ちくわブログ

ちくわの夜明け

2012総括

2012-12-31 00:54:50 | Weblog
1年が早い。


なんか早すぎませんかね。年々加速している。
正直年末という感じもあまりしないので、毎年恒例の総括もなぜか気が引けるのですが、一応書かないと落ち着かないのも事実なので書かせて下さい。

今年はまだ実家帰ってません。
帰るのが少しゆううつだ。去年さんざんケンカしたり怒ったりしたので。
30過ぎると親との関係って悪くなっていくものなのでしょうか?
いや個人的な問題か…

ああ。
ああーーーー


あああああーーーーーーーーーーーーー!!!!!!



家で寝てオナニーして過ごしたい。


では。



映画制作総括
今年やることはもう去年から決まっていていました。それは
『連合赤軍事件から40年』と『リッダ闘争(テルアビブ空港乱射事件)から40年』
それぞれをそれぞれの当事者がどのように動くかを取材する、というものです。

まずは連合赤軍から。
連合赤軍の全体像を残す会」に参加する傍ら、取材をさせていただきました。
2月末に行われた「連合赤軍殉難者追悼の会」ではわたし自身も発言しました。


マスコミの方々もけっこう来てました。

続いて5月には「シンポジウム 浅間山荘から四十年 当事者が語る連合赤軍」が行われ、こちらでも第1部の「映像でふりかえる」の制作を担当しました。


参加人数はなかなかのもので、これ以来、会のメンバーも少し増え、発行紙『証言』の発刊スペースも上がったみたいです。

また、亡くなった方々が埋められた仮埋葬地を巡り、その後残す会でも仮埋葬地及びあさま山荘を巡る「慰霊の旅」にも参加しました。




リッダ闘争40年にからんだ動きでは、かつて「ハイジャックの女王」と呼ばれたパレスチナ民族評議会議員 ライラ・ハリドさんが来日しました。

東京ではリッダ闘争40周年パーティに参加、八王子医療刑務所の重信房子さんと面会を果たす。

後ろはボディガードの方。隣にいるのは重信さんの娘・重信メイさん。

福島では被災地を訪れる。




京都では、屋根にリッダの3戦士「オリオンの三ツ星」をあらわした京大西部講堂にて2日間にわたるトークとライブが開催。


熱唱中の頭脳警察・PANTAさん。


そしてこれは、自分でも予想していなかったのですが・・・
北朝鮮・平壌を訪問し、よど号グループの皆さんを取材しました。


取材記執筆中です。
途中まではコチラ↓
【北朝鮮 よど号グループ取材記・1 北京】
【北朝鮮 よど号グループ取材記・2 平壌へ よど号グループとの初対面】
【北朝鮮 よど号グループ取材記・3 よど号グループ帰国問題談話・平壌観光】
【北朝鮮 よど号グループ取材記・4 人民大学習堂/万寿台の丘】
【北朝鮮 よど号グループ取材記・5 主体思想塔と平壌の遊園地】
北朝鮮 よど号グループ取材記・番外編 北朝鮮のハンバーガー

時間軸として見れば【よど号事件】→【連合赤軍事件】→【リッダ闘争】で、この三つの柱に大きく関わる映像を撮れたことは大収穫でした。




お仕事総括
以上の理由から今年は映画制作に専念しており、お仕事は・・・な情況でした。
おかげでまじで金がありません。近年まれに見る金欠状態です。
考えてみれば金がなけりゃ撮影も取材も上映も出来ないので、来年はもっとじっくり考えて行動しようかと・・・

思うには思ってます。
金欠は精神を蝕みますね。




しゅみ道総括
何と言っても「スター・ウォーズ エピソード1 3D」が公開されうれしくてフィーバーしてたらその様子がチラっとテレビに映ってたらしく母から「あんた今朝テレビに映っとったが」と言われ全国的に一瞬の恥さらしを敢行。


↑この人ですおまわりさん

あと『けいおん!』観てむぎちゃんのことが好きになりました。

結婚したい。

旅関係は今年も特にどこも行けませんでしたが、関西方面にはしょっちゅう。
取材の途中、鴨川から眺めた夕暮れの先斗町が美しかったのが印象的です。

映画の取材でどこそこ行ってるせいか、旅欲もなくなってきて、それはそれでサビシイものです。
来年は金のかからない日帰りプチトリップとかやってみたいです。




以上。
今年は震災から1年が経ちましたね。3月11日、東京を歩いてみたのですが、殆ど以前と変わらぬ日常の風景が見られました。


デモもちょっと日常の風景に組み込まれてきてて、これは良いことなんだか悪いことなんだか。

ああ。


関係ないけどなんだか気分が沈む。
今年も最後は明るくメイドさんの写真で終わろうとしたのですが、うち水っ娘大集合に行けなかった。
フォルダひっくり返してみてもオッサンの写真ばっかりだ。

