今年のPMFもいよいよ札幌では最後のコンサート
曇天のコンサート日和? ドップリ浸ってきました
このコンサートの特徴は何と言っても「気楽さ」でしょう 屋台だって出ちゃいます!
早速、独り祝杯!(高齢行事、いや恒例行事です!)
先ずはアカデミー生によるウエルカム・ファンファーレで開演です
お馴染み天羽明恵のMCでプログラムが進行します
第1部はPMF青少年のための音楽会です
ホスト・シティオーケストラである札幌交響楽団によるメンデルスゾーン 「真夏の夜の夢」から序曲、スケルツォ、間奏曲、ノクターン、結婚行進曲 指揮とお話は佐藤俊太郎です
続いて、東海大学付属第四高等学校吹奏楽部による「エンターテインメント・マーチ」(川北栄樹)と「ラッキードラゴン~第五福竜丸の記憶~」(福島弘和)
子供たちも興味深そうに聞き入っていました
第2部はPMFアメリカ・トークコンサートです
メトロポリタン歌劇場のハープ奏者安楽真理子さんとPMF生によるハープ三重奏から始まりました
マルセン・グランジャニー「3台のハープによるクラシックスタイルのアリア」とプーランク「プレスト」
そして、PMFアメリカとアカデミー生によるコープランド「アパラチアの春(原曲版)」とワーグナー「ジークフリート牧歌 作品103」
第3部はPMF Popsです
まずは、札幌旭丘高等学校合唱部のさわやかなコーラスで、キャンディーズ名曲集より「年下の男の子」「暑中お見舞い申し上げます」「春一番」
続いて、ベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルヴァース「マンマ・ミーア!」
爽やかな女性合唱のハーモニーが芸術の森に響き渡ります
次は新国立劇場オペラ研修所修了生によるドヴォルザークのジプシーの歌
ソプラノの柴田紗貴子、吉田和夏、立川清子、倉本絵里、そしてピアノは南部麻里
続いては、天羽明恵さんのソプラノでPMF創設者バーンスタインの『ウエストサイド・ストーリー』から「I feel pretty」
バーンスタインは本当に素晴らしいものを札幌に遺してくれました
次はカナディアン・ブラスのメンバーが登場
ホルボーン「私のリンダ」、ヘンダーソン「ルッキング・グッド・フィールング・バッド」、ウォーラー「ハンドフル・オブ・キーズ」、ハンディ「 ビール・ストリート・ブルース」
途中、雨にも当りましたが、第3部の最後は、天羽明恵の合唱指導のあと、全員で「PMF賛歌~ジュピター~」を大合唱
そして第4部はPMFオーケストラ演奏会(プログラムC)
ソリストにあのワディム・レーピンを迎えて、ブルッフ「ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調」
レーピンには完全にやられてしまいました!
奥様はあのボリショイ・バレエのプリンシパル=スヴェトラーナ・ザハーロワ 世界中をあっと言わせた大物カップル誕生はまだ記憶に新しいところ
そして、本日のメインはベルリオーズ「幻想交響曲 作品14」
今回で3回目のPMF参加となる首席指揮者の準・メルクルは、ともすれば勢い余って爆走しがちな若いPMFオーケストラを完全にコントロールし切っていました
終了と同時に花火が打ち上げられ、アカデミー生の健闘を讃え合うとともに、来年節目の25回目の成功を誓い合い散会
また来年!!!
バーンスタインの遺志を永遠に!