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小説家になりたいヨモギさんは色んな仕事を掛けもちしてる・・・
「ハ・いそがしっ ハ・いそがしっ」
「アッ!ヨモギさん
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長岡京市ゆかりの本を見つけたの?」
「そう。山岡荘八さんの『徳川家康』シリーズ第16巻
太閤秀吉が亡くなり 朝鮮からは兵が撤退
石田三成と敵対・・・と続く時期の伏見で
家臣の井伊直政が徳川家康に進言したシーン
『しかしこの屋敷では、万一無思慮な暴徒が現れましても・・・』
『お許がいる。鳥居父子もいる。それに康政もやって来る。いざとなったら、結城(秀康)のもまさか手をこまぬいてはいまい。それに・・・』
と、いって家康は声をおとした。
『細川忠興が、万一のときには、きっと加賀どのを諫止(かんし)しよう。案ずるな」
直政は、はじめて大きくうなずいた。
細川忠興の嫡子与一郎忠隆のもとへ、前田利家の六女千世姫が嫁いでいる。千世姫は長兄の利長と同腹で、利長と細川忠興ともまた年齢も近く特に親しい間柄だった。
とある。」
「・・・ぜんぜん出てきません。長岡京市
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「それより 明後日の11月12日は長岡京ガラシャ祭りだゾ」
「市民のまつりですね
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「ガラシャウィークの今日から当日まで勝竜寺城公園の2階で
細川忠興さんのパパ
細川幽斎さんの古文書を特別展示してる」
「それを紹介したかったンですね・・・
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「そう。
サ!特別展示の準備だ!準備!」
「だから・・・何の仕事を掛け持ちしてるの?
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つづく
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≪アッくんの長岡京新聞
》
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