サマーの定義

サマー＝夏
以上。

違ってて。

過ぎ去った台風は、空に豊かな表情をたたえる雲をそこに残していきました。
そのすき間からのぞく青空の青は、よどみなく、深遠で、これから訪れる夏への期待をいやがおうにも高めるような、そんな澄みきった色を放っていました。

が、そんなものに「期待」をするのはヤング限定であります。
サマー。
夏とはヤングの季節であり、今月誕生日を迎え、ヤング度前年度比２０％ダウンのわたしにとって、夏といえばもはや「納涼」という引っ込み思案な言葉しか思い浮かばない、辛く険しい季節であります。

ヤングはサマーにいろいろなものを期待しますね。
納めるべきものを納める場所に納めるため、日夜跋扈し、いろんな汁を体中から噴出しながら海に山にと、余念がないのです。
見るがいいです、彼ら、彼女らのいきいきとした肢体を。
今、世界は彼らを中心に回っておるのです。
彼らの期待すべきものは「イベント」であり、そこでちちくりあったり、たそがれてロマンティックになったりするのがいいんです。
海辺の夕日を見ながら肩を寄せ合うもよし、彼女の水着にドキッとするもよし、花火を見ながらそっと手を握り合うもよし、間違ってヘンな棒を握らすもよし・・・・。よかないよな。

そう言えば『延示』に出演の某ヤングアクトレスも「あちし夏大好き。夏のためなら死ねるわ」とか言ってました（ちょいウソ）。

ヤングメンよ。夏がそんなにいいか、夏が。
だったら夏と結婚すればいいのに。夏と寝ればいいじゃん。夏に名前付けてちゃん付けで呼べば！
夏なんてちっともいいことないね。暑いばかりだね。
俺がヤングだったころの夏はすごいよ。
高校時代はずっとバイトしてるかゲーセンにかよったりしてたよ。
中学時代は「ウラビデオ鑑賞会」開いて、初めて見たあれの、あまりのリアルさに吐きそうになったりしてたよ。
でもいっぱしにいろいろ期待はしてたね。
でも全然いいことなかったね。

だから皆さん、妙な期待はやめて、家でドラクエのレベル上げに専念するといいです。冷房の効いた部屋で。アイスぺろぺろしながら。

みんなもっと陰鬱にいこーよ！
マルイのＣＭにそそのかされて「うは。俺も」なんて田舎くさいことやめようぜ！

はぁ。
言いたいこと言った。
暑さで脳がやばいかもしれんです。

さようなら、監督ひげ

髪型を変えたりだとか、眼鏡を変えたりだとか。
人が自分の容姿に変化を求めるとき、その精神にも少なからず変化を求めるものだと思います。

『延示』撮影中は自分に「監督なんだぜ！」ってアイデンティティを持たせるためにヒゲはやしてました。
顎にちょびっと。無精髭ていどに。
もともと事故った時、顎にできた傷を隠すためにしていたものなのですが、いよいよ撮影となると「お、監督ぽくていい」とか思うようになったんです。
かのルーカスも、スピルバーグだって、コッポラだって、敬愛するトビー・フーパーも髭をはやしております。じゃあ俺もってことで。

「監督ぽく」
そんな虚勢をはるために、ひげをはじめ猫背を直そうとしたり、いろいろやったつもりですが、それが精神に影響を及ばすようなことは残念ながら無かったように感じます。所詮虚勢は虚勢、自分にすらばれてしまうものなのですね。

でもひげに関してははやしてる理由が「シャアがマスク被る理由みたいでカッコイイ」ってのもあって、約一年以上はやし続けていました。

で、『延示』クランクアップ時にもういいやってことで剃ってしまいました。
トゥルン。
さようなら、監督ひげ。たくさんの思いでありがとう・・・・。

だがしかし。

撮影時会った女優さんをはじめ、関係者の方。
あれからいろいろあって再会もしました。アフレコも終わりに近づいてる今、ちょっとひとこと言わせて下さい。

「誰か俺がひげ剃ったの気付いて」

もうだーれもきづかねーでいんの。
ふつーにスルーしていんの。

でもなぁ。普通ひげぐらいじゃ気付かないよなぁ。
正直かまってボーヤなのは分かっています。でも思い入れの深いひげが排水溝に流れていくさまが、今だ目蓋の裏に焼きついて離れんのです。