あ、
高崎の巨大観音様に行って来たのでそれをシメとします。女性だし縁起が良いに違いない。

来年はもっと女っ気のある写真を撮りたい。
犯罪じゃない範囲で。


はああああああ・・・・



皆様、よいお年を・・・・
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酉の市行ってきた

2012-12-22 21:09:04 | Weblog
上京した頃から行きたくて行きたくてしょうがなくて、毎年行きそびれていた「花園神社 酉の市」にやっと行ってきました。


何度か開催中、前を通ったことはあるものの、いつも仕事中で入ることを断念しておりました。
行くからにはきちんと楽しまなければ、と。


花園神社はゴールデン街のすぐ近くで、それでも新宿の中心部からは少し外れています。
そういうわけで、やや喧騒から離れた場所にあるのですが、酉の市開催中は神社付近から夜店が並び、相当なにぎわいを見せます。


ちなみにこちら↑のたこ焼き屋のお姉さんは、すごく可愛かったのです。

鳥居をくぐると、境内はこんな感じに。



ちょうちんがキラビヤカ。
当たり前のように混んでいたので、隅っこから失礼してかしわ手。

もうかりますよう。



よし飲んで食うぞ!!!




ソースの焦げるにおいとか、煮込みの香りやらいろいろ渾然となって鼻と目と脳と腹を刺激。
露店で調理されるものって、なんでこんなにおいしそうに感じるんだろう。
夏はあまり祭に行かないたちなので、わたしにとってこういう雰囲気と味は年末年始の風物詩なんです。

とりあえずソース的なものが食いたかったので、お好み焼きを買って飲める店に入ります。
色んなお店から誘惑の煙が。



とりあえず生ビール。わざわざ生を出す店を探しました。
当たり前だけど、外なので寒い。
しかし雰囲気も味もいいし、ついつい長居。

すると、隣の金持ちオッサンとそのメカケさんみたいなカップルに声をかけられました。一部の店を仕切ってるお偉いさんらしく、色々と教えてくれました。
それ以外にもなぜか財テクとか。
なんでも、「男は不動産をやってナンボ」とかそんなお話。
女性は「だって男って見栄っ張りじゃない。マンションとか持ってると一目置かれるよ」と。

そうなのか・・・でも金ないし。一目置かれる前に俺は映画を・・・映画を・・・
と、なんか禍々しい想念が心を支配し始めたので、この話題からできるだけ逸らそうとしておりました。
しかしツマミも分けてくれ、最後は「よいお年を」でお別れ。なんか暖かい気持ちになれました。
新宿ってこういう暖かみがあるから好きです。

もちろん熊手も見ました。




THE 日本。
方々から「手締め」の掛け声が聞こえたり、デカイ熊手を抱えた人が歩いてたり。こういう雰囲気も含めていいもんですね。

自分は稼ぎのほうがアレなので、しかし一応、ということで800円のフォークのように小さな熊手を買いました。


最後は、いよいよ念願の見世物小屋へ。
うん。
あれですな。いろいろご愛嬌で。
生の鶏を食うギャルはすごかった。


帰り。
店のまん前で手に入れた宝物をご開帳するお子さん。

そして初音ミク綿菓子。

文化と文化がとろけてる。

デザートが欲しくなったので、チョコバナナを買ったら、ジャンケンで買ってしまい、2本もらえました。
しかし2本も食えないのでそこらへんに突っ立ってたお子に「食う?」ってやったらムシャムシャ食ってました。


以上。
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北朝鮮 よど号グループ取材記・6 祖国解放戦争勝利記念館

2012-12-14 17:01:56 | 映画制作
訪朝3日目。


この日もまずはよど号「かりの会」事務所へ。
その後、午前中は皆さんと一緒に『祖国解放戦争勝利記念館』という施設を見学しました。

車を降りて施設まで歩く途中の街並み。

写ってませんが、子供がケラケラと笑いながら走り抜けていきました。
少し歩くと今度は軍人さんの行列、チマチョゴリを着た女性の行列が。

それらを眺め、撮影していると
「赤目さん、早く早く!こっち来て撮って撮って」
という植垣さんのせかすような声が。

何事かと施設前まで行くと、このような軍服美人さんが待ち受けておりました。

ワーイ!!!案内してくれるガイドさんです。

そして、これが『祖国解放戦争勝利記念館』。

いわゆる「朝鮮戦争」に関する施設で、「朝鮮戦争における北朝鮮の米国への勝利と、金日成の業績を称える」的な建物なんであります。

まずは金日成氏の凱旋を祝う様子を描いた絵。

なんでか、ずっと絵に向かって扇風機がかけられていました。
乾いてないのかな、と思ったのですがどう考えてもそこまで出来たてホヤホヤな絵ではなかったので謎です。

続いて、中では様々の資料や、朝鮮戦争で実際に使われた物、金日成氏が使用した物、米軍から奪った物品、兵器が陳列され、それをガイドさんが熱心に説明してくれました。



指し棒がいかしています。

途中、ビデオ鑑賞も行われました。しかしテレビに映らない。
あれ~?とガイドのお姉さんがやっていると、誰だったかが「ちょっと赤目くん、見てやってよ」と。
配線を見るとビデオ端子の差し口が間違っていたので、直しました。

