ちくわブログ

ちくわの夜明け

2013総括

2013-12-31 17:22:18 | Weblog
今年も恒例の誰も望んでいない本年の総括をやってみたいと思います。



金。


以上。






的な。


そう断言できるがみもふたもないので、一応いくつかの写真と共に華麗に振り返ってみよう☆



映画制作総括
今年中になんとか完成させよう…と思っていたのですがぜんぜん駄目でした。
これはまあ仕事との兼ね合いというか、くどいようですが「金」の問題です…いや、金と精神にまつわる問題です。

情けない!!!!

とはいえしこしことあちこち取材は続けておりました。
中でも元・連合赤軍の青砥幹夫さん、元・日本赤軍の足立正生監督のインタビューが撮れた事はこの映画に重要な意味をもたらすと思います。

行った場所では…
大菩薩峠の福ちゃん荘

連合赤軍事件における「最初の2名」が殺害され、遺棄された印旛沼

そして今年も何度か大阪へ足を運びました。

また、去年取材させていただいた北朝鮮に滞在する「よど号グループ」から本が出版されました。
「拉致疑惑」と帰国 ---ハイジャックから祖国へ
クリエーター情報なし
河出書房新社

この出版記念パーティーにおいては、日本に帰国して数年経つ、グループの「子供」の方の発言を聞くことができました。

事件後、ほぼ公に姿を現さず取材を避けていた、元・連合赤軍の岩田平治さんが「連合赤軍事件の全体像を残す会」に参加。

会では今年も「慰霊」を続行。寺岡恒一さんと金子みちよさんのお墓参りに当事者と共に訪れました。

その「残す会」の元・革命左派、雪野建作さんと共に、個人的な活動として行っている「被災地定点観測」に同行。

その様子は以下にて更新中です。

【東日本大震災】カテゴリ
http://blog.goo.ne.jp/akame_2005/c/9f9da7dae8380d4c856b3cec64f3a2fd

来年はまだまだ残っているインタビューをこなしていこうと思います。
彼らの「その後」や「行動」といった画は、これにてほぼ撮影終了となります。




お仕事総括




というわけで。
自分からいろいろ営業かけたり、ネットでお仕事探したり、企画持ち込んで相手にされなかったり。
いろいろありましたが、なんとか、生きていくくらいにはお金が稼げるようになりました。

暇な時は本当に暇で、仕事もなく金と将来への展望もない時期は、朝フトンから出ることもできず「ああ…このままスゥーッと消えてしまいたい…」とか思っておりました。
学んだのは、仕事がないという暇、精神的重圧やもろもろ、その他に耐えるということもひっくるめてフリーの仕事というか覚悟だ、ということでした。
35のオッサンが本当に今更。

さて。
今年初めくらいにはナミビアへロケで行き、えんえんと続く大地と青空に感嘆したものですが、同時に心のどこかで「あれ?もっと感動するかと思ってた…」とも。


一方、秋あたりに山形の某地へロケで訪れました。観光地でもなんでもない地方の風景や、日本海沿いを走る鉄道。

昼食に立ち寄ったドライブインから見える、山からそそがれる滝と、そこにかけられた鳥居。

このお仕事の資料に神道に関わることが書かれており、日本という閉ざされた村の集合体・島国は古来より自然の中に神を見出していたんだなあ…と少し感動しました。
そんなこと今まで考えてもみなかったのですが、ナミビアで見た大自然と、やおよろずを尊び(アニミズムって言うんでしょうか)、自然を神道的文脈の中で崇拝した日本の風景とでは、心に迫るものや訴えるものが違うなあ、と感じました。

で、来年はもっとお仕事がんばりたいです。


「不遇な身の上を嘆いてみても始まらないよ。さーア、おれもがんばるぞ」
                           ―『ほんやら洞のべんさん』より




しゅみ道総括
はるばるディズニーランドを中学の修学旅行いらい、20年ぶりに訪ね…

新しい『スター・ツアーズ』こと『スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー』に乗ったよ!!!

すぐ終ってしまったのでもう一回乗りたいくらいでした。しかし、中学の頃に乗った感動と比べれば少し劣ってしまっていましたね。
汚れちゃった…

とか言いながら浮かれたポップコーンを買って園内を闊歩するおじさんになっていました。

そしてグリコとスター・ウォーズがなぜかコラボして、コンビニまわってお菓子買いまくったり購入特典カード集めたりしてよりいっそう肥満にみがきをかけました。


旅関係では、いかんせん金もなく「近場でレジャー」といったプチトリップに方向転換。それでも楽しかったです。

花火を見たり

数年ぶりに熱海にも行きました。



熱海大好きなんですよね。古びた観光地が好きです。




以上。

なんですが、私事でやはり一番でかかったのは、15年住んだ八王子のアパートを引っ越したことでしょうか。
何もない街から、そこそこある小金井市へ。
交通の便も良くなり、結果としては良かったかな、と。
帰省前にやっと荷物の整理も終わり、新しい友達とも仲良くやってます。


今。
実家近くのカフェーで今年の手帳から来年の手帳への移行作業諸々をしておりまして。
2013年1月1日の日記メモにこんなことが書かれておりました。

「今年もいやな予感しかしない」


こんなんだから俺はだめなんだと。俺は去年の俺に怒ってやりたい。
もっとハッピーにいこうよ!!みんなで幸せになろう!!!