。゜（゜´Д｀゜）゜。ウァァァンひげ！俺のひげ！

そんなわけでひげをはやしたところで何も変わらなかったし、外的にも変わってなかったようです。
とりあえず当分はひげなし人間に甘んじるつもりです。

いや、分かってるんです。だからなんだって話だってことは。

『延示』Ｂパートアフレコ・その２

写真ネタが無いのでお蔵出し。
正月に熊本行ったときの滝写真です。ひとときの清涼感をどうぞ。

昨日、『延示』Ｂパートアフレコを行いました。
昼と夜で一気に二人分。主人公・水葉の後輩、幹谷役の清田希世さんと先輩である三枝役の吉丘くみさん。

まずはお昼から清田さんのアフレコ。
幹谷という役はけっこう長台詞が多く、苦戦すると思っていたのですがそうでもなかったです。ちなみにアフレコ初体験とか。
上手にそつなくこなしていただけたので短時間で終了することが出来ました。ありがたいっす！
で、奇遇ですが清田さんもＤＶＤ出すらしいですよ、これが。
今回セクシーショットにも挑戦したとかで個人的にも楽しみにしております。
「ときめき」と「せくしー」の調律はインリンによって崩されたそうで。やっぱ露出してナンボでしょ！ってアイドルオタでないわたしは個人的に思うのですがどうでしょう？
いや、でもときめくのも捨てがたい・・・・結局どっちだ。

夜から吉丘さんのアフレコ。
なんと、お台場冒険王でお仕事があった帰りなので、ガチで東京横断したことになります。お疲れ様です！
収録中はお疲れでかなりナチュラルハイになっていましたよ。やや呂律が回っておらず、酔っ払い気味のダンサーと化していました。だからちょい時間かかっちゃいました。でもこちらもアフレコ初にしては奮闘して頑張っていただけました。多謝。
ちなみにお台場冒険王で彼女が出演してらっしゃるコーナーがこれです。
『ネポスナポスは不思議な世界』
主に金曜と日曜の一日３ステージ出られるとのこと。場所は７階めざましステージにて。皆さん、お台場に行かれた際には是非。

帰りはラーメン食ってお別れしました。
駅まで送り、さあ帰るか、って時になって雨が本降りに。仕方ないのでダッシュしました。全身びしょびしょ。
腑に落ちない清涼感。

長谷川恵美さん 1stアルバム特典DVD撮影

終わったっす。フー。

なんかこういうの初めてだから緊張しました。
自分の映画の撮影より緊張したかも。でも正直楽しかった！と思う。

まずは事務所に集合。八王子～新橋へ。ちょっとした都内横断、ぶらりプチ旅行。
そっからさらにロケ地へ車で移動。

そして撮影へ。天気も晴れてオブジョイトイ日和。
今回、ＤＶＤの内容というのが「ジャケ写のメイキング」を中心としたものなので、自分らはカメラマン（いわゆる写真家）さんの周りをぐるぐると邪魔にならぬように動いて撮影してました。
サブカメラがわたしで、メインがコンちき。
昨日までの「明日のために」シリーズで養われた成果をあげようと、汗だくで撮影しましたよ。
とりあえずわたしの仕事は「撮影インタビュー」することだ、と思って色々聞いたりしました。なので今回のＤＶＤを観て、もし撮影者（質問者）のいびつな声が入っていることがあったら、それはわたしの声であります。ファンのみなさん、すまんこってす。でも頑張って「ファンのみなさんが聞きたそうなこと」を聞いたつもりです。すっげーベターなのですが・・・・。

でもすごいもんですね。カメラ向けたらぱっと笑顔になるし、コメント求められたら即座に答えるし。
撮影中でもスタッフのほとんどが女性だったのですが、みんなから「かわいーかわいー」とか言われてました。
そうだよなぁ。『延示』以外で自分からカメラを長谷川さんに向けるのは初めてだけど、ほんと、ただそこらへん歩いてるだけで絵になってるし。

ただわたしとしては「ポロリ有り」を期待してたのですが、オール着衣だったのでそりゃねーって感じでした。
しかし撮影も終盤に入り、ポーズ変えにてちょっとしたセクシーショットが。
うおぉー！燃ゆる！
ポーズ自体は普通なんだけど、カメラマンさんの横から見ると(∩・д∩)チラッでした。
本人気付いてるのか知らんけど、とりあえずいただきやした。ゴチっす！

撮影終了後、おつかれさまーってことでみんなでファミレスへ。
そこでも食うところとか食い終わるとことか、歌に関するインタビューなんか撮ったりしましたです。変にもりだくさん！
で、一息ついてるとマネージャーさんがこっそり一言。
「さっきのエロショットですが・・・・」
やばい、ばれてら。怒られる？
「じゃんじゃん編集で入れちゃって下さい。くどくない程度に・・・・」

