『私のエッ!?日記』(暇爺の“ボヤ記”) 

 ~平凡な日常を画像で綴る Photo diary ~

人生を変える勉強

2020年09月30日 07時01分34秒 | 日記
 5年前にアップされ、127万回以上も再生されている藤原和博氏の“噂のプレゼン”
 
 もっと早く出会っていれば、人生が変わっていたかもしれない!



 ◆ たった一度の人生を変える勉強をしよう~藤原和博氏








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アプリ断捨離

2020年09月28日 13時45分07秒 | 日記

 「グーグル社員が自分のスマホからGmailを削除したワケ」…本文はこちら

 こんな記事を読んで自分にも思い当たる節があり、思い切って「g-mail」や「Instagram」「twitter」「facebook」等を削除することにしました。


 

 

 この機会に、いつの間にか膨れ上がった雑多なアプリ類の断捨離も手掛けてみようと思っています。

 これにより今までの自分と何かが変わる? そんな自分への期待を込めて……

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任意保険

2020年09月26日 12時32分56秒 | 日記

 任意保険の満期が近づき、複数社の見積りが比較できる「自動車保険の一括見積りサービス」の案内メールが届きました。

保険の窓口 “インズウェブ”」と「保険スクエア “bang!”」の二つのサイトに応募し、5社ほどから見積のメールが届きました。

 各社とも「早割り」や「web割引」「eサービス割引」などの特典を前面に出して、『保険料と補償内容を比較して安心できる保険を!』と、いかにも “買い手市場” のように見せかけて、実は「前年と同じ条件」「安心プラン」「充実プラン」の三本立ての年間保険料を比較しているだけで、前年の保険料との比較は伏せているのです。

 なので、その中から一番安い「前年と同条件」を選んだとしても、前年よりかなり高い保険料を支払わされる仕組みになっているのです。

 この傾向はどの会社にも共通しており、「eサービス割引」による証券不発行を良いことに「高齢者だから前年の保険料まで覚えていないだろう」と馬鹿にして年々吊り上げているのです。

 現在契約中のM社にその点を指摘して再度見積もりを出させたところ、数千円も安く提案してきました。

 つい一言「これからも高齢者に優しい営業活動を!」と小言を言って契約しましたが、どうしてここまで詐欺まがいのことが罷り通る世の中になってしまったのでしょう。








 ちなみに、一括見積りサービスの利用者全員に「ケンタッキーフライドチキン」と「 ハーゲンダッツアイスクリーム」のプレゼントが付いており、スマホに電子ギフト券が送られてきました。
 本当は、こんなことにゴマかれちゃいけないんですけど、なにせ育ちが育ちなもんで……



 

 実は8月の免許証更新で初めて「ゴールド免許」を貰ったのですが、保険申込書の該当欄にチェックを入れたら、更に3千円以上安くなりました。ゴールド免許ってこんなに得なんですね!


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ギンドロ

2020年09月24日 09時43分33秒 | 日記
 一見、白い花を咲かせたような大木が風に揺れています。

 近づいて見ると花ではなく葉っぱでした。

    “葉の裏” が白く、風に煽られてキラキラ輝いて見えたのです。





 ネットで調べると「ギンドロ(銀泥)」というポプラの一種で、別名「ウラジロハコヤナギ(裏白箱柳)」とも呼ばれ、街路樹等どこでも普通に見られる木のようです。

 葉の表が光沢のある深緑なのに対し、裏がフェルトのような白銀の繊毛に覆われているため、表と裏のコントラストが花のように映ったのです。

 恥ずかしながら、この齢にしてまた一つ勉強になりました。










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2020年09月22日 11時36分05秒 | 日記
 北東の空に大きな虹が架かりました。

 もしかして、この街にきて初めての虹かもしれません。
 
 しばらく閉店中の寿司屋の屋根に、「早く再開できますように!」と願掛けしているように見えました。

 



 

 虹を見る機会は年に1度あるかないか、いつもカメラを持っている訳ではないので、そうシャッターチャンスに恵まれるものではありませんが、こちらの1枚はワイキキのホテルで撮ったものです。
 
