ちょっと用事があって静岡に。
静岡って、東京から行くの初めてなんだけど、あらためて近いんだなあ。と。
新宿からバスに乗り3時間ほど。朝乗って昼過ぎには着きました。
安いし。
いつも実家(名古屋)や大阪行くのに通りすぎるだけで意識してなかったけど、近いわこりゃ。

着いたらさっそく雨。いやんなりますな。
宿に荷物置いてさーどうすっかと。用事があるのは夜からなので、少し時間が空きましたよ。
とりあえずめしでしょう。
で、静岡っつったら静岡おでんだから、食ってみるかと。
そういえばわたしは静岡に来るの、約20年ぶりなわけで。
小学生の時いらいだ。
その時は友達の元住んでいたところ、ということで、いろいろ案内してもらった。
駄菓子屋におでんあるんだよ、って言われて行ってみたら、ボロボロのお店に駄菓子やら駄玩具がうずたかく詰まれた中に、確かにおでんがあった。
えらくカオスな風景。
その風情が、子供ながらにたまらなく、非常に印象深かったのを覚えています。
そんなことを思い出しつつ、ああやはり20年もすれば記憶とは違う風景になっているな、とキョロキョロし、駅中の観光案内所へ。
そこで聞いた話によると、おでん街(おでん屋さんが軒を連ねてる古い通り)は夕方からしか開かない。なので駄菓子屋とかしかやってないですよ、と。
いや、もうまさしくそんなのがいいので、近場に無いか尋ねると、南口近くのお店を紹介してもらいました。
雨の中テクテク歩くこと数分。


南口の通りはまさしく「南口」って感じです。
間もなくお店に到着。

おにぎり屋さんらしい。
すでにいい佇まいだ。
ごめんなさいと中に入る。

すこぶる落ち着くじゃないか。たまらん。大好き。
中にはおやじさんが一人。
「おでん、食いたいんですが」というと、笑顔で迎えてくれました。

うむ。すでにうまそうだ。
ちなみにこの出されたお茶がまたうまかった。さすが静岡。飲んでから「あ、そういえばお茶所だった」と思い出したほど。

ああ、この黒い汁。
これが特徴だそうです。創業40年、ずっと使い続けてるんだって。
ほいではいただきます、と。
これも特徴、青海苔とだし粉をかけて食う。

ホフホフ。
うめえ。
薄味だけど、ダシがシッカリと効いた風味豊かな味。
黒はんぺん、タマゴ、大根、牛スジ・・・どんどん食える。
ああ、いい。たまらんなあ。
旅先でこうやって、外の景色見ながら地元の店で落ち着いてうまいもの食べるの。
このお店、ファンもいるらしく、出張で来るたびにタッパで大量に持ち帰る人もいるとか。
たしかにうまいし、雰囲気もいいしで、壁には有名人、タレントがテレビ収録などで訪れた時の写真がたくさん飾ってありました。
中にはかなりの大御所タレントがいるにもかかわらず、なぜか一番奥、上座に丁寧に飾られてあったのは、『シルシルミシル』のAD堀くんの写真とサイン。
きったねー字で「おいしかったです」と。
なんだろう。なんで堀くんが特別。
まあいいや。
ひとしきり、10本ほど食ってお会計。そしたらびっくりした。
1本50円。
えー。
いやほんとに合計額聞いて「エッ」とか言っちゃいました。
安すぎる。
「別に贅沢しなくても生きていければいいから」
だそうです。
恐れ入ります。
お店の名前は『まるしま』。静岡駅南口、歩いて数分。
朝早くからやって、他のおでん屋が開店する夕方までやってるそうです。
安さになんだか申し訳なくなり、深々とお辞儀し、店を出ました。
静岡って、東京から行くの初めてなんだけど、あらためて近いんだなあ。と。
新宿からバスに乗り3時間ほど。朝乗って昼過ぎには着きました。
安いし。
いつも実家(名古屋)や大阪行くのに通りすぎるだけで意識してなかったけど、近いわこりゃ。

着いたらさっそく雨。いやんなりますな。
宿に荷物置いてさーどうすっかと。用事があるのは夜からなので、少し時間が空きましたよ。
とりあえずめしでしょう。
で、静岡っつったら静岡おでんだから、食ってみるかと。
そういえばわたしは静岡に来るの、約20年ぶりなわけで。
小学生の時いらいだ。
その時は友達の元住んでいたところ、ということで、いろいろ案内してもらった。
駄菓子屋におでんあるんだよ、って言われて行ってみたら、ボロボロのお店に駄菓子やら駄玩具がうずたかく詰まれた中に、確かにおでんがあった。
えらくカオスな風景。
その風情が、子供ながらにたまらなく、非常に印象深かったのを覚えています。
そんなことを思い出しつつ、ああやはり20年もすれば記憶とは違う風景になっているな、とキョロキョロし、駅中の観光案内所へ。
そこで聞いた話によると、おでん街(おでん屋さんが軒を連ねてる古い通り)は夕方からしか開かない。なので駄菓子屋とかしかやってないですよ、と。
いや、もうまさしくそんなのがいいので、近場に無いか尋ねると、南口近くのお店を紹介してもらいました。
雨の中テクテク歩くこと数分。


南口の通りはまさしく「南口」って感じです。
間もなくお店に到着。

おにぎり屋さんらしい。
すでにいい佇まいだ。
ごめんなさいと中に入る。

すこぶる落ち着くじゃないか。たまらん。大好き。
中にはおやじさんが一人。
「おでん、食いたいんですが」というと、笑顔で迎えてくれました。

うむ。すでにうまそうだ。
ちなみにこの出されたお茶がまたうまかった。さすが静岡。飲んでから「あ、そういえばお茶所だった」と思い出したほど。

ああ、この黒い汁。
これが特徴だそうです。創業40年、ずっと使い続けてるんだって。
ほいではいただきます、と。
これも特徴、青海苔とだし粉をかけて食う。

ホフホフ。
うめえ。
薄味だけど、ダシがシッカリと効いた風味豊かな味。
黒はんぺん、タマゴ、大根、牛スジ・・・どんどん食える。
ああ、いい。たまらんなあ。
旅先でこうやって、外の景色見ながら地元の店で落ち着いてうまいもの食べるの。
このお店、ファンもいるらしく、出張で来るたびにタッパで大量に持ち帰る人もいるとか。
たしかにうまいし、雰囲気もいいしで、壁には有名人、タレントがテレビ収録などで訪れた時の写真がたくさん飾ってありました。
中にはかなりの大御所タレントがいるにもかかわらず、なぜか一番奥、上座に丁寧に飾られてあったのは、『シルシルミシル』のAD堀くんの写真とサイン。
きったねー字で「おいしかったです」と。
なんだろう。なんで堀くんが特別。
まあいいや。
ひとしきり、10本ほど食ってお会計。そしたらびっくりした。
1本50円。
えー。
いやほんとに合計額聞いて「エッ」とか言っちゃいました。
安すぎる。
「別に贅沢しなくても生きていければいいから」
だそうです。
恐れ入ります。
お店の名前は『まるしま』。静岡駅南口、歩いて数分。
朝早くからやって、他のおでん屋が開店する夕方までやってるそうです。
安さになんだか申し訳なくなり、深々とお辞儀し、店を出ました。