今年、俺を助けて頂いた方々ありがとうございます。皆さんに幸福が訪れますように。
あと、俺をこんな目にあわせた人々の頭上に人糞が落ちてきますように。


さて、今年も残り数時間。今年も読んで頂いた数人の右や左の旦那様に感謝の気持ちを込めて縁起のいいお写真を。


【女性の腕と札束と酒】




皆様、よいお年を・・・・
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被災地のその後 4

2013-12-23 22:23:43 | 東日本大震災
左翼は原発を目指す。



かどうか分かりませんが、やはりここまで来たからには案の定、女川原発に行くと言うので行くことになりました。
わたし自身はそれよりもっと被災地のその後を見てみたかったのですが。

女川原発は現在全て停止していますがそんな折も折、再稼動に向けぶわーっといっちょういきましょう皆の衆、とやっているようです。

女川原発、審査申請へ 東北電、再稼働に向け - 朝日新聞デジタル (http://www.asahi.com)
http://t.asahi.com/dits
12月19日の記事だから、4日前のものですね。

そんな女川原発さんですが、行ってビックリドン

ごたぶんにもれず海近い!!!

映画制作の過程でいくつかの原発を見て初めて知った、というか知らなかったのですが恥ずかしながら。
原発ってのは海がすごく近いんですね。

そりゃ家族でバーベキューのひとつでもしたくなります。

反対側に目を向けると津波の跡もなまなましい光景が。


なぜ女川原発は無事だった 津波の高さは福島と同程度【朝日新聞】 (インフォシーク)
http://www.mobara.jp/nisimori/newpage87.index.html

3・11その時女川原発はどうだったのか、 現地からの報告 2012.12高野博 講演概要
http://peace.sblog.jp/onagawa/shiryo/311genpatsu/311genpatsu.htm

原発っていうのは、考えてみれば神に似ていなくもないですね。
その昔、権力者は自らを神に仕立てて民衆を支配しましたが、原発神話とはうまくいったのもので、原発にまつわる権力と金、民衆のあり方っていうのは古来の「人が作り上げた神という偶像」と立ち位置が似ているかもしれません。

科学が発展していない時代は、人間の力が及ばないところに人々は今よりずっと真剣に神に対し願い、信仰していましたね。
科学の力がそれを凌駕した時、権力者は新しい神様を作る必要があったのかも知れません。



…なんてことを考えてみたんですが、わたしだってその神話を捨てきれずにいる民衆です。愚民です。いわゆる「段階的な脱原発」というのがお好きな人です。

PRセンターも見てきました。

先の地震で、いかに当地の原発が安全であったかもアピールしておられます。

停止しているくせによくいうよ…


受付のお姉さんが記念のボールペンをくれました。
ありがとう。
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EF50mm F1.8 IIというレンズを買いました。

2013-12-15 00:03:09 | Weblog
初単焦点。


わたしが持っているカメラは、キャノンの5D MarkIIといういかした一眼レフカメラなんですが、買ったのはレンズキットだったので今まで必要にかられることもなく、他のレンズは買わないままでした。
ただ欲しいには欲しいので誰か背中を押してくれ、とつねづね思っておりました。

先日とあるお仕事で、スチールカメラマンさんと組んで現場を撮影する、というものがあって、その折「あのキャノンの安い単焦点レンズはどうなのでしょうか」と聞いたところ「いいですよ」とのことだったので、これは背中を押されたと思って買いました。


5D Mark IIに装着できるレンズはどれも高く、仕事上必要でもないし、趣味としても十分すぎるほどいいものを持っているし、というワケで買わなかったのですが、わたしが購入したこちらのレンズ、なんと、ハイ、こちら、ズバリ、驚きのお値段、約9,000円となっております。
ちなみに普通のだと10万以上します。←買うわけがない。



そういうわけで、先日試し撮りをすべく新宿に行ってきました。
新宿御苑。

まだ紅葉が残っており、カメラを持った方々がたでニギニギしておりました。

わたしも真似して。


ファインダー覗いて「ああ…そうか」と当たり前ながら思ったのですが、単焦点は単焦点だから単焦点なのであり、ズームできない。つまりファインダーから覗いた画角をそのまま撮るのであり、ズームリングがないから画角は可変しないんだ、と。
今までのレンズが24-105mmなので、50mmというのがまた中途半端な画角に思えて、これになれるまでけっこうかかりました。
ファインダー覗いてからずずっと数歩下がったり。

秋から冬にかけて咲くという粋なやつ。その名もコブクザクラ。

近くのドトールでコーシー、入り口のケバブ屋でケバブを買ったのでそれを広場で食おうと中に入っていきました。
ドン


呪わしい景色だが、ここはそういう場所なのでまあゆるす。


そういえば・・・


この5D Mark IIを買った時も「試し撮り」とかいって新宿御苑を訪れており、あの時の教訓をなぜいかさなかったのか、「何度も同じ行動をとってしまう」己の性を憎みました。

