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ちくわブログ

ちくわの夜明け

養老の滝

2014-06-13 16:34:16 | 
居酒屋チェーン的なのではなく、岐阜の観光地です。千葉の方でもありません。岐阜県です。


わたしはここが子供の頃から大好きで、幼少の頃から親に連れられて行っておりました。
上京してからも、帰省の折々に何度か連れて行ってもらい、我が家の定番お出かけスポットとなっているのです。

今年の正月には数年ぶりに訪れ、現地に着いてみれば見事な雪景色で道中何度も転ぶはめとなりました。

ここまで雪深く積もっている養老の滝は見たことがなく、父母ともに驚きながらも楽しみつつ、景色を満喫することができました。
腰の悪くなった母を何度も転がすことができるほど積もった雪は、養老山を観光地的な色合いの強い普段の景色から、荘厳な山河へと変貌させておりました。



しかしながら一方で、わたしが養老の滝を好きな理由のひとつは、そのあからさまな「観光地的風情」にあります。



こうした昔ながらの土産物屋で、くだらないキーホルダーやひょうたんを買い、五平餅などを食べ歩く。

年季の入った看板も。



「リフト」で客寄せができた当時をしのばせる手書き看板の数々。

かと思えば、少し歩くとなかなかの自然を見せてくれます。

道中、仮死状態の昆虫が。

「養老の滝」に到着。

滝から飛沫を含んだ風が、やや汗ばんだ体をなでて心地いいです。

大昔から奉られている川らしく、神社やお寺も点在します。



昔の日本人が、川を穢れを流す場所と信じていたのも頷けます。

こうした場所に自然と集まった「観光地的な色」が、今もそこに生きる人々の営みを感じさせて、何度きても飽きさせずに、楽しませてくれます。


以上。



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東京タワー無酸素単独登攀

2014-05-24 14:28:06 | 
東京にアジトをかまえること16年のいまさら、改めて東京タワーに行ってきました。
以前行ってからかれこれ10年以上は経っていると思う。


今回は歩いて登ろうということで、気合を入れてかかります。

ムム!!
はとバスのお姉さん!!

かわいいなあ。

そうしていろいろ漲らせながら入場せんとしたその時

これがノッポンか。
ゆるキャラブームにうまく乗っかって、かなり早いうちから毒舌キャラで売ってたような人たち。

真下から内臓


中ではノッポン(兄)がお出迎え。

すごいなんか怪しい動きしてた。



そして商い。



たくましい。

LEGOの東京タワーがありました。これはすごい。


さてでは、徒歩で登ってみます。階段のある3階へ。
ここに出るまでが非常に分かり辛かった。





登るとすぐさま兄弟からの軽い脅迫。

景色はいいし、風は気持ちよい。なかなか快適です。

踊り場ごとにノッポン兄弟からクイズや一言があったり。

はとバスの群れ。

(弟)の方は優しい性格です。

東京タワー登ってる感が出てきました。




中学生男子が何人か登っていきましたが、修学旅行で東京タワー徒歩で登るとかものすごく嫌だな。


で。

わりとあっという間に登りきりました。

「ああ疲れた、もういいや」と思いかけた頃くらいにゴールだったので、ほんとに軽くいい運動という感覚でした。

認定証もろた。


展望台で登ってきた高さを確認。少々の達成感。











さて。
東京タワーといえば、あの独特の「東京という地方感」を感じさせてくれる、やや洗練されない空気が好きだったのですが、今はどうなっているのでしょう。

そうそうこういうタワーとぜんぜん関係ないいらない土産物が売ってたり。







にしてもこけしってのはなんなんだ。

日本刀とか…・・・

そしてなんといっても、東京タワーと言えば蝋人形館。
どこにあるんだっけと探してみましたが、ない。

どうやら去年閉館してしまったらしく。

えええええええええええ
蝋人形館の無い東京タワー・・・

というか、もう全体的に小奇麗になってるんですよね。
京都タワーもそうだけど、こういう観光地はどこか野暮ったいところがいいのに。

そんなふうに思うのは、自分が大人になったからなのか。ただの懐古なのか。
そう思ったこともあるんですが、そうじゃないんですよね。子供の頃でもちょっと古めかしいところとか、怪しい雰囲気の場所に行くとワクワクしていた。
そういうのがなくて整然としてちょっとスカスカになってしまった。
「新しくなった地方都市の駅」みたいな。



とかいいつつもノッポンシャーペンを買った。

すごくないですかこの存在感。
シャーペンとかいってこのナリ。いらないわー。



最後は、タワー下でハイボールガーデンというのをやっていたので軽く一杯。






以上。



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高崎中央銀座と焼きまんじゅう

2014-05-15 23:26:18 | 
この前用事があって群馬に行ってきたのですが、その際いつものように高崎で待ち合わせをしていました。

自宅の最寄り駅から高崎駅まで、だいたい3時間近くかかります。
こんなに時間をかけて行くわけだから、ちょっとした旅行気分、ブラリッ とした気分でも味わいたいところ。
なので今回は高崎駅周辺で何か楽しげなところは無いか、といろいろ調べておりました。

