今日で図書館で開催されている「平和の企画展」は最終日。
例年と異なり、図書館での開催。
通常、「新刊コーナー」として使用されている場所で
展示。
8月なので広島、長崎の原爆をテーマとしての展示。
「戦後71年、そして、昨年は集団的自衛権の問題で若い人が
あれだけ平和というもの、戦争というものを考えた。
今年は第2次世界大戦、そして16日の資料など
8月というものを考える内容であるべきではないのですか?」
「昨今の外交問題、日本をめぐる海外の動きを鑑みて
もう少し、当時の日本と連合国の攻防を掘り下げてほしかった」
等々、ここ数日、戦争体験をなさった方々から
ご意見をいただきました。
私も今回の展示規模が「コンパクト」であることに
驚きを隠せなかった一人ですが・・・・
最終日の今日も、「昨日も来たんだよ」という方から声をかけられました。
「さみしいよね、こうやって風化させてしまうんですかね」
胸に重く重くのしかかり。
戦後体験記。
わが家にあるのですが、あらためて読み返し、
「風化させてしまう」の「させて」が、くさびのように
胸にひっかかっています。