・・・・・・・・・・

すばらしい！
なんて話がわかるお人だよう！言われなくてもじゃんじゃん入れるつもりでしたが、まさかマネージャーさんの口からこんな爽やかな一言が頂けるとは！
今回、改めてマネージャーさんのその紳士かつ朗らかな性格に感嘆せずにはおれませんでした。いやぁ、まったくもって素晴らしいお人柄でいらっしゃる。

でも真面目な話・・・・自分たちの表現の勉強しながらお金もらえるなんてほんとに有り難いことです。今回はいいお話をいただきました。有難うございました。

あとは編集です。ファンの皆さん！期待してください！ポロリはないけどティラリはあるよ。

明日のために その②

セクシーショットを
撮るべし！撮るべし！

俺、実験台。
コンちきカメラマン。

「なめる様に撮るが吉！」
とは『レストラン』でご一緒した大先生、広瀬様のお言葉。
なめる様に撮られるわたし。
なめる様に撮るコンちき。

昨日といい今日といい・・・・何をやってるのか、われわれは。
しかもコンちき、ファインダー覗きながらふき出してやがります。わたしの顔がおもしろかったみたいです。
「失礼なやつ！」
おへそを曲げたわたしにプレビューを見せるコンちき。

・・・・ヘンな顔。つうか、何が気に入らないんだ、その顔は。どんだけ不機嫌な顔してるんだよ。あーヤダヤダ。なんて不吉なツラしてんだ、俺は。


で・・・・・何で昨日からわれわれ二人がこんなことをしていたかと言うと・・・・

何と！今回初めてＲＩＦＦＩＬＭは「映像のお仕事」ってやつをいただきましたのです。
『延示』で水葉役を好演して下さった長谷川恵美さん。今度１stアルバムを出されるのですが、それについてくる特典DVDの制作を依頼されました！
キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゜Д゜)・∀・)￣ー￣)´_ゝ`)-_-)=゜ω゜)ノ━━━!!!
大吟醸！！
久保田万寿！！
ドンペリ！！

明日撮影です。今日はもう寝ます。頑張ります。
ウス。

明日のために その①

アイドルＤＶＤを
観るべし！観るべし！

手前の２つはもらったの、奥の山川恵里佳は知り合いに借りたのです。

そんな感じでかき集められたこれらＤＶＤをひとつの部屋で鑑賞する我らＲＩＦＦＩＬＭメンバー、赤目とコンちき。
夜勤明けの重いまぶたをこしこししながら見続けました。

大の男二人が。昼間から。アイドルＤＶＤを。

いろいろあるもんですな！
ときめき系から(*・∀・*)エチー系まで。

情けないほど顔の筋肉が緩んでくる。いつの間にかニヤニヤしてしまうっす。
うう・・・俺っていつの間にこんなしまりのない人間になってしまったんだ・・・・。


・・・・だが、しかし、いいものはいい！！

映画『レストラン』クランクアップ

「月刊キッチン～？」
'`,、('∀`) '`,、

この写真公開していいのかな。
まぁいいや。しちゃえしちゃえ。

本日（昨日）、映画『レストラン』の撮影が終了しました。
今週は２日連続で参加させていただき、先週と合わせて計３日間お手伝いさせていただきました。
その間にも皆さんは撮影されていたわけで。
一週間の間をおいて参加したわたしにしてみれば、先週に比べてみんなが仲良くなってるのを目の当たりにして、ちょっと謎の転校生な気分でした。

撮影ラストカットでは泣きの演技で、主演の中村梨香さんと長谷川さんがダブルで泣いてました。本当に不思議だなぁ。いったい何を思い出して泣いてるのだろう。それとも思い出してないのかな。役に純粋に没入してるのかな。いずれにしてもたいしたもんですね。

ＯＫがかかり、「以上で撮影終了です！」の声がかかると、一斉にみんながわ～っと。ぱちぱちぱちと。監督と女優さんたちに花束がわさ～っと。主演の二人は芝居泣きからマジ泣きに。
ん？あれ？
もう１カット追加で撮るって言ってなかったっけ？
みんなが盛り上がってる中、気になってチーフで助手やってる方に「あの、例のもう１カットってどうなったんです？撮ってないっすよね？」と聞いたら「いや、いいと思うけど・・・つうか今更聞けねぇよ！お前聞け！」「え？やですよ！やだからＫさんにこうして聞いてんじゃないっすか！」と隅のほうで押し問答を繰り広げていました。