しかしない。


ひとつ、気になる商店街があるといえばありました。
それが高崎中央銀座。
古い商店街、アーケードが大好きなのでここに行ってみよう。
喫茶店もあるのか、いいじゃないか。



当日。
考えてみれば、高崎駅には何度も来ましたがじっくりと歩いたことがなかった。
なぜなら駅前がすでに微妙に開発されてて、味も素っ気もないからです。

しかし少し歩けば、なるほど古い町並みが残ってて面白い。

レディ!!!!

しデイ??

まあいいや。
駅から15分ほど歩き、高崎中央銀座に到着。


ああ。すごいワクワクする。

「元気です!中央ぎんざ」の旗がエレガントにお出迎え。

元気!

元気!!

元気!!!


うおおおお!!元気!!!
元気たくさんもらっちゃった!!


青果店の2階にあったラーメン屋。

今週とはいつだろう。
(追記:コメントにて「安くてうまい」といただきました。失礼しました!こちら中央軒というお店だそうです)

普通に元気な定食屋。時間の都合で入り損ねましたが、次はぜひ入りたい。

レコードを売るレコード屋。

本屋さん。そうだ、本屋って昔こんな感じだったよな。



入ろうと思っていた喫茶店は閉店しておりました…



さて。

この瀕死状態にある高崎中央銀座を一躍有名にしたのが、今年2月の大雪でした。

【高崎前橋経済新聞】大雪で崩落のアーケード、崩落部分の撤去完了-高崎市街地、中央銀座
http://takasaki.keizai.biz/headline/2143/

大雪でアーケード崩壊!高崎中央銀座商店街
http://twicolle.jp/user/printdaikou/1936d3628fab2a38c785

ツイッターでかなり話題になったようです。知らなかった。


その崩落したアーケードは、中央銀座全体の後半部分にありました。



これはこれでいい。
骨組みだけ残ってて、その風情がしみじみとした気持ちにさせてくれます。

すでに閉館した映画館。



『ボーン・アイデンティティー』の日本公開が2003年とありますので、かれこれ約10年は放置されたことになるのでしょうか。

こういった商店街にはゲーセンがありましたよね。
親戚のお兄ちゃんに連れてってもらって、自販機でグーテンバーガーやカップ焼きそば買ってもらったり。

最近まで営業していたと思われるバー。ふきっさらし感。


しかしまだ数店、営業されているので頑張ってほしいです。
また来ます。今度はめしでも食べに。


表通りに出ても、いくつか閉店されているお店を見かけました。





駅前に戻る途中、漫画『孤独のグルメ』でモデルとなった「焼きまんじゅう」屋さんがあったので、入ってみることにしました。

オリタ焼まんじゅう店

おばさんが注文を受け、ひとつひとつ丁寧に焼いてくれました。




焼き上がり、できたてホカホカのものを店内でいただきました。
上の2つが餡入り。

やはり高速のSAなどで食べるのとは違う、香ばしいたれ(ミソ)の味。

けっこうなボリュームと濃厚な味が楽しめて、一串160円。餡入りは170円。ややくどいと思われるが、すきっ腹にこれがちょうど良かった。
夜はまた別に食べる予定があったので、それまでの繋ぎとしてじゅうぶんでした。

おばさんも色々とお話してもてなしてくれました。

『孤独のグルメ』に出ていたお店は老朽化で移転、ご主人(お父さん)はお亡くなりになってしまったとのこと。
昔はアルバイトも雇ってやりくりしていたとか。
娘さんにあたるおばさんがお一人でやられていますが、それでも繁盛している様子で、滞在中だけでお客さんが2組ほどお持ち帰りをしていました。

うれしかったのが漫画の中でもご主人が言っていた「うちはミソが違う」という台詞。おばさんも言ってました。
「うちは他とはミソが違うからねえ…」

地元民に愛される自慢の味なんでしょうね。



というわけで高崎駅、わりと楽しめました。



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「いなほ号」の車窓、鶴岡という街

2014-04-01 01:34:06 | 
知っていますか、鶴岡市。



数年前、大阪~青森と日本海に沿って旅をした時、その灰色の景色がなんとも言えず感動的で、日本って美しい国だなあ、と。
彩り豊かだったり荘厳なさまだけじゃなく、人間と密着した自然、着飾らない景色や地方都市の風景に「これも日本の美しさの一面だなあ」と思ったものでがす。

