1本のわらしべ

骨肉腫と闘う子供とその家族とともに

神はいるの?

2008-11-03 20:05:49 | Weblog
今朝、ある花屋の前を通った。
ここを通るたびに、「神はいるのかな?」と考える。

まだ子供が生まれる前の話。
主人の会社の同僚の人たちとよく遊びに行った。
スキー、バーべキューなどなど。
その頃、事務員さんだったAさん。子供が生まれてからも、よく我が家に遊びにきてくれた。
数年前、Aさんは会社を辞めてフラワーアレンジメントの学校に通い始めた。
そこで知り合った男性と結婚し、ふたりでお花屋さんを始めるという噂は聞いていたけど彼女とはそれきり会う事がなかった。

ところが娘が亡くなった翌日。
お別れの会の準備をしているところへ、彼女が現われた。
結婚した旦那さまのご実家が、この町でお花屋さんを営まれていて、そのお店に
花キューピットの注文(遠方に住む私の友人が娘のために花を贈ってくれた)が入るはずだったのに何かの手違いで、隣町の息子夫婦のお花屋さんにFAXが入った。
届け先の名前を見て、彼女は花を抱えてとんできてくれた。

単なる偶然と片付けてしまえばそれで終わりだけど、
こういうことがあるたびに「神様っているのかな?」と思ってしまう。