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『天守物語』@新国立劇場中劇場

2011年11月07日 | Weblog
シリーズ「【美×劇】──滅びゆくものに託した美意識──」第三作


作 泉 鏡花

演出 白井 晃

キャスト 
富姫・篠井英介 姫川図書之助・平岡祐太 
亀姫・奥村佳恵 桔梗・村岡希美
山隅九平・関 秀人  小田原修理・関戸将志
朱の盤坊・坂元健児
近江之丞桃六・小林勝也 舌長姥・田根楽子
薄・江波杏子


『天守物語』公式HPはこちら


富姫に篠井さん、演出が白井さんという事で、ずっと楽しみにしておりました


客席よりも広い奥行のある舞台。。。

うむ~~。贅沢だ~~~

そのだだっ広い空間とほぼモノトーンの殺風景ともいうべき舞台装置が、天守閣の中にある魔界を、逆にリアルに感じさせてくれた気がします。


白井さんの演出される作品は、いつもスタイリッシュで研ぎ澄まされた感じですが、今回も白井ワールド炸裂だったのではないでしょうか?

『天守物語』は、私の愛する花組芝居の十八番的舞台なのだと個人的に思っていますが、悲しい事に私は実物を拝見してません

私がNHKの朝の連ドラ『あすか』で加納さんを拝見し「このお方はいったいどんな方なのでしょ!」という世紀の発見をした時、とっとと調べれば良かったものの、行動を起こした時は、すでにその舞台を終えられた直後だったのです

初演分がビデオになって発売されていたので、取り寄せた所、その舞台の素晴らしさに魅せられて、すっかり花組芝居の虜になってしまった、記念すべき演目であります


なにせ『ビデオ』なので、最近は拝見していなかったものの、今回の舞台を拝見し、その台詞を自分は殆ど覚えていて…

「いったい何回繰り返し観たのだ」と思ったと同時に、鏡花の台詞の美しさと、その言葉の魅力だどれだけ素晴らしいか…を惚れ惚れ聴いておりました



富姫役の篠井さんは、さすがで
気品あふれ、慈愛にあふれた富姫、素晴らしかったです

そして、私が今回心惹かれたのが、亀姫役の奥村佳恵さん。
あの『ガラスの仮面』に出られた方なのですね!
観にいけば良かった~~と今さら後悔。。。
美しいだけではなく、何ともいえない不思議な魅力を持った女優さんだな~~って思いました



もちろん。。。。

舞台は素晴らしかったです。

ラストのシーンは本当に芸術!


でも!

観終わって思った事は…


「やっぱり加納幸和は天才だ~~!」(呼び捨て申し訳ありません)


でした


いつ拝見できるのかな。。。


少なくとも2013年以降か~~。ため息。


ま、人生は長い!楽しみに待つとしましょ
コメント
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