写真フォルダ整理してたら、去年お仕事で山形県鶴岡駅に前乗りした時の写真が出てきたのでここに大公開します。


まずは上越新幹線で新潟へ。

わたしはいつも上越新幹線に乗るとこのように1階席なのですが、どのような呪いに阻まれたらこうした輪廻にめぐり合わせるのでしょうか。

壁壁壁足壁壁壁足壁壁壁足壁壁壁

おかげさまで上越新幹線といえばこのようなイメージを持っておるのであります。

新潟でいなほ号に乗り換え。

市街地を抜けて、野や川が美しくつらなる車窓。



しばらくすると日本海がおでましになり、ひととき旅情を感じさせてくれます。





こういった奇岩、巨大岩のたぐいも楽しめました。



海あり、山景もありときて、まさかこのように充実した車窓とは思っておらず、しみじみ日本の自然を楽しめました。




1時間半ほどで鶴岡駅に到着。

駅前。



あてもなく歩くと、やがておもむきのある商店街が。













日本海側の地方都市はなんともいえない独特の寂れ方をしていて、それがまた一種の風情を醸し出しているように感じます。
これは潮風によるものなのでしょうか。

駅前を離れるとほぼ人に会わず、商店街を抜けて今度は裏道を通って戻ることにしました。宿泊するホテル自体は駅前なのです。

そしてさらに小路に入っていくと、かわいらしい猫が。

どうも鼠と戯れていたらしく、それをくわえたままこちらにダッシュしてくるので、驚いてしまい、こちらが逃げるはめに。

ワイルドな猫だ。

庄内平野の山。街からこういった自然が見れるのもいいですね。地方都市の好きなところです。

ホテルの近くにとてもいい雰囲気のボーリング場。懐かしい…こういうボーリング場は昔よくありました。

味なマスコットキャラ。

なぜ巻きグソっぽいのか。

ホテルにチェックインし、荷物をといて窓から街を俯瞰する。


さて、少し休憩の後晩飯を食べに出ました。
目当ての純喫茶があるのでそこを目指しつつ、気になる道も散歩する。

おまーん

なんなの。

長じゅばんサロンとはどういったサービスを提供するお店なのか。

キャバクラのお姉さんが長じゅばんを着ていると思えばいいだろうか。

メインの通りに戻り、お目当ての喫茶店に到着。



なんともいえず、落ち着く雰囲気。広さもちょうど良い。
このように昔ながらでいながら、やや大きめの喫茶店が一番好きです。
コーシーとナポリタンをたのみました。

普通にうまい。このフツーってのがいい。

ゆっくりと疲れを癒やしつつ、仕事の資料を読んでお店を出ました。
入り口が見事だったので、帰りがけ撮影させていただきました。





以上。



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新潟駅前を歩く

2011-12-11 19:15:15 | 
先日、お仕事で新潟に行ってきました。


去年の日本海旅行でも新潟には寄ったのですが、青海川という海が目の前にある駅へ何時間かかけて行き、その後は近くに住んでいたUさんに温泉に連れて行ってもらったのでした。
それはそれで楽しかったのですが、旅の目的自体(日本海を見る)が移動を繰り返さざるをえない内容を孕んでいたので、「駅前でユックリ」とか、ほとんどできない状態でした。


で、今回お仕事の翌日、帰りの新幹線は自由席をとって、ホテルも一泊分余計にとることにし、新潟駅前を散策してみることにしました。


まずは到着の夜。つまり前乗り。
とったのは安いビジネスホテル。ここらへんのホテルってみんな安いのですね。一泊4千円しないホテルがいくつかありました。

夜になり、とりあえずおいしいものを食おう、ということで駅前をぶらつく。
宿を出たらいきなり出くわした風景。


いい。
未来の香りがする。

駅前と裏通りを通り・・・



適当なお店に入り、海の幸でビール、そして日本酒をやる。
のどくろ、イカのくちばし、鯨の味噌漬け・・・いろいろ。

当たり前だがうまかった。
ただ、ここで迷ったのが「新潟といえば日本酒」だけど、たいていの日本酒なんてもう日本どこでも、というか、東京なんかにいれば全国のお酒が飲めてしまうわけじゃないですか。
さらに日本酒なんてふだんめったに飲まないし・・・
なので、「新潟だから飲めるお酒」というより、この機会に日本酒を飲む、ってくらいに考えて店主のおまかせを飲みました。

「オヤジ!うまい酒飲ませろや」

と言えたらかっこいいのですが、普通に「あの、サーセン、なんか飲みやすいやつ・・・」とリクエスト。
出てきたのは新潟は長岡の『和楽互尊』という酒。
これがほんとにうまくて、けっこう飲んでしまいました。


いい気持ちになって宿に戻り、就寝。
翌日はみごとな快晴で撮影。


で、さらにその翌日。
一人になって、よし、自由だ!と駅前へ。しかし昨日までの晴天はどこへやら。空にはモッチリとした暑い雲。
まー日本海だし雲もいいだろ・・・と自分に言い聞かせ散策開始。