 自分の記憶では、もっと大きく鮮やかな印象が残っておりますが、今見みると大したことありません。

 たぶん、初めてのハワイということもあり気分が高揚していて、ワイキキビーチ一杯に架かる虹を、オーシャンビューの部屋から見られたというサプライズ感もあり、実際より過大に美しいイメージとして残っているのかもしれません。

 人間の記憶って、案外いい加減なものですね。



ワイキキの虹と夕陽



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秋三題

2020年09月20日 11時10分03秒 | 日記
 厳しい残暑が過ぎ、すっかり秋めいて来ました。

 記録的な残暑の後だけに、涼しいというよりは寒いくらいです。
 
 道端の草木も色づき始め、トンボがスイスイと気持ちよさそうに飛び交っています。 







 空には箒で掃いたような “スジ雲” が広がり、夏の主役だった “入道雲” を彼方へ追いやっています。



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現の証拠

2020年09月18日 12時38分53秒 | 日記
 一見、裁判用語のように見えますが、実は日本中の野山や道端に普通に見られる野草で、ドクダミやセンブリなどと共に、日本では古くからの三大薬草の一つに数えられ、下痢止めの薬として知られています。

 ゲンノショウコの名前の由来は、飲むと直ぐに効果が現われることから「現之証拠」と名づけられ「医者いらず」とも言われてきました。 

 ちなみにゲンノショウコは本日(9/18)の誕生花でもあり、花言葉の「憂いを忘れて」は、飲めばすぐ効いて腹痛などを忘れられるところからきているようです。





 小さい頃は、自宅の庭や道端など何処にでも生えていて、細い茎が地面を這って白い花が咲いていたのを覚えています。

 お腹をこわしたときなど、祖母から「マズイけど直ぐ治るから」と飲まされた苦い思い出があります。

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セビリアの理髪師

2020年09月16日 10時06分52秒 | 日記

 秋の長雨が続く中、 “クラウディオ・アバド” 指揮の「セビリアの理髪師」をたっぷり堪能させて頂きました。

 この序曲は高校時代の吹奏楽のレパートリーの1つで、第1バイオリンのパートをクラリネットが担当するので 1stクラの腕の見せ所です。コンクールで緊張した懐かしいあの頃が甦ってきました。

 

 

 オペラといえば、ワーグナーのような重厚長大なものが王道と言えるかも知れませんが、このようなご時世にこそ軽妙でコミカルなのもアリかと思います。

 このロッシーニの喜歌劇はモーツアルトの「フィガロの結婚」と原作者が同じで、物語が根っこの部分でつながっていることは有名な話ですが、収録された1972年は奇しくも私たちの結婚した年と重なり、アバドの髪もフサフサで若々しく、あの時代にタイムスリップしたような気がしました。


 ちなみにアバド語るとき、エレーヌ・グリモーとの騒動は外せません。二人はデビュー以来、数多く共演を重ねてきた夢のタッグでしたが、そんな二人が芸術性の違いから歴史ある「ルツェルン音楽祭」での共演をキャンセルしてしまったのです。

 原因は、たった30小節、時間にして1分数十秒のカデンツァでした。曲目はモーツァルトのピアノ協奏曲23番で、グリモーはモーツァルトのカデンツァではなく、別のバージョンを用意していたところ、アバドからモーツァルトの方が良いと言われました。

 ソリストの腕の見せ所(聞かせどころ)に注文を付けられたグリモーは、今回はそれを弾くことは考えられないと主張し、それでも食い下がるアバドに、それはソリストが決めることだと譲らず、アバドもそんなふうにテリトリーの問題にするのなら一緒に音楽は創れないと決裂し、2011年の共演をキャンセルしてしまったのです。

 後にグリモーは「私は自分の方針を曲げて身売りするようなまねや、波風を立てることを避けて事なかれ的に済ませることは出来ない。そんな妥協とは無縁でいたいし、彼もそうだと思う。だからこそ、私たちは長年共演してこられたのかもしれない。」

