庭の片隅にスズランが咲き始めた
去年ほど密生せず真ん中が透けて見える。 やはり飼い主に似るのかなぁ?
東京の友人から「川崎大師」の便り
その昔、川崎市麻生区の社宅に住んで居たころ何度もお参りしたことのある懐かしいお寺で、10年に1度の弘法大師御本尊の大開帳が奉修されているそうです。
特別な護符「赤札」を2時間ならんで授かったとのこと。
赤札は弘法大師の直筆と伝わる「南無阿弥陀佛」が手刷りされた護符で、これを頂けば無量の功徳を授かるといわれているそうで、私も御利益に『あやかりたい!あやかりたい!』
今年は初詣の御神籤で「大吉」を引き当て、介護福祉士試験直前には八王子の「曹洞宗天海山雲龍」の“学業成就御守”を頂き、今度は「川崎大師」の赤札とは何と縁起の良いことか!!
今日届きました!
思えば長い1年でした。
実務経験3年以上になれば受験資格が生まれ、誰もが目指す「介護福祉士」への道。
ライフワークとして介護・福祉に携わって行く自分を曖昧にしないために、自分なりの“行”として介護福祉士を目指そうと発心し、1年前から準備を始めました。
ニチイの通信講座を始めたのが昨年1月。
本番まで未だ1年もあるという油断から学習効果が上がらずあっと言う間に夏。そろそろ短期集中で臨もうとフンドシを締め直してみたものの、覚えたことを片端から忘れていく 「物忘れ症候群」 に取り付かれていることを悟り、大原の夜間・休日講座に通い始めたのが11月。
結果これが功を奏して何とか合格できましたが、最大の危機は本番直前のまさかの感冒感染でした。
受験本番に向けた感冒・インフル対策として、秋の段階から脂肪を蓄え、流行期に入ってからは徹底して人混みを避けるなど神経質すぎるくらい注意を払っていましたが、ほんの一瞬の不注意で本番2日前に感染してしまいました。
でもお陰様で、かかりつけ医の魔法の点滴による「発熱封じ込め作戦」 が見事に当たって何とか受験出来たことは、まさに不幸中の幸いでした。
登録証が届いた今、「自分史」の巻頭で公言した“本当の自分さがし” の旅も7年目でようやくゴールを迎え、巻末で誓った“恩返しの旅” が今まさに始まろうとしています。
そんなワクワク感と共に、「NPOライフサポートネット」をはじめ、「町内会」 「福祉のまち推進センター」 「社会福祉協議会」 「民生委員」 等のご縁をライフワークとして続けて行くうえで、自分に足りなかった部分を少しだけ補えたような、そんな満足感に浸っています。
サービス付高齢者住宅に入居されているHさん、訳あって3か月振りの散髪です!
琴似からわざわざ苗穂まで出かけるのは、亡くなった奥様との想い出を辿る旅でもあります・・・
奥様はその年の2月7日に突然倒れられ札幌厚生病院へ入院。道職員を退職して間もないHさんは、病室に簡易ベッドを持ち込んで1年間泊まり込みで看病を続けたそうです。その間、昼食は決まって病院向かいの「ラーメン天壇」で、月一回の散髪は隣駅苗穂の「カットハウスおおにし」に通い続けました。
入院から1年と2日後の2月9日に、奥様は現在Hさんの主治医でもあるK先生(副院長)立ち合いの元、Hさんに見守られながら静かに息を引き取られたそうです。
お二人の誕生月は共に2月で、結婚記念日も2月、入院したのも亡くなったのも同じ2月で、毎年その時期が近づくとHさんの心向きが微妙に変化するのが見て取れます。
現在、加齢黄斑変性症で視力の殆どを失ったHさんは、これまで室内外で3度ほど転倒し手指の骨折や顔面打撲の大怪我を負っており、独りでの外出は危険なため3年前より定期検診の通院に同行させて頂いているのです。
診察室での主治医との軽妙なやりとりや、件のラーメン店で醤油味のあっさり系スープを美味しそうに啜りながら在りし日の奥様との想い出に浸っているHさん。その大切な時間を邪魔しないように、Hさんと呼吸を合わせるかのように、ただ「ズルズル」とスープを啜る自分が居る。
苗穂へのこだわりが強いため、地元琴似の床屋へお誘いするも何度も断られ、3か月ぶりに実現した馴染みの散髪屋。
1時間あまり店のご主人やオカミさんとの会話の中にも奥様との想い出が溢れ、散髪が終わる頃には頭髪だけでなく心身共にリフレッシュされて、朝とは別人のように変身されたお姿がありました。
もともとお洒落でダンディーなHさん、このところボサボサ頭を気にして食堂への足が遠のいていたようですが今日からは大丈夫でしょう。朝夕しっかり食べて体力を回復してください!
手稲山には未だこんなに雪が残っているのに……
札幌にもようやく桜の季節がやって来ました
我が家の窓からも見えます
庭のムスカリが原産地の地中海ブルーを誇らしげに ~ 奥のオキザリスが遠慮ぎみ…
オキザリス=花言葉は互いに真逆の「通じ合う心」と「失望」。 さて昨今の我が心境は如何に( 置き去りす?)
戦争の放棄を謳った憲法第9条をノーベル平和賞に推した「憲法第9条にノーベル平和賞を」実行委員会(事務局・神奈川県相模原市)に、先日ノルウェー・オスロのノーベル委員会から推薦を正式に受理したとの連絡があったとのこと。
当初は憲法第9条を受賞候補に考えていたようだが、ノーベル賞の受賞対象が人物か団体のみであることから、受賞候補を「日本国民」にしたと言う。
昨今、集団的自衛権の行使容認に向けた環境整備が進められる中、憲法第9条を保持し70年近く戦争をしなかった日本国民が保持する日本国憲法は世界に誇れる平和憲法であり、日本国民一人一人が受賞候補者になった意義は大きい! 今年は278の候補が登録され、受賞者は10月10日に発表されるとのこと。
ちなみに、日本のノーベル賞受賞者数は18人で堂々の世界第8位であるのに対し、隣の韓国は平和賞の金大中大統領だけで学術的研究分野はゼロ。
やはりその国の文化水準が一定程度以上ないと、告げ口外交レベルでは無理のようである。