とはいえ、目的は決めよう、ということで咄嗟に思い浮かんだのがやはり海。
新潟駅って、海から近いのですね。
というわけで、歩いて海まで行ってみることにしました。

とりあえず腹ごしらえ。
去年来た時、何気なく入った駅前の喫茶店。ここのランチ、お米が非常においしかった。やっぱ新潟だから?
というわけで、今回も同じ喫茶店へ。

鶏の照り焼き定食。
相変わらずうまい。
うまい米で食うおかずが、またうまい。満腹感の充実度が、ジャンクフードやコンビニメシの比じゃないです。


シヤワセな気分で海の方向へ。
しばらく歩くと繁華街へ。そこに珍妙なタワーが。

レインボータワーというらしいです。
いやあレインボーだねえ。じつにレインボーだ。

ふむふむ。


すぐ近くにバスセンターがあったので入ってみる。
なんで入ってみたかっつうと、地方のバスセンターとか好きだからです。




生活というか。
地元の生っぽい空気に触れられるのはいいですね。

ちなみに後で知ったことですが、こちらの立喰コーナーのカレーは名物らしく、レトルトとして土産物屋で売っておりました。


萬代橋から信濃川を望む。

厚い雲間から、ちらっとのぞいた太陽の光。


さて。
ここまで2~3キロ。寄り道もしつつでやや歩きつかれてきたので、喫茶店へ入ります。

こちらの喫茶店「白十字」は、新潟で一番古く、昔から親しまれてきたお店とのこと。
店内は狭いけど、2階もありました。
おじいさんとおばあさんがカウンターをきりもりする中、ウェイトレスの女の子は若くて清楚な感じで、好感が持てました。別の意味でも好感が持てました。
向こう様もこちらに好感をもっていただければ幸い、と思ったのですが、何事も起こりませんでした。
普通にコーシーすすって帰りました。


再び歩きます。しばらくはずっと商店が続いてニギヤカです。

ちょっとした小道にまで商店があったりして。


高台に登ると、デカデカと「火の用心」の文字。消防署です。


ホテルでもらった観光マップに、ここから近くに「日本海タワー」なるものがある、と書いてあるので行ってみる事にする。

お、奥に見えるあれだな・・・

ちくちく歩いて到着。坂でちょっと疲れた。
ふう。

・・・・。
もう閉まっていんの。


いいですもう。
ここまでくれば海はもう少し、のはず。

ドカベンバス。
水島新司先生の故郷だそうです。


ひたすら歩く。
ここまで来ると住宅街。日も落ちかけてきて寂しい気持ちになってきました。
すると・・・・

あ!

海だ

こうやって、唐突に現れるもんなんだ。
そりゃそうか。
でもなんだか、不思議な気持ちになりました。



海はとても静かでした。人も殆どおらず。

ずっと向こう、どれくらいの距離があるのか分かりませんが、雲の切れ目から夕日が漏れて、光のカーテンのようになってました。

その水平線の上を、ゆっくりと客船がすべっていき、やがて見えなくなりました。

なんか知らないけど、こういった光景がいかにも旅の終わりというようで「さようなら」という言葉が思い浮かび、わたくしは少々、センチメンタルな心持ち。


そろそろ真っ暗になり、あれそういえば帰りは駅にどうやって帰ろう、と思っていたら、どうも近くに水族館があるらしいので、そこからならバスが出ているだろう、ということで水族館に向かいました。

ちょうど閉館の時間らしく、ほとんど人のいないバス停で30分ほどバスを待ちました。
街灯のない真っ暗な中で、ふと、日本海旅行のことを思い出し、なんだか物悲しい気持ちとなりました。

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川床でゆば膳食べてひと皮むけてきた

2011-10-09 04:38:15 | 
川床ってものの存在を知ったのが昨年で、こういうものは大人が楽しむものなのだなぁ、と感心しておりました。
だってこんなものいくら「納涼床」つったって暑いに決まってるじゃないですか。



それでじっさい、暑かったのだ。


大阪の知人と飯を食う約束をし、どうせだからと、正直うらやましくてしょうがなかった川床に行こうと誘いました。

気付いてみればわたくしも立派なオッサン。大人です。
通天閣の横道で写真を撮っていたら地元のオッサンに声をかけられ、いろいろ話しているうち「兄ちゃん年いくつや」と聞かれたので答えましたところ「なんや兄ちゃんちゃうな。オッサンやな」と言われてオッサンにオッサンと言われるオッサンという珍現象が発生し、少しくパニックに陥りました。

居酒屋からへべれけで出てきたそのオッサンは、「おれ、ビール買いにきたんだ!!じゃあなあんちゃん、頑張れよ!ウシッ」とコンビニに消えていきました。
オッサンこそ頑張れ。



翌日。
京都駅から鴨川へ移動。四条大橋をちょっと見学。



京都だなぁ・・・じつに京都だ。
京都って、なんていうか栄えててそれでも屋根が低い街なので山なんかがよく見えて、川もきれいで・・・そういうとこが好きです。
つっても生涯4度目の京都にすぎないのですが。