そう言えば俺の時って・・・・。
と、『延示』のクランクアップ時を思い出しました。こういう感動的なのはなかったなぁ。
こんなだったですわ。ほんとに、ふざけているよ。


撤収も終わり、ロケ地のレストラン前で皆さんが名残惜しそうに「お疲れさまでした」とか語り合っていました。
一緒に物を作るということはこういった連帯感を生み出しますね。美しいものです。
でも３日しか参加してないわたしは基本的に蚊帳の外・・・・と思っていたら以外にも挨拶をしてくれる方が多く、なんか感動しました。名前とか覚えててくれた人もいたし。みんなしっかりしていらっしゃるなぁ。
でもその「お疲れさまでした」タイムが結構長かったので間が持たず、ほとんど長谷川さんのマネージャーさんと「甲州街道の法定速度」について話し合ったりしてました。

今回の撮影参加はいろいろと勉強になって非常に有意義なものでした。誘ってくれた監督に多謝。
中でもカメラマンの広瀬さんを始め、技術さんの方々の動きは非常にためになりました。現場でよきアドバイスもいただきました。お世話になりました。

さて、今週からはまた別の活動に向けて動き出します。ちょっとこっちは主体がわれわれにあるので緊張気味にもマジでいきます。

めざせ！オブジョイトイな人！

ときめいたメモリアル

今月初めての残業無し＆「レストラン」撮影予定変更で撮影手伝い無しになったため、ひさびさにお暇が出来ました。
先週からあんまりマトモに寝てなくって、すこぶる眠たかったのでぐっすり睡眠。そして甘味を食み食み。ウマー。

話は変わって先週の撮影手伝いで、長谷川恵美さんのマネージャーさんと会ったとき、「社長の机からぱくってきた」という長谷川さんのＤＶＤをいただきました。
自分はアイドルのＤＶＤというのは友人宅で観せてもらったことがあるだけで、ひとりで自分の部屋で観るというのは初めてのことでした。
どんなんかな、と、やや緊張気味に鑑賞。
あ～なるほどなるほど。こういう作りか・・・・・えへ。でへへ。
気付くとわたしの顔からキモチ悪い笑みがこぼれてしまっているではありませんか。やるなぁ、このＤＶＤめ。ニクイね。

なんかちょっとエチーのかなと期待していたのですが全然そんなことはなく、がっくりする反面、こういう映像ってのは明らかにそっち方面のものではないのだな、と痛感しました。
さらに言えば、この映像からはそういったものを抑制させる何らかの光線が発せられている気もしました。
知らなかった。アイドルの笑顔ってのはリビドーを緩和させる働きがあるみたいです。

消費させるけど建設的な感情を生み出すというアンビバレンスな何か。
う～ん、俺は以前にもＴＶに向かってこんな感情を抱いた覚えがある・・・・あ、アレだ！「ときめきメモリアル」だ！そうか、アイドルＤＶＤって、つまり「ときめく」ためにあるんだ。きっとそうだ。そうに違いねぇ。そうだそうだ。（←決めつけ）

このＤＶＤは今現在、相方のコンちきの手元にあります。
きっと今頃彼もＤＶＤ観て「甘ずっペ」とか茨城弁で言いながらときめいていることでしょう。

さて、それで何故われわれＲＩＦＦＩＬＭが、揃いも揃って長谷川さんのＤＶＤを鑑賞することになったのか。
それは来週中に明かされる今は秘密なあることに起因しているのです。

ひっぱるよ！

就労中におもうこと

工場のラインで隣りあった人が「嫌になりますね。たまに猛烈に工場に来たくないという衝動にかられます。そんな時ありませんか？」と聞いてきました。
ある。そりゃあ、ある。
「そうですね。ありますよ。でもそういう時は『休んだら○○円が入らなくなる』と、リアルに現金を思い起こすようにしています」
○○円あったら何々が買える、食える・・・・そういった結果も想起します。

なぜ嫌になるかというと、うちの工場は就労時間が長く、その上単純作業だからです。

長時間の単純作業においては、ただただ妄想の翼をたくましく広げ、心を異界にいざなうことだけがそのなぐさめになります。

ルーチン・ワークの極みと言っても過言ではない作業の折にふと心を飛ばし様々な物事の思いにふける。
『延示』の脚本が完成するまでは、作業中ほとんどストーリー案を練ることに腐心していましたが、今はそれがありません。そのため眠くならないよう、できれば脳が活性化し、心が躍動するような楽しげなことを考えるようにしています。

