今日は PMF GALAコンサートで、連日の KItara 詣でとなりました。
エントランスホールは緑の垂れ幕でおめかし、ホワイエやステージも垂れ幕やお花で飾られ、華やかな雰囲気に包まれていました。
PMF GALA は特にドレスコードはなく、大半のお客様がカジュアルなスタイルで気楽に来られます。
〇12:00~第1部
◆ショパン:ワルツ 第6番 変ニ長調 作品64-1「小犬のワルツ」
ピアノ協奏曲 第2番より 第2楽章「ラルゲット」(ピアノ・ソロ版)
ワルツ 第2番 変イ長調 作品34-1「華麗なる円舞曲」
小山実稚恵(ピアノ)
◆J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV 1006から
I. Preludio
◆イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 作品27-2(ジャック・ティボーに)から
I. Obsession. Prélude. Poco vivace - Meno mosso
郷古廉(ヴァイオリン)
◆ヴェルディ:歌劇『リゴレット』第3幕から四重奏「美しい恋の乙女よ」
ギャレット・キースト(指揮)
PMFヴォーカル・アカデミー
PMFオーケストラ
◆J.シュトラウスII:喜歌劇「ジプシー男爵」序曲
PMFヨーロッパ
◆ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「うわごと」作品212
PMFヨーロッパ/ジェイコブ・レンハート(クラリネット:PMFオーケストラ・メンバー)
〇13:30~第2部
PMFオーケストラ演奏会
マリン・オルソップ(指揮)
郷古 廉(ヴァイオリン)
PMFヨーロッパ PMFオーケストラ
◆J.アダムス:ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシン
◆チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
≪休憩≫
◆プロコフィエフ:交響曲 第1番 ニ長調 作品25「古典」
◆R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」組曲 作品59
MCはNHKの朝ドラ「なつぞら」で、ヒロインなつが引き取られる十勝の牧場柴田家の長女夕見子役を演じる福地桃子が務め、決して上手い司会とは言えないものの初々しさが可愛く好感が持てました。
メニューの方は、前菜の小山実稚恵のショパンは流石でした。ショパン国際コンクールとチャイコフスキー国際コンクールという、全く性質の異なる二大国際コンクールの入賞歴が何より実力の証で、余計なコメントは不要でしょう。
メインデッシュが最後の最後に出され、プロコフィエフの交響曲1番と、R.シュトラウスの歌劇「ばらの騎士」組曲を、これでもかと言わんばかりのボリュームで圧倒されました。