はれて鑑賞開始。
お姉さんもこういったことにまったく動じず、誰かが「堂々としてんなぁ」と言ったのには笑ってしまいました。

戦車とかこれどうやって入れたんだ的などでかいブツも。

地図を指しながら作戦とか説明してくれるお姉さん。

ジオラマ。こういうの燃える。


さて、メインの展示会場から移動し、やたらだだっ広い駐車場のような展示場に案内されました。

ここには実際に使用された戦闘機や潜水艦、車両等がズラリと並べられていました。
こちらも北朝鮮側のもの、米軍側のものと両方が展示されておりました。


これは確か、撃墜した機体だったか。

とにかく展示物はけっこうな数で、兵器好きな人とかたまらんだろうなという。
銃とかバズーカ砲も。


さらに移動し、最後はパノラマ展示室へ。

奥が絵、手前がジオラマという按配でなかなか凝っております。

パノラマ絵がぐるーーーっと回り、米国の支配地域から北朝鮮が奪還するまでを描いた物語となっておりました。



史実がどうこうというのは置いといて。
プロパガンダだろうがなんだろうが、こういうのは行って観て楽しめばいいんだ、と思いました。ガイドさん美人だし!
あと、この地における「事実」をきちんと見ておくのって、けっこう重要なことだと思います。




続く

前回まではこちら
【北朝鮮 よど号グループ取材記・1 北京】
【北朝鮮 よど号グループ取材記・2 平壌へ よど号グループとの初対面】
【北朝鮮 よど号グループ取材記・3 よど号グループ帰国問題談話・平壌観光】
【北朝鮮 よど号グループ取材記・4 人民大学習堂/万寿台の丘】
【北朝鮮 よど号グループ取材記・5 主体思想塔と平壌の遊園地】
北朝鮮 よど号グループ取材記・番外編 北朝鮮のハンバーガー
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北朝鮮 よど号グループ取材記・番外編 北朝鮮のハンバーガー

2012-12-08 01:27:38 | 映画制作
前も書いたとおり北朝鮮での飯はほとんどがうまかったのですが、それもあちらで色々とおもてなしされたからで、比較的豪華なものばかり食べていたからかもしれません。
しかしそうでない場合もあって、われわれが「そういう事」に興味あるというのを察してもらえ、いわゆる普通の平壌市民が行くようなレストランでも食事をしました。

中でも「北朝鮮にハンバーガー店ができた」というのは訪朝前から知っており、これは行かねばと思い、希望して連れて行ってもらいました。


ここがハンバーガーショップ。「三台星清涼飲料店」

向こうの飲食店は大体こんな感じの外観なので、何屋かちょっと分からないですね。
よく見るとこういう看板が立ってます。

ファーストフード屋だよ~ という控え目なアピール。
店の前は普通の街。交通量の多い大通りに面しています。

お店は2階にあり、窓から外を見渡すとこんな感じ。

店内は細長く、われわれ以外にお客さんはほとんどいませんでした。

建物に入り、階段を登ってすぐにあるカウンターで注文します。
選んでるのは訪朝団とよど号メンバーの小西さん、若林さん。

メニューはこちら。
なんだかよく分からないので、無難に普通のハンバーガーとポテト、コーラを注文しました。


あるニュースによるとキムチもあるとか。
シンガポールのワッフル店がパートナーとのこと。だからか、確かにワッフルも売っていました。
ちなみにハンバーガーの朝鮮式呼び名は「陥遭 社壱奄人 薩」(牛の挽肉焼きとパン)。


席についてしばらくすると注文したメニューが運ばれてきました。

開封した状態がタイトルの写真。バンズをめくると

なんかグーテンバーガー思い出した。

味は普通に美味しかったです。
ポテトも自販機的な思い出深い味わいでした。

ただ、北朝鮮人民向けにローカライズしたハンバーガーということで、バンズが甘いのが気になりました。帰りの飛行機でも機内食でハンバーガーが出たのですが、この時は本格的に甘く、ちょっと気持ち悪くなってしまいました。
他でプレーンなパンを食べた時も「甘い」と感じたのですが、そのほのかな甘さが日本にはないもので、ロールパンだったかを食べた時は逆に「これなんてパンだ?うまいですね」と話題になったりしました。

訪朝団の編集者・椎野礼仁さんはフライドチキンも頼んでおりました。

パリッとジューシーでいけました。


店員さんは若い女性ばかりで、可愛かったから「撮っていいですか?」と聞いたらイヤイヤされたので無理やりカメラを向けたらプクッと頬をふくらませ、くるりとそっぽ向いてしまいました。

・・・・・・

おいおいおいおいおーーーい!!!
なんだね今のは!か、かわいいいい!!!



まぁでも。

実際日本で同じことやられたら「え・・・」と引いてしまうんでしょうけど。北朝鮮の化粧の薄いあのなんつーかスレてなさそうなおぼこっぽさが可愛さを引き立てるんでしょうなあ・・・・

という北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)のハンバーガーに対する現実とその考察をお伝えしました。




続く

前回まではこちら
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