趣味のこと。
映画、フィギュア、漫画、古本、ＤＶＤ・・・・
旅のこと。
次はどこ行こう。こういう風景が見たい、どこそこのうまいものが食いたい、あの道を歩いてみたい・・・・
そしてＲＩＦＦＩＬＭの活動のこと等。
それ以外にもジャンルは種々控えています。
このような空想や妄想の類はわたしの得意とするところなので、わたし自身、単純作業というのは性に合っているのかもしれません。脳味噌だけはけっこう忙しかったりします。

だがしかし、そんなわたしでもちょっとやそっとじゃ抜け出せない精神の蟻地獄にはまることがまれにあります。それは皆さんにも経験があることと思われますが、『音楽エンドレスループ』です。
一度流れ出すと止まらない同じ曲。いったいアレは何なのか。今日はどこかで聞いたラップが延々と頭の中で鳴り響いていました。
今までで一番嫌だった曲は特撮番組『グリーンマン』のテーマ。
「グリングリングリングリングリングリングリングリングリーンマーーン　ヤー！」
もうヤメテ！と思ったところで、意識することから余計に鳴り響くグリーンマンのテーマ。
「狙われてるぞ～きみたち子供～」

あれは本当にやでした。

話を今日に戻します。
しばらくして例の彼がこう聞いてきました。
「すごく眠たいです。どうしたらいいでしょうか」
「エッチなことを考えるがいいです」
そう答えると、彼は見たこともないような微妙な笑みを浮かべ、そしておもむろにブラックブラックガムを三個取り出し、私に無言で手渡しました。

別にウケを狙ったつもりではなかったのですが、なぜか「すべった」というはかなさがわたしを包み込みました。

我が家のベイダー卿

例の鴨は今日も駐輪場にぽつねんと座していました。
駐輪しようとして近づくと「ンォアーー」と威嚇してきます。そりゃこっちのセリフだよ。

食うぞこの野郎。


さて、９日のエピソード３上映初日にも足を運び、今まさにスター・ウォーズ熱最高潮の私ですが、そんな折も折、予約しておいたフィギュアが我が家に到着されました。
それが写真のメディコムトイ製１２インチダース・ベイダー様です。

うは。
もう待った甲斐があったっす。すげーいいデキ。高いだけあるわぁ。
同じような値段でネオン管のライトセイバーも買えるのですが、我慢してこっちにしてよかったです。不満も無いことは無いけど、この造形技術とギミックは日本のメーカーならでは。米国の玩具メーカーじゃマネできない、至高の一品であります。
今日も仕事しててコイツのことが頭から離れませんでした。

美しいって罪だ！

このフィギュアはライトセイバーのプロップ等と共に、末永く我が家の神棚に納められることとなるでしょう。
毎日でも拝むよ。

映画『レストラン』撮影

金曜、夜勤が終りアパートに到着。駐輪場のいつもの場所にチャリを停めに行くと・・・・

鴨が座ってました。
目が合ったです。

というわけで本日、映画『レストラン』の撮影お手伝いに行ってきました。
プロの現場は久々なのでホントに緊張しまくりでした。
私がやったのはコードさばきや照明補助なんか。ＡＤやってた頃そうだったから、技術さんからは怒られまくるだろうと思っていたのですが、今回の方々は非常に優しく、なおかつとても紳士でした。おかげでわりかしリラックスして現場に臨めました。

とかいって照明倒しそうになって思っきしひんしゅくかってましたが。
てへ。あいきょーあいきょー。

頼りになります、太田胃散分包

「きれいな少女は、男をマジにさせる」

と、小説『６９』で村上龍が書いておりました。
少女かどうかはさておき、そこに綺麗な女の人が現れると、男というのはその人のことで頭がいっぱいな状態になってしまいます。
男は女に比べて脳の「視床」って部分が狭いらしく、複数の物事をいっぺんにこなすことが出来ないと言われています。それとこのいっぱいになってしまう現象ってのは関係あるのかもしれません。
ちなみに『６９』本編では、主人公がどうしても止まらない爆笑を止めるのに、校内一の美少女を思い出してその笑いをピタリと止めていました。
私的には納得いく話です。

さて、その「綺麗な女の人」がもし三人いっぺんにそこに現れたらどうなるか。
私、不肖赤目、胃をやられた挙句、口内炎を二つも患ってしまうという未曾有のカタストロフに見舞われた次第であります。


