アッくんの長岡京新聞社

アッくんの周りで起きる小さくて明るい話題を贈ります。

勝龍寺城土塁跡は横矢掛り跡

2013年07月02日 | □ 長岡京市ゆかりの歴史(イチョウくん)
平成25年7月2日(火)


「アッくんさん アッくんさん こちらは現地リポーターのイチョウです。
 私は今 勝龍寺城の土塁跡に来ています。

 埋蔵文化財調査で竹が伐採されて
 土塁の様子が判ってきました。

 写真の左奥に勝竜寺城公園のあずまやが写っているのがわかるでしょうか?

 城の本丸に向かって敵が押し寄せたとき

 攻め込んだ敵と戦うための防御施設
 土塁と空堀が残っています。

 特徴的なのは門に向かって突入する敵を
 横から射るため
 土塁を盛っている点です。

 ちょうどブルーシートがかかっているあたりです。

 あの場所から城へ侵入する敵に向かって
 弓などで攻撃するそうです。

 敵は前と横と2方向から射掛けられてしまうのです。

 この構造は横矢掛りというそうです。
 城の出入り口に造られる
 桝形小口(=虎口=こぐち)の形をしています

 後の織豊時代(しょくほう時代)の近代城郭につながる
 初期の織田信長の城づくりが伺えるそうです。

 以上 勝龍寺城の土塁跡から
 イチョウくんの現地レポートでした!」

パチン!(電源OFF)

「あの土塁の上から
 八重さんにスペンサー銃で撃たれているような気がする・・・
NHK大河ドラマの見すぎじゃない?大丈夫?」
「さすけねぇ(≒大丈夫です)

写真の場所はココです!)