NHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の番組で知ったのですが、昨日は作曲家 “服部良一” の 没後30年の命日でした。
作品としては「青い山脈」や「蘇州夜曲」くらいしか知りませんでしたが、ジャズを出自とし洋楽のリズムやビートを流行歌に採り入れ、戦前から戦後にかけて数多くのヒット曲を世に送り出し、後年はレコード大賞の審査委員長などを務めるなど、日本の音楽界に多大なる貢献を果たしたという理由から、国民栄誉賞を受賞しているんですね。
和製ポップス隆盛の最大の功労者と言われますが、元々は大阪フィルに参加してフルートを担当しながら、ジャズ喫茶でピアノを弾く日々を過ごしていたそうです。
そんな才能は子の服部克久や孫の服部隆之、曽孫の服部百音へとしっかりと受け継がれ、親子四代に亘って服部良一の遺伝子は今も生き続けています。
カーリングの日本選手権が明日から故郷の北見市で開催されます。
ロコ・ソラーレは、2018平昌五輪で銅メダル、2022北京五輪で銀メダル、パンコンチネンタル選手権2022で優勝、最高峰グランドスラム2023でも優勝と快進撃が止まりません。
さて、中部電力、富士急、北海道銀行を含む４強の実力が拮抗しており、国際大会より日本選手権を連覇する方が難しいといわれる中、頂点に立つことができるでしょうか？
大会の模様はNHK-BS1で生中継されますが、是非ここは地元の声援を力に変えて日本一を掴んで欲しいものです。
今週のNHK-FM「かけるクラシック」で、あの “お風呂が沸きました♬” のメロディーの原曲が、エステンの「人形の夢と目覚め」であることを初めて知りました。
10年に一度とやらの「大寒波」で冷凍庫のような凍えの中、お風呂タイムはほっと一息できる極上のひと時です。
今年最初のNHK-FM「リサイタル・パッシオ」に、ヴァイオリニストの “小町 碧” が登場しました。
ともすれば、チャイコフスキーコンクールで勝者した “諏訪内晶子” や “神尾真由子” とか、ハーバード大学とジュリアード音楽院の双方を首席で卒業した才女 “廣津留すみれ” などに注目が集まり勝ちであり、自分もそうした演奏家を追いかけてきた一人ですが、 “小町 碧” というヴァイオリニストを初めて知り、日本の音楽界の懐の奥深さを再発見したような気がしました。
10代の頃よりロンドンを活動拠点とし、ヴァイオリニスト、作曲家、研究者、翻訳家、ライターとして、英国音楽の探求を中心に幅広い活動を続ける “小町 碧” が紹介されました。
昨年、英国の作曲家レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの生誕150年を記念してプロジェクトをスタートさせ、その皮切りにニュー・アルバム『ヴォーン・ウィリアムズ：ヴァイオリンとピアノのための作品全集』を収録販売。
新年早々、ヴォーン・ウィリアムズの「揚げひばり」で縁起良く舞い上がり、干支のウサギに因んでピョンピョン跳びはね、飛躍の年にしたいものです！
札幌の現在の気温は＋7度、予想最高気温は＋9度と1月としては95年ぶりの記録的な高さとなる見通しです。
これは4月上旬並みの陽気で、急な雪解けによる落雪などに注意が必要ですが、週末にかけて寒気が流れ込むため一気に気温が下がり、札幌では氷点下の冷え込みになるとのこと。
春はまだまだ先のようで、寒暖差による体調管理に要注意です。
被告席には人間ではなく、何と今年の干支 “ウサギ” が着きました。
もちろん本当の裁判ではなく、ＮＨＫの「昔話法廷」の中でのことです。
番組は『かちかち山裁判』というタイトルで、起訴内容はウサギによるタヌキへの敵討ちで、動機はウサギの親代わりであるお婆さんがタヌキに殺されたことへの復讐劇です。
