1本のわらしべ

骨肉腫と闘う子供とその家族とともに

剣道

2010-04-14 12:20:41 | Weblog
3年前、私の心にぽっかり空いた穴。そこにハマったのが剣道でした。

中学生の頃、剣道に憧れていました。でも照れ屋の私は、あの「や~、め~ん!」という掛け声の事を考えただけで「無理」とあきらめました。
それから何十年という歳月が流れ、剣道と向き合うチャンスが訪れました。
サッカーも「やらない!」野球も「やらない!」と言っていた息子を連れて、
剣道の練習を見に行きました。この時の息子の答えは「どっちでもいい。」でした。
さっそく次の週から練習開始。 
「腕をたたかれた。」「竹刀がお腹にあたった。」と言っては、泣きながらこちらに歩いてきます。
湿布を貼ると安心して、また練習に戻っていきます。
小学校1年生の秋から始めて現在まで、よく続いたものだと思います。
途中の2年間は、娘の看病のため送り迎えできない私に代わって、友人や上の娘が付き添ってくれました。
2年ぶりに送迎に復帰した私は成長した息子に驚きました。
息子は小さいけれど一人前の剣士になっていました。
その頃、付き添いの親は、寒い体育館の隅っこで震えながら練習を見守っていたのですが
あまりに寒いので、「体操だけでも」と体を動かすようになりました。
そのうち「素振りだけでも」から「防具を揃えようか」と深みにはまり、とうとう級審査を
受けるまでになりました。
5月には「初段」に挑戦します。
写真は友人が私のために作ってくれた「竹刀袋」です。
私には、もったいない逸品ですが、これに相応しい剣道ができるよう精進します。

娘は、呆れているでしょうか。笑っているでしょうか。

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2 コメント

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Unknown (Zakky)
2010-05-07 23:53:32
きっと笑顔で見守ってくれていますよ^^
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ありがとうございます (はは)
2010-05-17 17:30:25
Zakkyさん、コメントありがとうございます。
ちょうど昨日、初段の審査が終わりました。無事合格しました。これで、この竹刀袋も堂々と持てそうです。
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