で、2番目の鴨川の写真、右側にずらりと並んでいる高床の建物が、川床です。


今回は値段も手ごろな、こちらのランチ川床にしました。
川がざーざー流れてるところにあるようなのはちとお高いみたいです。

お店のある先斗町へ。

「せんとちょう」じゃないよ。「ぽんとちょう」だよ。僕は現地についてもずっと「せんとちょう」と言っていたよ。しばらくたってから友人が「“ぽんと”だよ」と教えてくれたよ。早く教えてほしかったよ。


もうこの小路からして期待が高まる!
歩いてると「ああ俺大人だわー」と思わせてくれます。その時だけ。


少し歩き、お店へ到着。「おこしやす」てほんとに言ってた。
通された席は角のすごく眺めのいい席でした。

まん前に鴨川と四条大橋がデン。

これを眺めながら、昼間っからビールをひっかけ、料理が出てくるのを待つ時間は至福でした。

予約したのは「ゆば膳」。
ゆばなんか普段食わないからどんなもんか、と思っていましたが、これが予想以上においしく、またけっこうな量で腹もいっぱいになりました。

鴨の肉あり、刺身あり、天ぷらもあり。

最後にはきちんとデザートも出ました。

この抹茶のなんだこれは。モチ的なものがまたうまかった。


で、肝心の納涼はできたかというと、これがもう暑い。
涼しくなってきてたのでいい感じだろう、クールに楽しもうじゃない、と思ってましたが京都はそんな甘くない。
ジリジリと照りつけるお天道様が地肌にクリティカルヒットして「熱っ」となりました。


でもいいんです。
楽しめました。「大人だ、俺大人だ」と、普段思えないこともすごい思ったし。

帰りは金閣寺を見ていきました。


すごいなー今思い返してみてもダンディな休日過ごしたわ、俺。
自分がかっこいいです。
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小倉を歩く

2011-09-02 16:28:29 | 
下記の通り九州へ向かったわけですが、わたしはバスで前乗りし、小倉の安宿をとっておりました。

夜行バスで行くとなると、東京からは約14時間の長旅。もうただ、ひたすらに寝ていました。
気付くと車内に光がさしており、そこは関門海峡でした。

関門橋前のSAで休憩をすませ、そこから少し走ると小倉に到着です。
待ち合わせ場所は博多だったのですが、なぜわざわざ小倉にしたかというと、実は今年になって一度訪れており、この街が好きになってしまったからです。安い宿もあるし。

さて、前回と同じく、駅前の喫茶店でモーニング。半日をバスで過ごしたけだるさを振り払います。

このトレーがいい。

駅を少し歩いた裏通りにある旅館へ行き、チェックインまで荷物を預かってもらう。
身を軽くしたところで再び駅前へ。


ここだけ見れば昭和ですね。

駅前からいくつかの商店街が続いており、魚町銀天街、旦過市場、鳥町食道街なんかがあります。
昔の映画館がそのまま活躍してたり。

「カツ丼登場!」てすごいコピーだな。

きっとさぞうまいのでしょう。

旦過市場は、大阪の鶴橋にちょっと似ています。


生のものがたくさん扱われており、人間がそれらを直に売買する、独特の密度とにおい。
裏から見るとこんな感じ。

いいなぁ・・・

鳥町食道街はアーケードをさらに横道にそれた所にある、ちょっとした通りです。

こちらは「焼うどん発祥の地」であるらしく、前回の訪問時にいただきました。

普通でした。
なんかこう、個性のない非常にベーシックな。ああ、焼うどんだわ。という。感想。

味のある佇まいを見せる洋食屋も。

今回はこちらで、ビールの小瓶にカツランチをいただきました。
旅先ではいつも小瓶を頼むようにしていますが、これを置いてある店は少ないですね。
写真には撮っていないのですが、こちらのカツランチ、デミグラスソースが非常においしく、いわゆる当たり前の美味しさを丁寧に守り抜いているお店の頼もしさが感じられました。
この頼もしさとは、地元の方々が支えているものであり、こういったお店が長く続く街こそいい街なのではないかと、ヨソモノのわたくしは思うわけなんです。

腹ごなしに海のほうまで歩くと、工業地帯に出くわしました。

釣りを楽しむ人もいた。釣れるのだろうか。

さて、そろそろチェックインの時間。
おやつに駅前でシロヤのサニーパンを購入。こちらは前回訪問時にツイッターで教えてもらいました。有名みたいです。

部屋はこんな感じ。ふっつーの旅館。駅近くで安い。

サニーパンは二つ購入。一つは明日の朝飯。

フランスパンの固い生地をむしゃりとやると、中からジワーっと練乳があふれ出します。歯ごたえに優しい甘さが加わって、この食感はちょっとやみつきになります。
ああ、書いてて食いたくなってきた。

