1本のわらしべ

骨肉腫と闘う子供とその家族とともに

このブログのこと

2007-10-15 18:33:36 | Weblog
今日このブログを読み返して思ったこと。
骨肉腫と闘っている患者さんのご家族を力づけたくて始めたはずなのに、これでは
恐がらせてるんじゃないかと反省しています。
娘のことを思い出しながら書いているとどうしてもこういう文章になってしまいます。でも娘の病例は最悪のパターンだと思って読んでください。
「治療のこと」で書いたように骨肉腫はすでに治る病気になっています。治癒率80%に入れなかった20%の患者さんは、娘の様に特殊な(先生によると骨肉腫とは似て非なるものかも知れない)例か、不幸にも発見が遅れてしまった例がほとんどだと思います。
娘と一緒に闘っていた小学生の男の子、20代のお姉さん二人、娘と入れ替わりに入院してきた同い年の女の子。みんな元気に退院して行きました。
人工骨だったり、義足だったりするので今までのように自由には動けません。これから社会に戻って、新たな闘いに挑まなければならないでしょう。
でも、彼らは、病気に勝てなかった娘たちの希望です。胸を張って生きて行って欲しいです。
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