犯行は、タヌキの背負った焚き木に火をつけ、さらに大火傷の背中にトウガラシ味噌を塗りつけ苦痛を与え、最後は泥船に乗せて溺死させようとした「殺人未遂罪」です。
裁判の最大の争点は、ウサギを実刑に処するか、それとも執行猶予にすべきか？ でした。
検察官は「殺意を持って何度もタヌキを痛めつけたウサギの行為に同情の余地はなく、反省もしていない。再犯の可能性もあるので、刑務所に入れるべきだ」と。
一方、弁護人は「ウサギが犯行に及んだのは、大好きなおばあさんを殺された怒りと無念だ。十分反省しているし、再犯の可能性もない。おじいさんの元で、おばあさんのことを思いながら罪と向き合うべきだ」と主張します。
ウサギを刑務所に入れるか？それとも執行猶予にするか？どっちにすればいいのでしょうか？
結局、番組は判決の出ないまま終わりますが、こちらの「昔話法廷」は小学４年生から６年生向けのもので、考えさせることが目的のようです。
法曹界や少しでも法律を学んだことのある人でれば、「ウサギがお婆さんの仇を討ちたいのであれば刑事告訴すべきで、個人的に殺人行為に及ぶことは許されない」との結論に容易に至るでしょう。
裁判員制度が始まって14年になりますが、もし自分が裁判員に選ばれたとしたら、そんな簡単に結論付けられるだろうか？
きっと真剣に悩む気がします。
昔は冬に採れる野菜が少なかったことから、さまざまな栄養素が含まれる七草は貴重な食材でした。
御節で疲れた胃を休め、不足しがちな栄養を補えるともいわれています。
子供の頃、必死に暗記した「春の七草」
・せり：特有のさわやかな芳香には鎮静効果もあります。
・なずな：古くから薬草として使われてきた万能食材で、肝臓病、高血圧などに効果があります。
・ごぎょう：咳止め効果もあり、風邪予防に効果的です。
・はこべら：利尿・歯痛・消炎効果があります。
・ほとけのざ：解熱、鎮痛作用があり、歯痛止めにも良いそうです。
・すずな：かぶの別名で葉にはカルシウム、鉄分等が多くビタミンも豊富、根の部分は便秘改善に役立ちます。
・すずしろ：大根の別名で葉にはビタミンたっぷりで風邪予防に、根にはジアスターゼが含まれ消化を助けます。
そして今夜は今年最初の満月でした。
干支のウサギは餅つきをしているでしょうか？
正月から満月が観られて幸運ですが、チャンスは年間12回のみ、必ずしも晴れるとは限りません……
今年もあいにく初日の出は拝めませんでした。
代わりにテレビで富士山上空からの「ダイヤモンド富士」に掌を合わせ、御神籤もテレビで……
大吉が当たるまで何度でもチャレンジできました。
初詣に出掛ける必要がなくなると、ついお酒も進み寝正月になってしまいました。
年末の風物詩とも言えるベートーベンの第九演奏会、大晦日に２つの番組が放送されました。
一つは著名な各交響楽団のコンマスや首席奏者たちによる「指揮者のいないオーケストラ」が生み出した奇跡の演奏会！
クラシックの最高峰にあえて指揮者なしで挑んだ秘密を32台のカメラが捉えて解析。
奇跡のアンサンブルはなぜ生まれたのか？ ベートーベンの神髄に迫る74名の挑戦のドキュメントでした。
もう一つはN響による年末恒例の「第九演奏会」です。
新型コロナ、ウクライナ、インフレなど、世界中に不安が広がり混沌とした時代だからこそ、平和を願うに相応しい「歓喜の歌」となりました。
そして大晦日恒例の「東急ジルベスターコンサート」
注目のカウントダウンはドヴォルザークの「交響曲第９番〈新世界より〉第４楽章」でした。
2022～2023 ジルベスターコンサートカウントダウン
鈴木優人が率いる東フィルの華やかな名曲の響きと共に今年を振り返りながら年越し。ソプラノの森谷真理、天才ヴァイオリニストの服部百音らが華を添えるコンサートで晴れやかに新年を迎えることが出来ました。
