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『キアンティ・ザ・ワイン』食事とワインのマッチング

2012年11月06日 | vinvinvinovino
@ホテル ニューオータニ 東京

講師 宮嶋勲氏

興奮も冷めやらぬ間に、お食事会。

キアンティは、食中酒です
しかもオールマイティ!


イタリアワインは勿論の事、和食にもピッタリと常日頃思ってますし、仕事でも皆様にそのようにご紹介させて頂いております。


この午後からのセミナーは、4種類のイタリア料理、4種類の和食を、8種類のキアンティと合わせる…という内容でした。


常日頃『キアンティは、和食にも最高に合う!」と思っていた私ですが、今回その素晴らしいマリアージュに感動!そしてますますキアンティの虜となったのです




“和”鮪のタルタルとアヴォガド

ワインはキアンティ DOCG “ジェルソ”10  ファットリア ヴァラッキ社

“伊”若鶏とフォアグラのパテ パイ包み焼き (写真を忘れました

キアンティ・コッリ・フィオレンティーニ DOCG “カステルヴェッキオ”10 カステルヴェッキオ社

これは、どちらかというとワインは逆の方が良かったのかな?と思いましたが(一本目のワインは、結構しっかりしていたので、タンニンが強く繊細な鮪には難しかったです。反対に二本目のワインは酸味がキレイだったので、鮪と良いマリアージュを魅せてれました。)

宮嶋先生曰く「合わなかった事も体験となる。又、実際問題各皿に一本づつワインを合わせるのはなかなか難しいので『最大公約数』なワインを選ぶのが大切!」

そうですよね!
100%じゃなくて良いんですよね。
合わなかったら、なんで合わなかったのかなぁ~なんて考えるのも楽しい。
ならば、次回はこんなワインを合わせてみようかな!
広がりますよね。ワインを楽しむ技です




“和”鰻の味噌幽庵焼 柿なます 牛蒡金平

キアンティ・コッリ・セネージ“9 code”2010 コルブッチ社

“伊”鴨のコンソメスープ クネルと共に

キアンティ スーペリオーレ DOCG “コッタキオ”2008 ファットリア・サン・アッビアーノ社

鰻にワインは元々最高に合いますが、キアンティ・コッリ・セネージはちょっと乾いた土っぽいニュアンス、そしてほんのりとしたタンニンが、キレイな酸味と共に鰻に対して、抜群の相性でした
牛蒡金平は、絶対合うだろう~という期待を裏切りませんでしたが、「なますはどうよ」と思った私のバカバカバカ酸味がしっかりしたキャンティは、うまくその酸っぱいなますと良いコラボレーションを魅せてくれました


対して、キアンティ・スーペリオーレは気品があって、密度がしっかりした伝統的でありミネラル分のしっかりしたワインでした。
鴨のコンソメスープ、クネルと共に、の脂分をキレイに流してくれる酸味こそ、キャンティの魅力です

もちろん、これはどちらを合わせても美味しかったです!




“伊”仔羊の香草焼き
“伊”ポークのやわらか煮ローストスパイス風味

キアンティ・ルフィーナDOCG リゼルヴァ “ポッジョ グワルティエリ”06 ファットリア グリニャーノ社
キアンティ・ルフィーナDOCG リゼルヴァ “セードロ”07 ファットリア ラヴァッキオ社

ルフィーナのワインは、香り高く力のあるワイン。
二つとも、良い飲み頃で香りも開いていて素晴らしいワインでした
もちろん、仔羊にもポークにも、どちらとも良いマリアージュでした
だって、教本に載っているような優等生的なマリアージュですものね。




“和”牛フィレ肉和テイストのラケ“すき焼き風味”
“和”鴨ロースト 和風仕込み あんでぃーぶのプレゼとクレソン、白葱、獅子唐、塩麹

キアンティ・ルフィーナDOCGリゼルヴァ “テゴライア”09 ヴィッラ トラヴィゴーノーリ社
キャンティ・モンタルヴァーノDOCGリゼルヴァ 09 ベッティ社

凄いです~!お肉のパレード

そして、キャンティの合う事!
キャンティはオールマイティと言っても、やっぱりトスカーナワインですからね!
お肉が合います~~!

そして、ここがポイント
和風の味付けの物にも最高に合う
しっかりとした味付けは勿論、繊細な味付けの物にも


全てのお料理が美味しくて、全てのワインも美味しくて!

幸せな幸せな時間でした


そして、一番心に響いた言葉

宮嶋先生が仰った事。

私達のように『ワインを仕事』としている人間は、ワインの違いを見分けようとする。

畑の違いなど、そのベクトルはオタクの世界へ行きがち。

しかし、消費者の皆様は「ワインを楽しみたい!」

如何に、お客様にワインを楽しんで頂くか、それを第一に考える事を忘れないように

私は『ワイン好きな方は、私がどう動こうが、私の存在無しでも、きっとワインは飲んで行かれるでしょう。だから、私はワインに対してちょっとだけ興味があるけれど「よくわからない。でももちょっと知りたいな」と思ってらっしゃる方のお手伝いがしたい』って思ったのが、この世界で頑張ろう!と思ったきっかけでした。

でも、宮嶋先生が仰るように、その面白さをお伝えしよう~~、どうやったらお伝えできるかしら?と思うと、どうしてもオタク的解説をしてしまう自分に「ううううん」と思っていたのですね


そうなんです。

全ては


『心に花が咲く方へ』


これを忘れず、これからも頑張って行こうと思います







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