ちくわブログ

ちくわの夜明け

夜の下で

2008-09-30 06:34:22 | Weblog
最近、毎週のように飲みに行っています。
一人で。

週末の楽しみと言えば、それになってしまった。

そこでおっさん達に混じっていろいろと考えてみました。しかし特に何も思い浮かびませんでした。
仕方ないので焼酎おかわりです。
ここらの酎ハイって居酒屋の出すジュースみたいのと違って、濃いのですぐ酔えます。
煮込みとキムチを肴に串盛りを待ちます。

ああ・・・・だるいなー・・・・
しかしこのだるさ、無力感が落ち着きに感じるのは、夜のここしかないんです。


空虚な感覚を愛でつつ「やってらんねー」とかひとりごちる。
なんにもならないけど、とりあえず今の自分にはそれがいいんだと思います。

こういう自分を客観視し、「実にやっとれん感が出ているなあ」と満足したりもしてます。
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最近のわたくし

2008-09-22 05:28:52 | Weblog
最近シリーズいってみます。



■某日
 ある番組が終わることになった。
このお仕事でわたしは、今までほとんど縁のなかった関西圏、四国の各地を巡ることが出来た。特に関西は、文化や人柄の違い、そしてその違いからくる面白みに、触れて初めて気付くものが多かった。
原因は視聴率でもなんでもなく、ただ単にスポンサーが「キリがいいので」と。わたしは半年しか関わってないけど、番組自体は1年続いたのだ。
大企業って、ほんとに何考えてんのかわかんね。
一体誰の意思が働いているのか、どういった思惑からこの番組が消えることになったのか。
誰かの明確な意思が絶対に働いてるはずなんだけど、俺風情が耳にする頃には唾液で溶かすことのできない、極めてあっつーいオブラートに包まれた言葉になる。
こういう、次に何も生かせない敗北はやだな。ADが敗北もくそもないけど。
なんぎなんぎ。


■某日
 ある企業のドキュメント風インタビューとイメージ映像を撮ることになった。
考えてみれば、どちらも骨子はわたしが開発に携わった商品で、いつのまにやらこんなにずぶずぶとこの「企業系」のお仕事に深入りしている。
良いのか悪いのかも分からない。でも、とりあえず食えている。
最初は楽しかったけど、今現在は自分がどうしたいのか分からない。
ここにいればきっと楽だろう。楽というか、好きなことが出来るのでスキルが伸ばせる。でも自分で選択した「スキル」が、正しいものなのか分からない。
フリーってただでさえ自己責任なのに、やることまで全てが「やれる範囲の自由」であることって、なかなか勇気いる。
自分が果たして、頑張ってるのかどうかさえも分からない。

それに、楽だと言ったが、この立場だっていつ追いやられるか分からない。自分よりデキる人間が来たらおしまいだ。
そうこう考えて、徹夜してオーバーに頑張るフリをする自分。
信用できねー。


■某日
 仕事がやっとひと段落。前売りまで買っておいた恐怖のばったり倒れ屋さん『チェブラーシカ』を観に行く。
オレンジの箱の中から現れた正体不明の生物。「ばったり倒れ屋さん」と名づけられたその生き物は、ワニのゲーナと共にひとりぼっちの人たちのためのお家を作ることに。
とかそういった内容です。
チェブ公は自分がなんなのか分からないので常に孤独ですが、その周りにはいつも親友・ワニのゲーナや意地悪ばあさんのシャパクリャクがいるので寂しくないのです。
そしてわたしはこの児童向け人形劇に、かつて共産主義国家が夢見た未来を見たような気がします。


■某日
 押井守監督の『スカイ・クロラ』を観に行く。
押井監督、歳とったなー、と。傷だらけで未来を恢弘しようとするかつての監督の影はなし。『イノセンス』で一回死んだ、みたいなこと言ってたから生まれ変わったのかしら。
にしても押井監督がこんなに健全(生産的?)であってはなんか困る。
っていうか、びっくりしたんだが、常に「制約から解き放たれた存在」、例えば『うる星やつら』で言えばラムだっちゃ、『攻殻機動隊』で言えば草薙素子少佐のようないわゆる「空飛ぶスーパーマン」であり、監督言うところの「巫女さん」が今回からは逆に制約され、永遠性を苦しむ存在になっていた。そして空を飛ぶのは主人公の男。
ひっかかるなー。何が言いたかったんだろう。
ただ確実なのは、確かに監督は一回死んでると。じゃなきゃあのラストには辿り着かないよなー・・・
いいけど『エルの乱』はいつ撮るんだ。



以上。
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とりいそぎ

2008-09-13 19:26:46 | お仕事
営業の女の子に携帯のエロアプリ見られた。「エッチなお姉さんめくり」とかいうの。

別の人で前もこういうことがあって、そん時は「ごめーん、見ちゃいけないもの見ちゃった」とか向こうから笑い話にしてくれたけど、今回は・・・
普通に見られたって感じです。


「みたな~☆片乳揉ませい!」
とか明るい方向でボケたい。




無理だし、普通に気まずい。
思い出すと「ああーーーー」となってどうしようもないので、ここに書いてみた。


ああーーーーーー



追記:
仕事ひと段落したら、俺が僕に一眼レフをついに買う。
あと温泉行く。
一人旅する。
映画の続きやる。
コメント (4)
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2008-09-03 01:18:49 | お仕事
僕様のカスのようなカタイ決意を聞いて下さい。


いままでいろいろとやってきたが、そろそろ的を絞ってお仕事をやっていこうと思う。
もちろん、面白そうな仕事、タメになりそうなものならスタコラとやらせていただきますが、ある人からたびたび「お前、仕事選べよ」と言われてはっとした。

そうだ。
時間ないんだ。
自分では前に進んでたつもりでも、ずっと同じ場所で足をふみふみしておったのかもしれん。
「それでいい」という確信的なところもあった。
同じことの積み重ね、いろいろな経験。そのどちらも大事だった。
でも今や、そんな時代は過ぎた。空手家が毎日正拳突きしていんのとはワケが違う。

色んな現場に行けるのは、常に下っ端でもいいという、いわゆる「若さの特権」。
それにすがるのは、もうよそう。もういいだろう。


これからはもっと自分の得意なことを先鋭化させていこう。
じゃないと、ほんとにのたれ死ぬ。
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