はてなばばあ

気まぐれに自分メモ的に書いてます。

PARIS.4日目(その1)

2012年01月29日 | 旅行
4日目(その1)

ようやく雨が上がり朝日がまぶしい!誰もが名前を知っている超有名な「ルーブル美術館」へ開館時間にあわせて市バスで向かう。



日曜無料DAYの次の日だったからか?朝早いからか?意外と空いている!館内はめちゃくちゃ広いので日本語パンフレットをもらい、自分の位置を確認しながら回ることに。まず最初の人だかり発見!サモトラケのニケが、ででーん!と迎えてくれた。



そして、いるわ。いるわ。観光客がいっぱい!韓国、中国、日本人の割合が半分以上を占めている。中でも日本人がダントツ!ツアー客、修学旅行、個人旅行。主要な作品の前には、どこも人だかりができてて、ある意味わかりやすい。有名どころナンバーワンのモナリザは、本物は色がやわらかくて深くて実に美しかった。
 

ミロのヴィーナスも、ああ、大理石でできている!あたりまえなんだけど質感がいいのよ。質感が。石膏じゃないんだ。本物なんだ。と、完全なおのぼりさん状態。



有名な作品が、行けども行けども出てくる。とにかくバカでかかったりする油絵も天井が高いからゆったり展示されているし、規模が半端じゃないわけで。ああ、こういう文化に子供の頃から接している人たちは、大人になってもコンサートに行ったり絵を鑑賞したりできるのか?文化を楽しむ幅が違いすぎる!悔しいような、羨ましいような・・・



クラクラしながら館内を歩き回る。彫刻の量もすごいのなんのって!全部観るなんて絶対無理!
主要な作品のゾーン以外は、人も少なくなってきてエジプトの彫刻や先日行った「ケ・ブランリー美術館」にあったようなプリミティブな彫刻ゾーンなんて、ほぼ貸し切り状態。小物、模様、形に釘付け!現代でも通用しそうな陶器の柄だったり形だったり。ああ、ネタの宝庫だ!いつか、また、ゆっくり来られるチャンスがあったら来たいと思う。



そうそう、フレスコ画のところでは鳥肌がたった。学生時代に授業で一枚だけ描いたことがあるけれど、本物を観たのは初めて。いったい何時間歩いただろうか?お腹も空いてきたので館内のカフェでサンドイッチとコーヒーを飲む。二人で20.4ユーロだった。割高だが仕方ない。



お腹も満たされて、元気になったので美術館を出てMETROで「サンポール」まで行くが、目当てのアンティークショップやカフェなど休業ばかり。街なみの雰囲気も静かでいい感じなんだけど休みじゃ仕方ない。気を取り直して、そこから歩いて1kmくらいのところにある「ヴィアデュック・デ・ザール」という50以上のジャンルの職人がアトリエを構えるギャラリー?店?があるらしいので歩いて行ってみると、陸橋の下に延々とアトリエがならんでいた。ガラス越しに陶器の絵付け作業など見ることができたが、気軽に入れる雰囲気でもない。他に歩いてる人も少なくて閑散としていた。
午後2時ぐらいだったかな?曇ってきて寒くなってきた。



(つづく)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