休憩し、夜もふけてから再び街に繰り出します。
ラーメン屋のにゃんこ。美人さん。男前かも。

立ち飲み屋等が密集する通り。


ここで写真を撮っていたら「ここらへんはヤクザがうるさいぞ」と注意されたり「なに撮ってんの~?」と酔っ払いにゆかいに絡まれたりと。

こういった催しも開催されるそうです。小倉。すげえ街だ。

パチンコの換金所では、子猫がくつろいでおりました。


その先には紳士の社交場が。


ばらぞく。さすがに入らなかったけど。

夜飯には一銭洋食をいただきました。

お店の方は「洋食」とだけ呼んでおり、ウィキペディアで調べてみると「当時はソースさえかければなんでも洋食と見なされており・・・」とあります。
とん平焼きに似てました。
ここでも小瓶で。シメはおにぎりと。おいしかった。

翌日、待ち合わせのため電車にて博多へ。



以上。
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旅トルーパー 2

2011-05-23 00:24:46 | 
トルーパーくんがまた旅をしたようです。



          JR鹿児島本線




          大阪 釜ヶ崎・ドヤ




          福岡県門司港・ブルーウィングもじ




          静岡県・日本平



     ああ♪ 初恋の 君をたずねて 今宵また♪
     ギター つまーあーびく♪ 旅の鳥♪
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京都を歩く

2011-03-04 01:09:19 | 
ついでと言ってはなんですが、【オリオンの3ツ星】【京都大学・吉田寮をみてきた】で京都を訪れた折、せっかくだからと祇園でバスを降りて観光してきました。
その時の写真を。

京都と言っても殆どなんの知識も無く、どこを行ったら楽しめるのかなんて知らないので、吉田寮の学生さんに聞いた「帰りのバスで祇園と清水寺に行ける」との情報から、そこに行くことに。
京都自体がお仕事で5年位前に来た以来。観光地に至っては、小学生の頃修学旅行で来たのと、親に連れられて来てから訪れたことがありませんでした。


祇園で下車。

こうやって見ると、なかなかいい観光地街の風情。
ど田舎の観光地に行くとヘンに開発されてて味気ない場合が多いのですが、こういった昔からの観光地って独特の雰囲気があり、ニギニギした感じも大好きです。

降りてすぐ、八坂神社があったので入ってみる。



神社仏閣のたぐいにあまり興味が持てない、と以前も書きましたが、観光地のお土産屋さんは好きです。

あまざけって「うまそう」とか思って買って飲んで、いつも後悔するんだよな。

あとは街を適当にぶらぶら。



お腹が減ったので、よさげかつ、安そうなお店できざみうどんを食べる。親子丼とセット。千円もしないでうまかった。


その後、清水寺へ。

もう夕方だったので閉園30分前。少し駆け足気味にいわゆる“清水の舞台”へ。



おおお。
こうやって改めて、大人になってから見ると、昔見た感じ方と全く違ってきます。
昔は「おー高い高い」で終わりでしたが、今はその景色に歴史や時の流れといった、重厚な雰囲気を感じることが出来ます。多分できた。
というのも、手前の歴史的建造物と、奥の京都のネオンが非常に対照的で面白いんですね。


これは30分ではもったいなかったです。改めて、京都をしっかり歩いてみたい、そう思わされる滞在でした。
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京都大学・吉田寮をみてきた

2011-02-15 00:12:32 | 
オリオンの3ツ星を見に行った時のお話。


写真、ビデオに納めていると誰かが近づいてきました。
ああ、関係者か。怒られるかな、と覚悟していると某学部の学生。
曰く「いやー僕もここに興味あるんですよ。よかったあなたがいて。一緒に入りましょう」とズンズン入っていってしまう。

なんだろうなー彼はと思いつつも面白そうなので後についていきました。
西部講堂もすごいが、横にある構内建物もすさまじい。ほとんど廃墟。それでも一応現役で使われている。


人はやはりいなく、帰ることになりました。
すると「良かったら吉田寮案内しますよ」と言われ、連れて行ってもらうことに。
道々聞くと彼は某地方出身で、試験に出て来たとき吉田寮を見て「絶対ここに住む」と決めたとか。

西部構内から歩くこと数分。



吉田寮は現存する日本最古の寮で、築100年近く経つらしい。家賃は2,500円!!
しかしおどろくばかりの古めかしさでした。
漫画の「古いアパート」がそのまま飛び出してきたような世界。風呂便所共用、さらに男女も共用とか。
「そういうの気にしなければ使いやすいですよ」とのこと。