 そして最後に「音楽上のパートナーシップがうまくいかなくなるのは珍しいことではない。そのことは私たちのこれまでのパートナーシップに何ら影を落とすものではない。」とまで言いきったのでした。


 アバドは既に2014年に80歳で亡くなっていますが、過去にはこんな素敵な共演がありました。 


 ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番ハ短調 」第1楽章



 

 グリモーの魅力は、芸術性や演奏スタイルだけではなく、彼女の生き方そのものに共感を覚えるからです。フランス出身ながらドビュッシーなどフランス近代音楽には興味を示さず、アメリカに拠点を移してブラームスなどドイツロマン派音楽に傾倒。

 大学で動物学を学びニューヨークにウルフセンターを開設してオオカミと一緒に暮らす中で、オオカミが捕食者の最高の存在と捉え、人間が生物の頂点であるとの考え方を改めるべきと提唱し活動を展開。

 漫然と流れの中に生きるのではなく、自分の存在に問題意識を持ち続けている真摯な姿勢が、彼女の音楽をより熱くして聴衆の魂を揺さぶるのであり、そんな音楽創りに強いこだわりを持っている強烈な個性が私は好きです。






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“辛”+“一” = 幸

2020年09月14日 08時05分46秒 | 日記

 コロナのせいにしたくありませんが、暇を持て余して生活のリズムが狂ってしまい、このところ「ラジオ深夜便」のお世話になることが多くなりました。

 先日のイラン出身のサヘル・ローズさんのメッセージ『母からもらった未来を世界中の子供たちに!』は感動的でした。

 

 

 緊急事態宣言が解除されても、なお不自由な自粛生活を強いられている人は多く、中でもお子様をお持ちのお母様方のご苦労は計り知れないものがあると思います。そんな方々に是非届いて欲しいメッセージです。

 イラン・イラク戦争で孤児となったサヘルさんが、祖国イランと育ての母への想い、世界中の子供達の未来を作りたいと夢を語っています。


  とりわけ『 “辛”という字に “一”を足せば “幸”になる』の言葉がとても印象的でした。




 『イラン、バンザ~イ!』                                     


 資源の乏しい日本にとってイランは重要な石油供給国であり、貿易収支においても自動車や電気製品、石油化学製品の輸出相手国であり、パレスチナ紛争などの中東の地域的な外交関係においても、第二次大戦中を除けば比較的友好的かつ戦略的な関係を維持し続けてきた歴史があります。

 アメリカとイランが対立する中で、日本への原油の約9割がホルムズ海峡を通って来ているという現実を踏まえ、アメリカが呼び掛けるホルムズ海峡の安全確保に向けた有志連合構想への対応など、日本の立ち位置は非常に難しいところではありますが、日米安保を基軸としたうえで日本独自の戦略的外交を展開して欲しいものです。

 個人的に私たちがやれることは限られますが、民間レベルで友好関係に繋がることがあれば、どんな小さなことでも一つ一つ積み上げていくことがとても大切なことだと思うのです。


 ~2017冬季アジア札幌大会『女子大回転』(2017.2.23 サッポロテイネ)~



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大坂なおみ

2020年09月12日 15時14分06秒 | 日記
 USオ一プンで快進撃を続ける“大坂なおみ”見たさに、再びWOWOWに加入しました。

 実は全米と全豪を制して世界ランク1位になった頃から、彼女のメンタリティーやコート上での品性が鬱陶しくなり、完全に食傷気味になっていたのです。

 世界のトップランキングまで導いてくれたあの “サーシャ・バイン” コーチとの突然の決別も不可解だったし、袂を分かってからのプレーぶりは目を覆いたくなるほどで、コート上での振る舞いもアスリートとしての適格性さえ疑うまでになっていました。
  
 それ以来 wowowは解約したままで彼女の試合は全く見ませんでしたが、今大会で人種差別を訴えるマスクを着用して入場したというニュースを聞いて心を動かされたのです。





