はてなばばあ

気まぐれに自分メモ的に書いてます。

楽窯ワークショップ(その3)

2014年11月30日 | 仕事のはなし
3日目、昨日の雨も上がり、お日様も顔を出して窯焚き日和です。運動場の端っこの紅葉の木々の下で1列に並んで焼成開始。





まずは、徐々に温度を上げながら素焼きしていきます。

と!その時です!いきなり周りがざわついてきました。え?何?何?
なんとドクターヘリが運動場に降りてくるらしい。島でも急病人などの搬送にヘリが使われることはあるけれど、間近で見るのは初めて。地元の方が搬送されることになったらしいが詳しいことはわからない。命に別状がなければいいのですが。その後どうなったのだろう?

しばし中断。みんなでヘリを見守る。が!ヘリの降りてくるその瞬間!突風で窯のフタが次々とオープン!窯自体が倒れなくて良かったけど、すごい風なんですね〜!びっくりした。小石がバチバチ顔に当たって目が開けていられなかった。

そんなこともあったけど、無事素焼きが終わり、午後から釉薬を付けて本焼き。





これまた驚き!あっという間に焼けるんですわ。しかも、焼成に使うのは木ぎれで。釉薬が溶けたら取り出して籾殻の中にズボボボっと入れると釉薬の付いてない部分が炭化で黒くなる。面白いじゃないか!ねえ?

最後は水の入ったバケツにジュっとつけ込んでおしまい。うへえ!すげえ!
これ、これ、この窯ってば、ワタスに最適じゃないかね?焼く場所あるし、木ぎれ、おかくずなんて捨てるのに困るほどあるぜよ。そんでもって短期勝負的な焼成で自分に合ってる。





もうね、木工家とか陶芸家とか絵描きとか、そういう肩書きはいらないのよ。
楽しいんだってば。作ることが。生み出すことが。素材は何でも使えるものは使ってみたいのだ。

とてもとても勉強になってヤル気倍増して帰ってきました。
生きてるうちにやりたいコトをさせてもらいまっせ。よろしゅうたのみまっせ。まっせ。

留守中、老犬介護のお世話を任せぱなしにして相棒氏には感謝感激でございやす。
ありがとさんでございやした。老犬もヨロヨロしながら待っててくれて嬉しいワン。

ささまの地元の方たちはじめ、スタッフの方、参加者の方たち、皆さんお世話になりました。
ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします!










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