『私のエッ!?日記』(暇爺の“ボヤ記”) 

 ~平凡な日常を画像で綴る Photo diary ~

冬の嵐

2021年01月31日 15時09分25秒 | 日記
 二日間吹き荒れた “冬の嵐“ が過ぎ去りました。

 北海道には「電線着雪注意報」や「船体着氷注意報」などという、北国特有の注意報があり、雪の重さで電線が切れ停電になったり、船べりに波しぶきが凍り付いてバランスを崩し転覆事故が起きる危険があります。



 


 3年前の「北海道胆振地方東部地震」で、“ブラックアウト”によりガレージのシャッターが開けられなかった苦い経験があります。

 車庫に灯油ストーブや寝袋、非常食などを保管していたので、最悪の場合に車内で暖を採ったり、テレビ・ラジオで情報を得たり、スマホの充電も出来た筈です。

 今回は停電に備えてシャッターを手動に切り替えておきましたが、事なきを得てホットしております。

 ただ、その後も断続的に雪が続いており、玄関の階段が再び凍り付かないか心配で、こまめに雪ハネしております。





 少しでも運動不足解消に役立つのなら、時節柄ありがたいことです…


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ウルフ・ムーン

2021年01月28日 21時00分27秒 | 日記
 今年初めての満月も、雲を透してかすかに星粒のように見えるだけ。




 アメリカの先住民たちは、1月の満月を古くからウルフ・ムーンと呼んでいるそうで、寒くて深い雪の中でオオカミたちが食べ物を求めて遠吠えをするのが由来だそうです。

 道内は冬の嵐が接近中で、せっかくキレイに取り除いた階段の氷塊も、湿った雪でまた凍り付くのでしょうか?

 明日~明後日は台風並みに大荒れで、最大瞬間風速45mとの予報も出ており、停電に備えてガレージのシャッターを手動に切り替えました。

 保管しているポータブル灯油ストーブと灯油缶をいつでも取り出せるように、そして防災用の飲料水と寝袋を車に積み込みました。

 ちょっと大袈裟かもしれませんが、3年前に発生した「北海道胆振地方東部地震」による道内全域にわたる“ブラックアウト”がトラウマになっているのです。

 備えあれば憂いなし!






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上弦の月

2021年01月25日 09時42分06秒 | 日記
 “三日月がなかなか撮れません。

 冬の“三日月”は特に美しいと言われており、毎月のように狙っているのですが、天候に恵まれず未だに叶いません。

 “三日月”なんか何時でも見られると思っていましたが、いざ撮影するとなるとなかなか思うように行かないものです。

 考えてみれば “三日月”は年間12回ほどしかなく、晴れの確率が5割としても年に5~6回見られれば良いところかもしれません。

 今回もようやく晴れたと思ったら、もう上弦の月になっていて(月齢 7.9)、これはこれでまた趣があるのですが、どうしても冬の“三日月”が撮りたいのです。



2021.1.21  18:35  接眼レンズ20mm(40倍) +スマホ撮影


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大寒異変

2021年01月21日 23時18分24秒 | 日記
 南から暖かい空気が流れ込んだ影響で、大寒にしては日中の最高気温が「+4℃」と3月中旬並みとなり、幹線道路は雪が解けて春のようです。

 



 歩道はザクザクで足元がおぼつかず、よちよち歩きになったせいで歩数計も大台に乗りました。


 



 帰る頃には陽が落ちて、手稲山の夕暮れも明らかに “冬のそれ” とは趣を異にしていました。




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イヤミス

2021年01月18日 12時12分16秒 | 日記

 まさきとしか著『あの日、君は何をした』

 コロナ禍による巣篭もりのせいで暇を持て余している折りに、たまたまラジオ番組で紹介があったこの作品。

 作者が札幌出身だったことに加えて、各界からの批評がことのほか高く、『まさきとしかは、この1作で間違いなく飛躍するだろう』『イヤミスの先頭集団に躍りでるはずである』『軽い気持ちで読み進めれば火傷するかもしれない。』などと、とにかく評価がユニークなのです



