はてなばばあ

気まぐれに自分メモ的に書いてます。

パリ編 その3

2008年03月17日 | 旅行
最終日のパリは、一日フリータイム。

ゆっくり起きて、ゆっくり朝食をとってから悪評高いメトロへ。「昼間は大丈夫だよ。」ってことだったし、路線にもよるんですが、普通のこぎれいな子供たちが数人で取り囲んで、あちこちポッケやカバンから堂々とスリ(強盗だ)を働くという噂を聞いてましたが、自分たちの乗った路線はサラリーマンや主婦しかいなかった。切符の買い方は、通りすがりの綺麗で親切なマドモアゼルに聞いて教えてもらった。やさしいフランス人もたくさんいますねえ。スーパーのレジのおねーちゃんが一番愛想なかったなあ。それに比べて日本は天国ですねぇ。

地下鉄降りて、休日のルーブル美術館あたりをうろうろした後、シテ島にあるノートルダム寺院に向かってテクテク歩いて行きました。中は薄暗く、ステンドグラスが、めっちゃ素敵に輝いていて圧倒されました。椅子に座って、しばらくボーッとしてました。「あー来てよかった。来れたこともありがたいわぁ」って気持ちでいっぱいになりまして、ちょっと熱くなりました。そんな気分にさせてくれる場所です。






で、椅子から立ち上がって教会の中をぶらぶら見てまわることにしたのですが、ココに来る道からずっと後をつけてきたおっさんが、またすぐそばに近づいてきたのです。「え?うそ?たっぷり休憩した後なのに?」とりあえず、そいつを先に行かせました。そしたら、今度は周りを何気に取り囲んでくるではないか!しかも家族で。そうです。たぶん家族連れのスリ、強盗集団だったのです。やばい!と思い、近くの椅子に突然座って反対にじろじろ見てやりまして事なきを得ました。その後その集団は、入り口付近で新たなカモを探しているのを目撃しましたけど。

その後、興味津々で他にもいないか?と観察しましたよ。います。います。あちこちに。観光客じゃないぞ!こいつ。ってヤツが。そういうヤツは、たいていカメラを写すわけでもなく手ぶらです。カバンも持ってないです。で、目だけきょろきょろしてカモを探してました。暗いので、強引に取り囲まれたら怖いです。ああ、こういうことか。と、勉強になりました。そして裏道の人通りのすくない通りも危ないということもわかりました。

パリには日本人の観光客が、いっぱいいたのですが、日本人は、すぐわかります。ホントにカモですね。危なげなカップルもいましたよ。カバン置いたまま写真撮ってた。おいおい。そういう自分たちもしっかり狙われてましたが、わかるような気がしました。普通にカバン持ってたら強引に持ってかれてしまいますね。観光地では、やっぱり気をつけないとダメですねえ。

その後は、セーヌ川をクルーズしました。といってもチープな観光船で。お食事出すような船はバカ高いですが、この観光船はお値打ちでした。乗ったらいきなり大雨が降ってきて1階席の部屋の中に避難しましたが、しばらくするとやんだので、オープンの2階席に登り寒さにも耐え、1時間の船旅を堪能しました。夕暮れ時だったので、ポツポツ明かりが灯るのが美しかったです。



そんなこんなで、あっという間に旅も終わり日本へ帰ってきました。
2週間経った今は、日々のことに追われて夢でも見ていたんじゃないか?と錯覚しそうです。でも写真を眺めてはヘラヘラしなおしてみたりして。さーて、これからまた頑張らなくっちゃ!


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