あかねの出来事

毎日いろいろな出来事、出会いがあります。
今日はどういう一日だったでしょう?

どう選ぶ?どう考える?「電力自由化」

2016-03-13 16:42:53 | Weblog

  






今日は消費者団体と東京都との協働学習会に
参加しました。

先日は厚生委員会と消費者グループ「めぐみネット」さんと
議会だより「議会のとびら」の市民インタビューを行い
「生ごみ堆肥化」について、日頃の活動等々伺いました。
消費者の日では「エコアクション」についても学んだり。
ここ数日、消費者問題についてご縁がある日々。

さて、今日の「電力自由化」については、誰もが「疑問」や
「果たしてどこを選ぶ?」と思う問題。
まつわる詐欺も発生しているようですね。

わが家にも「怪しげ」な電話がかかってきましたよ!

環境ジャーナリストの小澤祥司先生が講師。
とてもわかりやすく、お話しをしていただけました。

「自由化」といっても、東京電力は(ざっくりわければ)
わかれ、「発電部門」「送電部門」「小売り部門」の3つの事業部に。

発電、送電に関しては東京電力しかできないわけですから
「何も変わらないんだなあ・・・・」という声が会場からも
もれました。

仮に「北海道の風力発電を行う会社」と契約しても、
自宅に届く電気は「最寄りの発電所から届く電気」
つまりは「東京電力」

新電力と契約しても、卸電力の部分は既存電力会社なのです。

仮に、契約した電力会社が倒産したり、何かの事情で事業を
やめてしまっても、送配電事業者(東京電力)が供給義務を
負っているので、停電することはないし、
落雷等で、停電しても、メンテにくるのは「送配電事業者」なのですね。

料金にしても、新電力会社は「使えば使うほど安くなる」プラン。
現在の電気料金は従量制なので、「使えば使うほど高く」なる
設定・・・・
ここも考えるポイントですよね。。。

先生いわく、「いろいろなプランを比べることができるサイトが
あるので、比較してみるのもよいですよ」とのこと。

いまのところ、我が家は「このままでいいかなかあ・・・・」と
考えていますが一度、比較してみようかな?と
今日のお話しを聴いて思いました。

それにしても「自由化」といっても
「結局は既存の電力会社は守られている」ように思ってしまいましたし、
「なんのための自由化」なのか?
考えてしまいました。