一昨日、映画『レストラン』の打ち合わせのため、都内のヘンな形をした某施設（写真）に行ってきました。
監督さんから「お手伝い足りないので、して」と言われて参加することになったのですが、この映画、自主でなく、商業映画なので規模がデカく、アイドルさんが３人も出演されるのです。
そしてそのうちの一人がめぐりめぐった奇妙な縁で水葉役の長谷川恵美さん。すごい奇遇だなあ。わはは。

そんなわけで、打ち合わせを通して目の前にはデラべっぴん×３。
あわわわ・・・・。
１０分後・・・口が渇いてきた。
２０分後・・・ダメだ。吐き気がしてくる。
３０分後・・・帰りたい。

他のスタッフの皆さんは毅然としたものです。みなさん業界の方ばかり。いわゆるプロフェッショナルですね。私は隅のほうでがたがたぶるぶると小動物のように震えていました。
もう、本気で一刻も早くこの場を立ち去りたい、と、そんな心境でした。

現場に行って役に立つ自身、はっきり言ってないです。
今度の日曜が参加日なのですが、そのこと考えると胃がムカムカしてきます。太田胃散分包が手放せなくなりました。

もうこうなったら「迷惑かけてやる」という気持ちで行ってきます。
覚悟しろよ、俺。

ペプシ スター・ウォーズボトルキャップ またきたよ

あまい・・・・あまいよう。
あまあまー。

ペプシって何でこんなに甘ったるいのでしょうか。

三年に一度のお祭といえばスター・ウォーズ。そしてそれに彩を添えるのがペプシのボトルキャップキャンペーン。
正直もううんざりです。毎回ノーマルはフルコンプしてますが、今回もさっさとフルコンして終わらせたいところです。あ～。あとセルリキもあるんだ。はぁ～・・・。
ちなみにセルリキってのはセルフリキデーションの略で、「シールを○枚と現金○円で購入！」という非常にペテンくさい嫌らしいやり方の販売方法です。

てか、そんな言うんなら集めなきゃいいのに・・・という声が聞こえてきそうですが、そりゃごもっとも。しかし集めてしまうのがコレクターというものなんです。結局、所持することに意味があって、集めたものを飾ろうとか、そんな気はさらさら無いのですが。
コレクターとは不思議な生物です。

う～誰か飲んで・・・・。
とりあえず今はダイエットツイストにポッカレモン原液を入れて何とか飲んでます。あと焼酎で割ったり。
また虫歯が疼きだす悪寒・・・・。

『延示』Ｂパートアフレコ・初日

クーラー風邪をひきましたよ。

クーラー風邪って何か自業自得って感じでアホっぽいです。「飯食いすぎて太ったがな」とかそういうニュアンスに近いっぽい。

さて、昨日『延示』Ｂパートのアフレコを行いました。初日は主人公・水葉唯役の長谷川恵美さん。
我が家にアイドルがやってくる！
町内のデパートで屋上イベントが開催されるようなノリでありますが、私にとっては驚天動地の大事件。とりあえずお掃除だけは出来るだけ丹念にしておきました。

部屋には私、コンちき、長谷川さん、マネージャーさんが入ると、もうぎゅうぎゅう。非常に心苦しいのですが、マネージャーさんには外で待っていただく事に。
「パチンコ・ラスベガス」しかないこの田舎町で、いったい何をして時間をつぶしていたのかは謎ですが、収録終了までの約４時間半をずっと何も文句言わずに待っていてくだすったマネージャーさん。この場を借りて深く感謝いたします。

さて収録開始です。さすがにアフレコ経験者だけあって上手いもんです。内容の割にはすらすらと進みました。失敗するとまじで身悶えて悔しがるさまは、女優としてのプライドを感じさせました。
ちなみにこの映画、主人公・水葉が鼻歌程度に「宵待草」を歌うシーンが出てくるのですが、もちろんそれも収録しました。何というか、今度発売される１stアルバムの出来が非常に楽しみな歌声でありました。色んな意味で。＼(゜∀゜)/

さぁ、ファンのみなさん、長谷川恵美っちの「宵待草」が聞けるのは『延示』だけだよ！

そして最後。
水葉による散文詩が読み上げられてこの映画は終わるのですが、その声がすごくいい！さすがにＣＤ出すだけあって声の出し方、雰囲気の出し方は文句無しでした。
なんつーの？スウィートボイスって言うの？甘いんですよ、声が。脳が溶けそうになります。「アイドル界の大麻」は長谷川さんに決定！

ということで。