 

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 北関東のある街で平凡な主婦として幸せに暮らしていた主人公の生活は、息子が連続殺人事件の容疑者に間違われて事故死したことによって一変する。深夜に家を抜け出し、自転車に乗っていた息子は何をしようとしていたのか……。

 15年後、新宿区で若い女性が殺害され、重要参考人である不倫相手が行方不明に。無関心に見える妻に苛立ちながら、母親は必死で彼を探し出そうとする。捜査が進むうちに、無関係に見える二つの事件をつなぐ鍵が明らかになる。

 読み終えた後は「イヤミス」感が残るが、読み応えのあるミステリー作品である。





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小正月

2021年01月15日 12時07分47秒 | 日記

 今日は“小正月”ですが、我が家では“小豆粥”を食べる習慣などは元々ありません。

 そもそも今年は母の喪に服しており、“正月飾り”や“鏡餅”なども控えてきたので、どんと焼きや鏡開きも必要ありません。

 

 一部には「忌明け後なら良いのでは?」と言う意見もあるようてすが、やはりここは祝い事や華美な行いは謹しみ、初詣も控えてきました。


 喪中ハガキを出したので年賀状も勿論来ません。




 明確な根拠も知らずに、ただ昔からの慣わしでそうしてきたのですが、改めてひも解いて見ると、正月に行うことの多くが「神事」であるのに対して、喪中は「仏事」であることから、身が汚れた状態で年神様を招き入れることはタブーとされ、つまり「神事」と「仏事」とでは真逆の行事だからと言うのであります

 

 何か少し寂しい気もしますが、たまには静かな正月もまた良いものです。 


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2021天体ショー

2021年01月12日 14時51分36秒 | 日記
 昨年12月の約400年ぶりの「木星と土星の超大接近」は、残念ながら曇っていて見られませんでしたが、昨夜の「水星と木星、土星の最接近」もまた雲で見ることができませんでした。

 実は新年早々「しぶんぎ座流星群」が1月3日の夜に見られるはずだったのですが、こちらも残念ながら空振りに終ってしまい、昨年末から連敗続きです。

 でも、コロナ禍において私たちを癒やし楽しませてくれる注目の天文イベントが今後も目白押しです。



     ・1月18日~19日『月と火星が接近
     ・2月13日『新月直後の細い月
     ・4月6日~8日『月と土星、木星が接近
     ・5月5日未明・6日未明『水瓶座η流星群』 
     ・5月26日『スーパームーン×皆既月食』 
     ・8月11日~13日『ペルセウス座流星群』 
     ・9月21日『中秋の名月』 
     ・11月19日『部分月食』 
     ・12月14日~15日『双子座流星群』 

 withコロナが叫ばれ新しい生活様式への変容が求められている時だからこそ、俗世から一時離れて心静かに夜空を見上げるのも良いかもしれません。

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“ 誰も寝てはならぬ ”

2021年01月09日 11時36分06秒 | 日記
 七草も過ぎた今頃、正月に録画した『トゥ一ランドット』を永久保存版としてDVDにダビングしてゆっくり鑑賞しました。




 古代中国を舞台に壮大なスケールと美しい旋律が奏でる傑作、イタリア・オペラの大作曲家プッチーニ生涯最後の作品『トゥ一ランドット』のMETビューイングがWOWOWで正月2日に放送されました。

 絢爛豪華なセットで知られるMETの『トゥ一ランドット』を手掛けたのは、映画「ロミオとジュリエット」の監督としても知られるイタリアの巨匠 “故フランコ・ゼフィレッリ”。METで30年近く愛される芸術的な演出で心行くまで堪能(2019.10.12上演)