 久しぶりに見る彼女は別人のように生まれ変わっていました。
 初戦から見ていて一番感じたのは、自分のミスにイラだって絶叫したりラケットを叩きつるシーンが殆どなくなった点です。常に自分で感情をコントロールして冷静に対処できる大人に成長していました。

 若くして世界の頂点に立ち、一時自分を見失いかけて挫折を味わったからこそ、テニスだけでなく人間として何か一番大切なものを学んだのと思います。

 人は自分の富や名声のためでなく、社会正義や誰かのために戦う姿ほど尊く美しく強いものはありません。

 1回戦では、白人警官に撃たれ死亡した黒人女性の名前をプリントした黒のマスクを着用して入場し、試合後には「今大会は7つのマスクを用意している」ことを明かし、決勝戦まで7試合全てに出る決意を表明したのです。




 


 WOWOWはテレビを妻に譲って自分はスマホのオンデマンドで観戦、期待どおりに準々決勝、準決勝と勝ち進んで、遂に2年ぶり2度目の優勝に王手をかけました。


 
 
 準決勝のブレイディとの第1セットはタイブレークの末、大坂がセットを先取したものの、第2セットは大坂のミス連発でセットオールとなり、自分への苛立ちも隠せない様子でした。
 以前の場合は、そのまま崩れるケースが殆どでしたが、ファイナルセットの第4ゲームでは、ブレイディがバックのクロスをネットして15-30になった時わずかに気落ちした瞬間を、大坂が見逃さずに2ポイント連取してブレークに成功し試合の流れを引き寄せ勝負を決めたました。このあたりが着実な成長の証なのです。

 決勝の相手はノーシードで勝ち上がって来たビクトリア・アザレンカで、対戦成績は大坂の2勝1敗ですが、元世界ナンバーワンで、あのセレナ・ウィリアムスを破ってきただけに最強の相手です。

 大坂はアザレンカの印象を「今、彼女は本当に自信を持っている」としたうえで、一番大事なのは何よりも自分次第であることを自覚し、「年齢を重ねるごとにメンタルは強くなっている」「長年たくさんの試合をする中で多くのことを学んできている」「だから何も変えるつもりはなく、誰が相手かは問題ではなく、自分自身の心の中へフォーカスするだけ」と何とも頼もしい。

 今、精神的に確かな成長を遂げている大坂は、真の女王になるための道程を着実に歩んでおり、歴史に残る決勝戦になるに違いない。

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沢庵が立った

2020年09月10日 07時04分59秒 | 日記

 朝、冷蔵庫を開けたら牛乳の隣に沢庵が立っていたのでビックリ!

 いつも牛乳が二本並んでいるところに沢庵がすまして立っているのが可笑しくて、つい大声で笑ってしまいました。

 

 

 

 結婚してこの方、初めて見る光景に「もしや妻にもその時が来たのか !?」と一瞬 “ドキッ” !

 『何かあったの?』と妻が来たので『これってなーに?』と訊いたら『切り口から汁が漏れないよう立てておいた!』とのこと。

 『ホッ!』(笑)


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エリーナ・ガランチャ

2020年09月08日 10時29分14秒 | 日記
 今日の予想最高気温が33℃と年寄りには危険な暑さのため、外出を控えて家に籠り、録り溜めしたDVDを聴いております。

 今聴いているのは、ガランチャとドゥダメルが共演した『ベルリンフィル・ジルヴェスター・コンサート2010』です。

 本来であれば、5月に札幌文化芸術劇場 “hitaru” でリサイタルが開かれる予定でしたが、コロナ禍の影響で中止になってしまいました。

 その悔しさを晴らすため、窓を閉め切ってボリュームを上げ、エアコンの音をかき消す程の迫力サウンドで鑑賞しています。

 10年前に録画したものですが、やっぱりガランチャはいいですね。互いにアイコンタクトで微笑みを交わしたり、初めての共演とは思えないほど息もぴったりで、改めて魅力を再発見したような気がします。