部屋以外なら写していい、と言われたので彼の後につきながら主に外観を撮影しました。

こちらは食堂。





↑「ど危険 この単管がはずれたら 天井が落ちて人が死ぬ!!ゆえにもたれたりはずそう等と考えてはアカン!」

ちょっと待とうよ・・・


で、お部屋に通してもらいました。
部屋のシェア相手は韓国人留学生で、何と明日兵役のため韓国に帰るとの事でした。この情勢悪化の折にたいへんだね、などとお話しする。
寮生の破天荒な人々の話など、とりとめもない会話をし、吉田寮を後にすることに。

最後に「寮では外部の宿泊者も受け付けてるんで、よかったらどうぞ。一泊200円です」とプチトピックス。

やや暖かくなったら泊まりに来るのもいいかもしれない、と思いました。
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日本平に行ってきた

2011-01-28 01:35:09 | 
日本平に行ったというか静岡に取材行ったついでの空き時間で見てきたのですが。


ネットで見たところさぞ景色のいい素晴しいところなんだろうと思っていたのですが、当日は思いっきり曇天。
風も強い。


静岡駅を降り、バスでトコトコ行くこと約40分。
ロープウェイ乗り場に着きました。

こういう雰囲気はいいなあ。古いし、寂れかけてるけどまだまだいける感じ。

建物の上に登れるみたいなので登ってみました。

誰もいやしねえやな。
立ち入り禁止かと思ったよね。

吹きすさぶ風が寂寥感をいっそう引き立てておりました。一応高いとこなので景色はまあまあ。

本格的にさびしくなってきたのでロープウェイに乗ります。

この、ロープウェイ乗り場ってのはワクワクしますね、なんとも。落ちるかも知んねえしな。

乗って気付いたのですが、わたくし、バスで頂上まで行ってしまったよう。
本来なら手前のバス停で降りて後述の石段を登り、ロープウェイで頂上まで、てのが良かったのかも。

降りてすぐお土産屋さんがあり、久能山東照宮(国宝)の入り口があるのですが、神社仏閣にほとんど興味を持てないわたくしは「有料ならいいや・・・」とスルーしてしまいました。


やや歩くと前方に駿河湾が見え、有名な石段が海岸沿いに伸びています。
これはみごとで、一見の価値がありました。海に面した街の景色と渾然となった古めかしい石段は、独特の神秘性がありました。



ちなみに全部で1159段。“イチイチゴクローサン”と覚えるとよいそうです。
ロープウェイのガイドのお姉さんが教えてくれました。
しかしイチイチゴクローサンでは115963段ではないだろうか。地獄だ。



街をいい塩梅の高さで俯瞰できるのも魅力でした。
連なるようにあったハウスは、イチゴのものだとか。
お姉さんありがとう。


翌日・・・・快晴。
帰りのバス車内にて。


くそ。
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白川郷・合掌造り集落に行ってきた

2011-01-18 04:25:41 | 
正月もまだあけてない頃、実家でダラダラしてたら両親が「明日は5時起きだから」とか言ってきて、なにすんだと思ったらこんなすばらしいところに連れて行かれたのでお写真を皆様に。

実家の名古屋から車で・・・車でどんくらいだっけ?3時間ほどだったかと思います。
途中で雪景色になってワクワク。

で、着きました。

いやーたまんねえなこりゃ。
どっかで見たことはあるけど、生で見たことはない景色。



雪積もってるし青空だし。寒いけど見てまわるだけで楽しかったです。
またこの「こじんまりした観光地感」がいいです。

しかもちゃんと生活してらっしゃる。

こうした中で生活に溶け込んだ自然を見るのも楽しいですね。


そんで、車でちょっと登ると展望台があり、街を一望できます。


合掌マニア大失禁ですよこれは。

ちなみにわたしはここで凍った道に足を滑らせ、突き指しました。
まだ痛い。骨がどうかなっとるんじゃないだろうか。
近くにいた外国人観光客がHi8カメラ片手に「ウオォォウ」と驚いてらっしゃいました。
わたしは平然とした態度でその場を離れ、便所に駆け込み悶絶しました。



以上。

おまけ:
集落で暮らしてた猫さん。

美形。
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日本海旅行記 【8】 青森駅

2010-12-17 03:00:16 | 
9時半起床。
今回の旅初めてのビジネスホテル。つまらないが、ゆっくり休めた。

しかし青森県の観光案内を何度見ても、どこへも行く気になれない。体が本調子ではない(前回まで参照。腸炎になってました)、というのもあるけど、なにより精神的にもクタクタだった。


もう無理する必要もない。それに今日は土曜日で三連休の初日だ。どこへ行っても混んでいるだろう。
ホテルを出て、すぐに青森駅までの直通電車に乗った。
車窓から海は見えなかったが、山や雪、田んぼ、そして風力発電などが見え、なかなか飽きなかった。

窓は外気との差でうっすらと曇っていて、それもまた風情を感じさせた。


12時30分青森駅着。

とてもいい駅。駅前の街並みも素晴しい。
金沢駅も新潟駅も秋田駅も、建物ばかり新しく、中身がスカスカな感じがした。田舎が陥りがちな、よろしくないパターンに見えた。

しかし青森駅は違う。古さと新しさが、うまく融合している。
人々も活発で、ここにきてアレだが、美人も多い。
こういった街づくりはとても大切だと思う。ハリボテじゃない地方の重厚感がある。

