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小説家になりたいヨモギさんは色んな仕事を掛けもちしてる・・・
「クリスマスのプレゼントを配らないと~」
「忙しそうですね ヨモギさん
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「サンタクロース業だよ アッくん」
「何ですか?それ?
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「サンタに扮して あっちこっちの家に回る仕事だ」
「夢を届けてるンですね
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「まあな
それより また長岡京市が登場する本を見つけたンぞ」
「どんな本ですか?
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「これだ!五木寛之さんの『親鸞(しんらん)』って本だ
登場するシーンはココ
親鸞の子 善鸞(ぜんらん)と妙禅坊の会話
『念仏者に身分のちがいはない。とわたしも教えられました・・・
でもそのことをあえて言いたてて
世間をはばからぬふるまいをする・・・』
妙禅坊は次の唱導(しょうどう)の日どりを善鸞に告げた。
『ぜひ勤めてみたい題目があるのです・・・
武士から念仏者になった人物をとりあげてみたいのです』
『・・・で、どなたをおとりあげなさるのですか』
『蓮生です。法力房蓮生(ほうりきぼうれんせい)を考えております』
『いや、驚きました。法力房蓮生といえば、熊谷次郎直実(くまがやじろうなおざね)のことではありませんか』
とある。」
「熊谷次郎直実?
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「直実・・・つまり蓮生さんは
長岡京市の光明寺の創建に力をつくした人だ
だから
蓮生は、源頼朝につかえる武士だった。
さまざまな合戦で名をあげたが、のちに感ずるところあって法然上人の門下となり、念仏者として生きた人物である。
と解説されている」
「なるほどね~
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「この辺でサンタのクロースじゃないが
クローズするゾ じゃあナ」
「ダジャレ落ちで 行ってしまった
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つづく
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