「女子カメラ☆」的な恥ずかしい画。

奥に東京タワーが見えるこの景色すきです。

近くのベンチではノンビリとトルーパーおじさんが競馬の予想をしていました。

誰が撮っても綺麗に写るのが空。空撮るの好き、という人が多いのはこういった秘密が隠されているのです。俺も好き。

日も暮れてきたし心身ともに寒いので、離脱。来年の手帳を買いに東急ハンズへ向かう。

外に出ると、もう真っ暗になっていました。


おお、数多のドラマが交差する大都会新宿よ。

ミュージシャンよ。

奇術師よ。

オッサンよ。

ロボットよ。

太ももよ。

わたしが新宿大好きなのは、こんな感じでいろんな人を受け入れるパワーがあるからです。
器のでけえ街だぜ。

腹が減り、少し飲みたくもなったので思い出横丁へ。


岐阜屋で餃子と飯。瓶ビール一本を飲む。

帰りにヨドバシカメラでおもちゃを見てく。


で、帰りました。


撮った感触としては、もともとついてたレンズがいいものだったからでしょうか。いまいちピンときませんでした。

「単焦点」を使えば写真が変わる。こんな風に。劇的に。 - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2137519145849880101

という記事もありますが、これ、半分くらいしかあてはまらないんです。
背景がぼやけるからいい写真にみえる!とか言われてもズームレンズでも背景ぼやけるし・・・
キレイに撮れる!てのもピンとこず。そういえば、カリカリキッチリとした画は撮れるような気がする。
で、単焦点なわけだからレンズの明るさに期待したのですが、F1.8にするとさすがに被写界深度が浅すぎて慣れないとうまいこと撮れない。さらに手ブレ補正ついてないので、きちっと構えて撮らねばならない。

逆に。
これらのことはメリットでもあって、50mmという縛りが面白く、ついつい色んなものを撮りたくなってしまいます。
先の記事にもある、自分が動いて被写体との距離を掴んだり・・・ていうのはまさにこういうことで、撮っててひたすら楽しかったです。
まあ、帰ってプレビューしたらあまりに下手に撮れててビックリしたのですが。

しかしそうか、だから初心者は単焦点買った方がいいのかー、と納得のいくものでした。
撮ることそのものを楽しむ、という意味では、やっとカメラ愛好家の方々がたが言っていたことが分かったような気がします。

あと、このレンズにすると5Dちゃんすごく軽くなる…
ふだん旅行とかで5D Mark IIを使用しとるがな、というと驚かれるのですが、まさに体力もってかれるくらいキツイことがあります。
でもこれならどうだろう…ズームレンズ時の重量の半分くらいになったかと思います。プラスチックで出来てるからでしょう。安さの勝利。

見栄えはグンと悪くなりました。
あの「キャノンだぞ!!」て感じの赤いラインがないのは何かさびしい。



以上。
5D Mark IIを使うこと4年の、素人丸出しレビュウでした。




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床屋にいけないおじさん の話

2013-12-06 17:52:16 | Weblog
こんにちは。ハゲです。


ぱっとみハゲと分からないので「ハゲてないでしょう」と言われると「子犬のっけてます」と自虐を放ってその場をごまかしておりましたが、先日、髪が伸びるままにしているわたしを見た某氏から「子犬がのっているみたいですね」と逆に言われて動揺しております。

知人の友人女性は「わたしハゲ好き。ヒヨコちゃんみたい。ピヨピヨ」とか言ってて、禿げたオッサンのどこがヒヨコちゃんなのか分かりかねますが、わたしもヒヨコってことになるのでしょう。


さて、床屋です。
床屋に行けないのですが、それは別に禿げてるからではなくただたんに引っ越して前に行っていた「何でも分かってる担当者がいるお店」に行けなくなった事に起因します。
そうは言っても行かないわけにいかないのでいろいろ探してはいるんですが、やはり、ムンッ と、エイヤッ とお店に入るには至らず、ハテサテどうしたものかと途方にくれています。

以前通っていたところは、住んでからずっと変えていなかったのでかれこれ15年近く通っていました。
もちろん担当者は辞めたりなんだりでいろいろと変わったのですが、それでも同じ店で引き継がれている安心感とも言うべきものがあり、特に変えることもなく通い続けていました。

そんなお店を離れての散髪なので、やはりひとつの勇気と言うべきものでしょうか、そういったものが必要になってきます。
ただ本当に4ヶ月以上切ってなくて、ボサボサでひどいものなのでいい加減、千円カットでもなんでもやってサッパリしてきた方が自分のためにもなるのではないかと思っております。



そしてサッパリしてハゲがいよいよ、というところまできたら、親父にならってスーパーミリオンヘアーデビュウし、ダンディに決めてやろうと思います。



諸君、ダンディズムは髪に宿る。
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