2023年8月22日に備えよ!? :230822情報
とある情報会社からブログネタを入手しているのですが、同じ情報会社から正反対の情報をもらい、困惑している筆者です。
8月16日に舞い込んだ情報
2023年8月22日。この日、世界最強の国家 アメリカに何が起きるか知っていますか?
——米ドルに代わる新通貨発表でアメリカはNo.1の座からついに陥落する… 8.22 ドル・ショック――
世界最強の通貨 ドルに待ち受ける3つのシナリオ
米ドルの価値が半分以下…
米優良企業の株価が最大90%下落…
米ドル資産の凍結までも実行される可能性…
この分析を行ったのは、CIA・ホワイトハウス・国防総省の元参謀であるジム・リカーズ氏。彼はリーマンショックの発生や暗号資産の普及、トランプ大統領当選、ウクライナ戦争の勃発…など世の中を一変させる大きな出来事を事前に予測し、的中させてきました。そんな彼は、8月22日に起きる出来事により…
・米国株の株価が50%、75%、あるいはそれ以上下落する。
・バイデン政権は税率を60%、70%、あるいはそれ以上に引き上げる。
・米ドルの価値が半分以下になる。
そして何よりアメリカNo.1時代が終わる可能性があると予測しています。
これに類する情報については、8月18日付の当ブログ『ドル崩壊と大不況!?』でも述べています。
二つの情報を見ると、なにやら、大変なことが起こりそうな雰囲気です。
これらの情報の背景には、22日から南アフリカのヨハネスブルグで開かれる、中国、ロシア、インド、ブラジル、南アフリカの新興5カ国(BRICS)首脳会議、そこで加盟5カ国が創設した「新開発銀行」(NDB、本部・中国上海)についての議論があるからと云われているからです。
しかも、主催国の南ア政府当局者は、サウジアラビアやイラン、インドネシアやアルゼンチンなど70カ国以上を会議に招待したと述べていますので、先進国主導の国際秩序への対抗軸として注目を集めている模様です。
仮に人民元が「アジア決済同盟」(ACU)で国際決済システムになり、「SWIFT」に替わってしまえば、ドルの価値はさがるのではないかと見る向きがあるのです。
ところが、8月21日には、その情報会社の主催者からは以下の真反対の情報が寄せられました。
主催者の言:
最近、「8/22以降にドルが暴落するんじゃないか?」あるいは、もっと極端な言い方で、「ドルが消滅するんじゃないか?」といった憶測が飛び交っていますが、私は全くそう思っておりません。
構造的に脱ドル化が進んでいるというのは事実です。しかしそのことと、これからドルが暴落するという話は直接、結びつくことはありません。
この主催者の言については、7月21日のブログ『新BRICS通貨は米ドル支配を終わらせるのか!?』ですでにその理由が述べられております。
結論部分を再掲載してみますと、下記の理由のようです。
ゴールドマン・サックスが裏で糸を引いているのなら、「BRICS通貨の金本位制」も逆に説得力があるのではないかという考え方もあると思います。しかし、当のBRICS各国は思惑が違います。ロシアにしてもチャイナにしてもゴールドマン・サックスのような国際金融資本と今の政権はかなり対立しています。
習近平は、国際金融は排除し、ロシアやイランなどの一部の国と団結して、西側の先進国中心の経済システムとは別の鎖国的システムを構築しようとしています。プーチンも、国際資本とはつかず離れずの立場でしたが、ウクライナ戦争を始めてからは国際的な金融資本はむしろ彼の敵となっています。
以上の理由から、BRICS共同通貨が現実化する可能性は非常に低いと私は見ております。
果たしてどちらの情報が正しいのか、その答えはここ数日でわかります。それにしても、この情報会社、マッチポンプのような気がしないでもないですね。
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