『ベルリンフィル・ジルヴェスター・コンサート2010』より 

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水道使用量

2020年09月06日 09時21分47秒 | 日記

 水道メーターの検針票を見て、使用量が減ってきていることに気が付きました。

 2月以降、手洗いや嗽を徹底してやってきましたが、一時期より少し気が緩んでいるのかも知れません。

 確かに流行のピーク時には、手首から爪の先まで丁寧に、一日に何十回も洗っていた筈ですが……

 水道メーターを感染予防意識の ”バロメーター” として、再び気を引き締めていきたいと思います。







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十六夜

2020年09月04日 05時55分28秒 | 日記
 昨日は十五夜を撮り損ねてしまいました。
 新月から数えて16日目の十六夜(いざよい)、右下が少し欠けて見えます。

 月の出は毎日約50分ずつ遅くなるので、十六夜を「月がためらいがちに出てくる」と見立てて、「いざよい」と風流に呼んだのです。

 ちなみに、今年の “中秋の名月” は10月1日で、本当の “十六夜の月” は10月2日となります。


    『 十六夜は わづかに闇の 初哉 』 芭蕉



SONY DSC-RX100(ISO:200 F値:1.8 シャッタースピート:1/100)~2020.9.4 2:21 寝室より~


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防災の日

2020年09月02日 07時31分22秒 | 日記
 『日本人は 安全 は “ただ ” だと思っている』 

  “防災の日” の朝一番にラジオから流れてきた言葉に「ドキッ ‼」

 ニッポン放送のENEOSプレゼンツ「黒木瞳のあさナビ」で、防災危機管理アドバーザーの山村武彦氏が、これまでの経験から学んだ防災のための心構えの “三つの教訓”として、①「安全は与えられるものではなく自ら努力してこそ勝ち取れるもの」、②「防災とは大切なものを最後まで守り抜くこと」、③「被害者、加害者、傍観者にならないこと」を挙げられました。

 とりわけに関しては「防災は自分がやることではなく行政がやることではないかと、人頼みになっている風潮があって、行政等の指示に従えば良いんだとか、準備も備蓄も避難所に行けば良いんじゃないかと思っている人が多い。でも安全と言うのは誰かがやってくれるのではなく、自分で準備しない限り自分や家族は守れないと言うことを是非知って欲しい。」と力説されています。

 ②に関しては「失ったら取り返せないもの、それは命と時間です。自分では家族や隣人の命は取り返せないし、時間も今やらなければ、今逃げなければ、今というタイミングを失してしまえば取り返せないものです。ですからタイミングを失わないように大切なものを最後まで守り抜く対策・準備をして欲しい」と指摘しています。

 ③に関しても「いずれ誰でも歳をとれば助けられる側の人にならざるを得ません。ですから元気なうちは出来れば助ける側になって欲しい。平成30年7月の西日本豪雨において真備町で亡くなった51人のうち41人は自力で避難できない"災害時要配慮者”と言われる人たちでした。災害直後に消防・警察・自衛隊が全ての所に行かれる訳ではないので、その時には隣近所で声掛け合って助け合うことしか出来ない可能性が高い。よく自助、共助、公助と言いますが “近助” が最も大切だと思います。」と熱く語っています。





 
 前にいた町内会では「災害時要配慮者避難支援活動」に取り組み、町内会長に引き継いできましたが、その後の軽川流域への土砂災害警戒区域指定やコロナ禍における避難誘導の在り方など、新たな課題に対して的確な対応策が講じられているか気になるところです。福祉マップにプロットしたお爺ちゃんやお婆ちゃんの顔が思い浮かぶ今日この頃です。




 この街にきて2年余、当町内会における見守り活動や避難支援の取り組みは皆無ですが、それが却って防災の基本である「自分の命は自分で守る」という自助への意識が増々強くなっているように思います。

 台風9号はそのまま北上を続け、真っ直ぐ大陸へ抜ける予想でホッとしております。今後とも日本海で右折することがないよう「右折禁止」の標識を設置しておきました。(どこか神頼み…)


 


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