アッくんの長岡京新聞社

アッくんの周りで起きる小さくて明るい話題を贈ります。

偉人の話 二年生の『ほそかわ ガラシャふじん』 (宮脇紀雄)

2016年10月27日 | □ 長岡京市ゆかりの本(ヨモギさん)
平成28年10月27日(木)
 小説家になりたいヨモギさんは色んな仕事を掛けもちしてる・・・

「アッ! ヨモギさん今日は?
「小学校の授業だ アッくん」
「え?先生もやってるの?
「まあな ところで長岡京市にゆかりのある偉人が登場する本を見つけたンぞ
 宮脇紀雄さんの『偉人の話 二年生』だ」
「何か見たことある
「偉人の話は『ほそかわ ガラシャふじん』
 初版は1957年なので もう60近く前の本だ」
「そんなに古いンだ
「ところでアッくん 読んでみて?」
「え?朗読ですか?
「そう!早く!」
「じゃあ・・・

 年をとった おさむらいは いいました・・・
『おっつけ、われらも おともいたします。ごめん。』
 さけぶのと いっしょに、うつくしい ガラシャふじんの くびを うちました。
「くびを うつ!ってどういうこと?2年生に判るように説明して?」
「う~ん う~ん。。。
 体がふたつになるとか・・・
「怖いだろ!続きは?」
「『おくがたさまは、ただいま おはてなされたぞ。』
「おはて?おはてって何?」
「う~ん う~ん。。。
 鬼籍にいる・・・かな?
「伝わらン!」
「難しいですよー説明
「だろ?でも この本に
『先生や、ご両親の皆さまから、補足してお話しくださいますように、お願いしたいと思います。』
 って書いてあるンだ」
「親も勉強しないとダメかも
「まあな『読んだあとで』
 というコーナーがあるから紹介するゾ

『ほそかわ ガラシャふじんは、いまから 4百年ほど まえの 人で、
 ほそかわ ただおきという とのさまの おくがたでした。

 ガラシャふじんが、りっぱな さいごを とげたのを 見て、
 人びとは どう おもいましたか。』
 どう おもいましたか・・・
 アッくんは どう思いましたか?」
「う~ん う~ん。。。
 りっぱな 最後だと・・・
「他に感想はないの?」
 つづく
(毎月第4木曜日は図書館で大人による子どもの本の読書会です。
 土曜日はガラシャ夫人の朗読講演です