 トゥ一ランドット役には、輝かしくパワフルな声を持つドラマティックソプラノの “クリスティーン・ガーキー”、カラフ役にはアゼルバイジャン出身の “ユシフ・エイヴァゾフ“、世界の歌姫“アンナ・ネトレプコ” の夫でもある彼の甘くリリカルで強さもある実力派テノールと豪華キャストが勢揃い。






《あらすじ》

 絶世の美女として知られる皇女トゥーランドットは、求婚者に謎をかけ、解けないと殺してしまう恐怖の姫君でもあった。戦に敗れて放浪していたダッタン国の王子カラフは、流れ着いた北京で、生き別れになっていた父ティムールと父に従う女奴隷のリューに再会する。しかし再会の喜びも束の間、カラフは姿を現したトゥーランドットに魂を奪われてしまう。ティムールやリューの制止もきかず、カラフは謎解きに挑戦してしまう…


  “誰も寝てはならぬ” 
 このアリアは第3幕でカラフによって歌われます。前幕でカラフはトゥーランドット姫への求婚者に出される3つの難題を見事に解決するも、姫はカラフとの結婚に難色を示します。
 そこでカラフは自分の名前を夜明けまでに当てれば、結婚を諦めて命を捧げようと申し出、もし名前を解き明かせなかったら姫は結婚を承諾しなければならないことを条件にします。
 冷酷な姫は自国の国民に対し、カラフの名を解き明かすまでは寝ることを禁ずるというお触れを出し、もし誰も解き明かせなかったら国民を皆殺しにすると言うのです。






 ちなみに、2006年トリノ五輪の開会式で “故ルチアーノ・パヴァロッティ”がこの曲を歌い、フィギュアスケートの荒川静香選手もこの曲で金メダルを獲りました。

【YouTubeで見る】をクリックして広告をスキップしてください。



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“春の声”

2021年01月06日 10時21分21秒 | 日記

 やはりこれを聴かないうちは年が明けた気がしません。

 朝から一日がかりでビデオを編集しDVD化して、元旦恒例の「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」を心行くまで堪能しました。

 

 ウィーン楽友協会の黄金のホールから、TVとFMを通じて世界90カ国以上に放送され、5千万人が視聴するというクラシック音楽でも最も有名なビッグ・イベントです。

 シュトラウス一家のワルツやポルカが演奏され、その高額のチケットは世界一入手困難と言われていますが、今年はコロナ感染防止のため史上初めて無観客で開催されました。

 指揮はイタリアの巨匠 “リッカルド・ムーティ” で3年ぶり6回目の登壇を果たし、円熟のタクト捌きで王者の貫禄を見せつけました。 

           

 

 

 

 恒例のウィーン国立バレエ団によるバレエシーンでは、「春の声」の3組目に第1ソリストの木本全優、橋本清香夫婦が登場し花を添えてくれました。

 二人は10代で海外に渡って出会い、ウィーン国立バレエ団に移籍後、橋本は2016年、木本は2017年に最高位である第1ソリストに昇格しています。

 海外屈指のバレエ団で夫婦そろって最高位に昇りつめるのは奇跡のような確率かもしれません。

 

 

 

[2021演奏曲目]

