身の心構えが求められますね。
激情を破裂させずに、たんたんとうたうこの作者はひとつの悟りの域におられると驚きます。
「施設にて私だけを待ちわびる夫(つま)は
何度も私を呼ぶらし」 遠藤さち
「介護なるデーサービスに迎えられ
初めて握る男の人の手」 小坂悦子
お互い様、普段から心身の心構えが求められますね。
激情を破裂させずに、たんたんとうたうこの作者はひとつの悟りの域におられると驚きます。
「施設にて私だけを待ちわびる夫(つま)は
何度も私を呼ぶらし」 遠藤さち
「介護なるデーサービスに迎えられ
初めて握る男の人の手」 小坂悦子