NASAが『我々が暮らす天の川銀河は約40億年後に、最も近い銀河であるアンドロメダ銀河と衝突し融合する』と、銀河や無数の星々が迫り来る様子の想像図を公表しました。
アンドロメダ銀河の接近は壮大な光景を夜空に映し出すそうですが、その頃には太陽が金星の軌道上に達するまでに膨張し地球を焼き尽くすので、地球の生き物がその景色を目にすることはないとも言っています。
太陽系から近い星の場合、「川のこちら側の離れた2点」は夏と冬の地球の位置で、地球は半径約1億5000万キロメートルの軌道を公転しているので、夏と冬に測定すれば最大3億キロメートル離れた場所から星の方向を測定することが出来るのです。
宇宙の世界は未知と神秘に満ち満ちていてとても興味深いのですが、何億光年など天文学的な数値を言われても気が遠くなるだけです。自分にとって一番の謎は、宇宙に果てがあるのかと言う疑問です。
最新の観測が明らかにした宇宙の姿は、星が数百億、数千億集まっている銀河や、その銀河が数百個、数千個も集まっている銀河団、さらに何億光年にもまたがった銀河の網の目状の構造「大規模構造」など、多様な階層構造が存在していることが判ってきているそうです。
現在は宇宙に果ては無いという説が有力のようですが、何処まで行っても無限に空間が広がっているという概念自体が私には理解できません。でも逆に有限だとすれば、ではその外側はどうなっているのかという新たな疑問にブチ当たってしまい、どんどん深みにはまって眠れなくなってしまうのです。(笑)