赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

百条委員会は都議選後に current topics(243)

2017-03-22 12:13:32 | 政治見解




current topics(243): 百条委員会は都議選後に



現行の百条委員会は多数派を占める都議会自民党が石原氏を擁護し、
豊洲市場への移転を早める方向で進めています。

百条委員会は、自民党の委員が多数であるだけではなく、
豊洲移転に関わる利権に加担した自民党議員も委員の中に含まれています。

そのため利権問題に触れないようガードを固くしています。

一方、現在の野党議員の質問者も能力が低く気迫にも欠けているので、
責任問題や利権問題には一歩も踏み込めずにいます。

大きな要因として、現状の都議会の党派別議員比率や、
百条委員会の党派別比率においては、自民党が多数を占めています。

そのため自民党の存在が障害となり、審議や証人喚問で真相を解明することが極めて困難になっています。

このような現状の閉塞感を抜本的に脱するためには、議員の資質や政党別議員比率を変える必要があります。

そのためには夏の都議会議員選挙において、本気で都政を改革しようとする多数の議員の当選が求められています。

そうすることで、審議や特別委員会ではより公正で正確な問題解明に取り組むことが出来るのではないでしょうか。

また、都議選後は、百条委員会を新しい委員で構成し直し、証人喚問の対象者には元知事や市場長だけではなく、
自民党都議(この時点では現役ではない可能性あり)と都の関係職員を加えるべきです。

時間が多少かかろうとも、都民が本当に納得した形での市場問題解決を期待しています。




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