少し歩いた裏通りには、そこに住む人々の生活を感じさせる風景も見られた。






何件か古びた安いビジネスホテルもあり、あと一日あれば泊まるのに・・・と思った。



ぶらぶらしていたら偶然、のっけ丼で有名な古川市場を見つける。


のっけ丼は、どんぶりご飯に好きな店で、好きなものを乗っけていく、というもの。テレビでよくやってる。


これはと思い、早速挑戦。ウニ、いくら、中トロ、大トロ、えんがわ、キングサーモンなどを乗っける。しめて¥1050。

安い。寿司だったらいくら取られるだろう。
味の方は文句のつけようがない。あらゆるものが口中でとろけていく幸せ。

その後は近くの喫茶店でカフェオレを飲んで時間をつぶす。この喫茶店がまたアタリだった。

店は2階で窓際に座れば通りを一望でる。さらに机はテーブル筐体ときている。花札ばかりだったが・・・
客も少なく、ゆったりとした時間を過ごす。


実家や友人にりんごを買う。
誘い込まれてよった小さなお店で、おばちゃんが「食え」とリンゴを一個まるまるくれた。
旅人の片手にりんごなんて。
味は本当においしい。ジューシーでどんどん食べれる。


今回最後の海になる青森港からの海。
曇り空に、波ひとつたたない静まり返った海だった。


夜は定食屋にて、まぐろ山かけ丼を食べる。
そろそろ肉が食いたかったが、せっかくなので我慢した。
しかしながらあまりおいしくはなかった。


20時50分青森発の夜行バスにて、東京へ。
9日間の旅が終わった。

【 「日本海旅行記」終 】
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旅先裏道

2010-11-30 03:56:44 | 
たまたま入ったビジネスホテルの裏通り。

そこがスコーンと入り込む風景でした。


風景っていうかなんていうか。
そういうことありませんか。
来たこと無いのに懐かしいわーと思える雰囲気。


思わずホテルを出て、惹かれるように歩いてみると、にゃんこがおったりして。


そんなまんまるな目で見られてもなんにもないよ。ごめんね。


別に目的は無いので、適当に歩いたらホテルに戻る。

こういう思い出が後になって、夢の中にいるような雰囲気で再生されたりするから面白い。

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ガンダム・静岡に立つ!!

2010-11-19 02:15:01 | 
足。


静岡に来ておでんを食ったわたくしは、隣の東静岡駅へ、1/1ガンダムを観にいくことにしました。
お台場にあった頃は仕事が忙しく、行けなかったので。


当日は雨模様であり、しとしとと小雨だった空はいざ観にいこうとした夕方前から、本降りになり始めました。
それでもせっかくだからと行ってきました。

おでんやのおやじさんも観たらしく、「かあちゃんと歩いていった」と貴重な証言を。
さらに今は整備がお休みの時期かなにかで、胸のノズルから排気(ミスト)が出たりするのはやってないとか。


JRに乗って一駅。
さてガンダムはどこだ・・・駅から見えるかな。


?んん?真ん中・・・

!!

見えた!でけええええ!!


実際の設定と同じ、18メートルらしいです。
駅から歩くこと5分ほど。会場の入り口へ。

会場ではホビーフェアとかいうイベントもやってました。
しかし雨でそんなもん見る気にもなれず、とっととガンダムがおっ立つ「ガンダムゾーン」へ。

デデン!!

でーかーいー。
スゲー。
そして、カッコイイ!!!

ぶっちゃけ、アニメよりカッコイイ。
ほんとにガンダムが開発されたら、こんなんなるんだろなーと納得させる風貌。

あいにく、ビームサーベルは光ってなかったけど、目は光ってました。

後ろはドコモビル。

近くにビルがあると、市街戦を想像させていいですね!

真下から。大迫力。

うおー。
ガキの頃作ってたプラモの“ホンモノ”がマジに観れるとは!
プラモデルって本来、「本当にあるもの」のミニチュアとしてあるわけですが、ガンプラの場合は逆ですね。

後ろに回りつつバーニア部分。

くもって見えるのは大雨だったからです。苦労を察して。

真後ろから。仁王立ち。さまになるな。



というわけで、晴れもしくは夕焼けとか、そういった背景ならもっとカッコよく撮れたかもしれませんが、雨は勢いを増すは、カメラはずぶぬれだわで、悔しくない程度に撮影して会場を後にしました。

お客さんもポツポツしかおらず、オフィシャルショップや飲食店も開店休業状態でした。
しかし「生で観た」満足感はけっこうなもんで、やっぱし来てよかったなどと思いつつ静岡駅へ戻りました。

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