24 黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

Oldman & God

2023年10月09日 | 気象

2023年10月9日(月曜日)スポーツの日 午前4時50分:[  15c/23c/80%  ]{ Getup0400 }

昨夕より、ずっと静かに雨が降っている。秋雨? この時間になって、急に降りが強くなった。それでも、通常なら午前8時前には止む。高温乾燥が長く続いたと思ったら、今度は水浸し。大地がしっとり濡れている。

昨日の午前中は、排水路土手の大量の草と、いつの間にか、あちこちに根をはやして、2m近い幼木に育っているナンキンハゼを切って、一輪車に山積みして、5回も山椒畑の入口に運んだ。思いの外、時間がかかり、思いの外、汗だくになったが、すっかり片付いて、気分良好。土手の大半の雑草は、働き者の村人がざあっと刈ってくれたので、集めて、数カ所に山積みしておいたのだ。

そして、午後は、村の交番所に1時45分集合。前の日に、本殿から降りて、村の外れの神社にお泊まりなった「おしっさま」が、激しい太鼓の音と共に、村道を、ゆっくり、それこそ、映画で見た、花魁道中のように、500mほどを1時間30分かけて、進む。その間、村の中を走る旧道を交通止めにするのだ。

若いおまわりと交番所連絡協議会の8名が、交通整理に当たる。かったるい「道行」にうんざりしていると、旧道の角にやってきて、太鼓のリズムが早くなり、大きく舞い踊ってから、本殿を目指す200mほどの坂道を、猛烈な勢いで駆け上っていく。これが、なかなかの迫力で感動する。集まった大勢の村人などが声を上げて、ついていく。この地区に75年も住んでいるが、見たのは初めてのこと。

「おしっさま」が駆け上がった後は、交通整理は終了。解散。私は、後輩の集落の知人と共に、大勢をかき分けて、本殿に向かった。両脇に屋台が数軒店を出している。市会議員一人、奉賛会の10名ほどの村役や小中学校の校長など、本殿に集まった35名ほどの半数は、礼服であり、ハッピを着ている。交通安全の黄色い、薄手のカッパを着ているのは、私だけ。奉賛会の会長の案内で、来賓7名は腰掛けがあり、私は、市会議員の隣、2番目。3番目が公民館長。後ろの列に校長さんたち。

村役などは、全員、板の間に座る。神主2名が、それぞれ仕切る神事が始まり、30分後に玉串を奉じて、お役目終了。神事の間も、拝殿の外では、子供たちや村人が大勢集まって、音楽を流しながら、賑やかにゲーム大会などをやっている。それも村祭りの一環だ。

神事が終わる頃、生憎小雨が落ちてきた。奉賛会会長も丁重だったし、市議会議員と好き放題おしゃべりしたし、同級生や知人とも言葉を交わしたし、気分よく、たこ焼きを買って、早々に帰宅した。午後5時。

私の長い1日が、ようやく終了した。