1.ファティニッツァ行進曲(スッペ)
2.ワルツ「音波」作品148(ヨハン・シュトラウス2世)
3.「ニコ殿下のポルカ」作品228(ヨハン・シュトラウス2世)
4.ポルカ・シュネル「憂いもなく」作品271(ヨーゼフ・シュトラウス)
5.ワルツ「坑夫ランプ」(ツェラー)
6.ギャロップ「贅沢三昧」(ミレッカー)
7.喜歌劇「詩人と農夫」序曲(スッペ)
8.ワルツ「バーデン娘」作品257(コムザーク)
9.「マルゲリータ・ポルカ」作品244(ヨーゼフ・シュトラウス)
10.「ヴェネツィア人のギャロップ」作品74(ヨハン・シュトラウス1世)
11.ワルツ「春の声」作品410(ヨハン・シュトラウス2世)
12.ポルカ・フランセーズ「クラップフェンの森で」作品336(ヨハン・シュトラウス2世)
13.「新メロディ・カドリーユ」作品254(ヨハン・シュトラウス2世)
14.皇帝円舞曲作品437(ヨハン・シュトラウス2世)
15.ポルカ・シュネル「恋と踊りに夢中」作品393(ヨハン・シュトラウス2世)
16.狂乱のポルカ 作品260(ヨハン・シュトラウス2世)
17.新年の挨拶
18.ワルツ「美しく青きドナウ」 作品314 (ヨハン・シュトラウス2世)
19.ラデツキー行進曲 作品228 (ヨハン・シュトラウス1世)

 

 再放送:1月9日(土)Eテレ 14:00~17:00 の予定です。


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“ 第五番「運命」”

2021年01月04日 11時45分50秒 | 日記

 正月三が日が過ぎて今日から “仕事始め” という方も多いと思いますが、私の場合は年末年始に録りだめしたビデオの編集・整理が “仕事始め” のようなものです。

 年末~年始は何かと忙しく見たい番組も重なるため、複数台のテレビの裏録機能もフル稼働させて録画し、後でゆっくり鑑賞することが通例になっています。

 とりわけ、昨年はコロナ禍によりPMFをはじめ楽しみにしていたコンサートが軒並み中止になり音楽に飢えていただけに、恒例のジルベスターコンサートやニューイヤーコンサートが、まるで乾ききった心にビタミンが浸みこむように潤わせてくれるのです。

 

恒例の大晦日カウントダウン・コンサート

 毎年BSテレ東で生中継される「東急ジルベスターコンサート」は、紅白の終盤と競合する年越しの名物番組ですが、今年のカウントダウン曲はベートーヴェン生誕250周年の締め括りに相応しい交響曲第5番「運命」第4楽章でした。

 指揮は、昨年3月にびわ湖ホールでオペラ『神々の黄昏』の無観客上演と無料ライブストリーミング配信を敢行し、大きな話題を呼んだ沼尻竜典で、東京フィルハーモニー交響楽団が奏でるベートーヴェンがオーチャードホールに響き渡りました。

 

 

 絶対に失敗することはないと信じつつも、画面に映し出されるカウントダウンの秒針と睨めっこしながらハラハラドキドキのコーダ部分でしたが、 0時00分のピッタリ1秒前に終わり、カノン砲は鳴りませんでしたが見事カウントダウンに成功!

 あらためてベートーヴェンの音楽のテーマ「苦悩を克服して歓喜へ」のごとく、コロナが収束して希望に包まれた1年になるよう祈りをこめて新しい年をスタートさせたいと思いました。

 

 [曲目]

・モリコーネ:『ニュー・シネマ・パラダイス』 より
・小曽根真:「No Siesta」 オーケストラ版
・ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」第1楽章、第4楽章
・シェーンベルク:『レ・ミゼラブル 』より「民衆の歌」
・ピアソラ:「リベルタンゴ」
・ストラヴィンスキー:『火の鳥』 より「子守唄」「終曲」


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“初日の出”

2021年01月01日 09時30分12秒 | 日記

 喪中につき初詣は控えますが、「初日の出」くらいは許されるだろうと思い待っていたら、キタキツネが挨拶回りに来ました。

 

 

 

 堤防で見かけたことがありますが、住宅街では初めてなのでビックリしました。

 先日の足跡はもしかしてキタキツネだったのかもしれません。

 飼い猫等との接触によるエキノコックス感染症が懸念され、正月早々有難迷惑な来訪者となりました。

 

 

 

 ちなみに、初日の出は雲や屋根に邪魔されて拝むことは叶いませんでした。

 代わりに、富士山上空からのテレビ映像に手を合わせて拝みました。

 

 


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