楽山大仏は世界最大の磨崖仏です。
高さ71m、肩幅は24mで、頭の高さだけでも14.7mあります。
大仏のある凌雲山は峨眉山から40kmほどの距離。
岷江、大渡河、青衣江の3つの大きな川が合流する場所にあります。
団体旅行だと峨眉山と楽山大仏は、ほぼ必ずセットになっていると思います。
大仏を間近で見るには、まず凌雲山を登ります。
山の上からは大仏様のお顔を間近に見ることができます。
目の前で見るととにかく大きい。。
大仏の足元へ降りる道は凌雲桟道だけになっています。
九曲桟道は上り方向の一方通行になっていました。
下りも上りも狭い階段や岩を掘ったトンネルを通るので混雑します。
凌雲山には、大仏以外にも凌雲寺などの仏教寺院がありますが、
みなさんの目的地は楽山大仏なので、大仏以外の場所はさほど混んでいません。
楽山はかつて有数の塩の産地でした。
塩を運ぶ船の安全やこの地に度々発生する川の氾濫を鎮めることを祈念して、
大仏が建立されたそうです。
確かに川幅は広いのに流れはかなり急で、落ちたら助かる気がしません。
大仏が造られたのは唐代、713年から建造が始まり90年の歳月をかけて完成しました。
楽山大仏は峨眉山と合わせて1996年に文化と自然の複合遺産として、
ユネスコの世界遺産に登録されています。
観光船に乗って川から大仏を見ることもできます。
大仏の前で10分ほど停船してくれるようです。
楽山大仏景区の北門から岷江沿いに500mぐらいの場所にも乗り場があります。
楽山は辛くない美味しいものもたくさんある街です。
中でも有名なのは、跷脚牛肉(qiao jiao niu rou)と甜皮鴨(tian pi ya)。
跷脚牛肉は塩味系あっさり味の牛ホルモンスープ料理です。
お好みで、唐辛子、山椒、ナッツ類などを混ぜたスパイスをつけていただきます。
甜皮鴨は字の如く少し甘くて北京ダックのように皮がパリパリの鴨料理。
他にも豆腐脳と呼ばれるおぼろ豆腐なども有名です。
どれも辛くないので辛いのが苦手な人も安心。
跷脚牛肉は”非物質文化遺産”なんていう称号がついているようです。
楽山まで来たら是非、辛くない料理も試してみるのもよいかと。
それと山や階段のきつい九曲桟道はちょっと。。と思うなら、
大仏の頭は目の前で見られませんが、凌雲山には登らず観光船のほうがお薦めかもしれません。
大仏の全体像が見られるのでいい写真も撮れると思います。
観光船なら山登り不要で楽山大仏景区に入るより値段も少し安いです。
ありました
もちろん、私も行きたいなと思っていたところです
良い所に行かれましたね・・そしていつもながらうらやましい!
私は本当に近場に遠慮しながらのドライブ・・・
とにかく3月中旬まで耐えるのみ・・・?
凄い大きい仏様:仏像!
料理はもちろん全くダメですからね?
最近は、面白いことがないので気が滅入ります(わらい)株の動きをネットで見るのみ?
このように大きくはだいですよね?先日は川中不動と
小さな国宝を見てきたばかり・・
これで満足しています?
楽山大仏、とにかく大きいです。バーミヤンの大仏よりも大きいです。
昔、大分の臼杵の石仏も見に行きましたが、大きさは比べ物にならないぐらい。
食べ物(笑)、豆腐は大丈夫かもしれません(笑)
南部梅林いいですよね。
梅のシーズンが終わるまでに落ち着いてくれればよいのですが。
学生の頃(大昔)に南部近辺にはよく行きました。
蘇州でも梅が咲き始めたようです。
歴史が好きなので、この広大な土地をどうやって支配していたのか、、とっても壮大です。それにしてもスゴイ河の水量。
中国広いです。いろんな景色が楽しめます。
まだまだ知らないことばかりです。
四川盆地はチベット高原の東の端とはいえ、
すぐ近くに標高5000mを越えるような高い山々があるので、
水量も水流もすごいことになるのかと。
本当にどうやってこの広い国土を統治していたのでしょうね。
地方ごとにそれなりの自治や利権があったのでしょうか。
今でも中国では、それなりに地方に権限があって、
日本のような、どこに行っても同等の行政サービスというのはありません。
中央政府から指示通達について、”あれは北京の言っていることだから”
と片付けられることもありますよ(笑)