『私のエッ!?日記』(暇爺の“ボヤ記”) 

 ~平凡な日常を画像で綴る Photo diary ~

御膳水  2013.5.31(金)

2013年05月31日 16時00分43秒 | 日記

   毎週金曜日は小樽市銭函の病院へ通院介助。待ち時間を利用して今日は何時もと反対方向の山側を散策してみることに。

   病院から国道5号線を小樽方面に少し行ったところに信号機「御膳水」がある。





 その道端に三角の屋根の付いた「御膳水宮」、欠けた石碑に彫られた「明治十四年御巡幸御膳水」の字がかすかに読み取れる。菊の御紋を模った石に囲まれた円い井戸状の中には水が溜まっている。














 その傍に、御膳水宮の由来が立っている。
 説明文によれば明治天皇の行幸は明治14年8月に行われている。艦船で小樽に着き列車で札幌に向かった時、現在の小樽市見晴町で御小憩された折りに当地の沢水を御飲料になりました。

 これを記念して当地域を「御膳水地」として記念碑を建設し今日に至っています。


 
 国道5号線は札幌と小樽を通り函館まで伸びる幹線道路であり、交通量も多く駐車場もないのでここに立ち止まって記念碑を見る人はまず居ないだろう。
 この記念碑と並んで長谷部虎杖子の句碑がある。この二つがこんな所に並んでいるのは何か関連があるのだろうか?

 句碑に彫られた文字が消えかかっていて、句の判読は難しいが、句碑の傍にある説明版に次の碑文(句)が記されている。

 『車組むや 一滴の油 地にひらく』








 虎杖子も初めて知ったが、この句碑もこの場所にあれば御膳水宮と同様、ふらりと寄って見ていく人はほとんどいないだろう。
 



 この辺りの住所表記は小樽市見晴町といい、その名のとおり銭函海岸が一望できるとても見晴が良いところである。
 札樽道銭函インター線を登って行くと素晴らしいビューポイントがある。もしかして明治天皇も同じ場所から?















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第36回北海道を歩こう  2013.5.26(日)

2013年05月26日 21時20分07秒 | 日記

 コースは真駒内~支笏湖間の33Km、5年連続の出場(妻は初)
 速さを競う大会ではなく、各関門を制限時間内に通過して完歩を目指します。






 5年連続の完歩も3年前に買った『SALOMON XA PRO 3D URTRA A2』のおかげ!

 ちなみにSALOMON社の謳い文句は以下の通りです。

・プロネーションコントロールを装備した3層構造のEVAミッドソールにより、安全性・クッション性・瞬発性という相反するコンセプトの融合を完璧なバランスで実現。
・締めるのも緩めるのも簡単なQUCKLACEが足をしっかりとホールド。
・足をしっかりと包みこむSENSIFITが優れたフィット感とホールド感を発揮。
・つま先を保護するプロテクティヴ・ラバー・トゥキャップ。
・つま先のゆとりと中足部からヒールをシェイプさせた日本人に適したラスト(木型)。
・高い通気性と湿度コントロール性・優れた抗菌・防臭効果を併せ持つ。
・異物侵入を防ぐ袋ベロ構造のガセットタン。










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八十歳と十八歳  2013.5.23(木)

2013年05月24日 07時46分16秒 | 日記







 
 同じ日に二人の日本人が・・・・・ 




・三浦雄一郎 80歳(史上最高齢での世界最高峰登頂)



・大谷翔平 18歳(野手・投手の二刀流デビューでMAX157㌔)







「年を重ねただけでは人は老いない。

                 理想を失うとき初めて老いる」

 
                              サミエル・ウルマン



某病院時代に当時の院長から贈られた 実に素晴らしい、励ましの詩です。




             「青 春」

                         サミエル・ウルマン

青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ
恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く「驚異えの愛慕心」空にひらめく星晨、
その輝きにも似たる事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、
小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。

     人は信念と共に若く   疑惑と共に老いゆる
     人は自信と共に若く   恐怖と共に老いゆる
     希望ある限り若く    失望と共に老い朽ちる

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、偉力と霊感を
受ける限り人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、
皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至ればこの時にこそ
人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる。


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お誘い  2013.5.18(土)~19(日)

2013年05月20日 01時22分49秒 | 日記







 森町の友人から「桜が満開だよ!」と誘われ、早朝よりGO!




国道5号線から林道を駒ヶ岳方面へ入ると







やがてラップランド村のゲート&管理棟が現れる








 別荘地を8区画も買占め、広大な敷地に洒落た北欧風住宅を建て、東京から移り住んできたJご夫妻。
杉並の本宅に残してきた娘さんが遊びに来ていて数十年ぶりに再会。








 早速、青葉ヶ丘公園とオニウシ公園で観桜会








Jご夫妻









 一旦帰宅して、ひとっ風呂浴びて…
引っ越しの日に贈ったクリスマスカードが、ゲストルームの窓辺にさりげなく






 
 午後は函館へ足を伸ばし、五稜郭タワー、元町界隈、八幡坂、聖ハリスト正教会、西防波堤、レンガ倉庫群などを散策




















 何はともあれ、これが楽しみに来ているのですから…









 今宵は湯の川に宿をとりました







 夕食後、函館山へ
三脚を忘れて夜景撮りに失敗! でも手振れもけっこう綺麗かも?







 翌朝、カトリック湯の川教会界隈を散策








 帰りに大沼公園に立ち寄って













●J先輩とのご縁
 結婚直後27歳で本社へ転勤、職場のある武蔵野まで、私は八王子から先輩は立川から互いに中央線を利用していたこともあり、田舎者の私にあれこれ世話を焼いてくれた1コ年上の良き先輩。根っからの江戸っ子気質で多少気は短いが、人事異動などでは彼の後釜に私を推薦してくれるなど面倒見の良い兄貴分。

[flashback]
(長岡にて友人の結婚式:コート姿)






 
 転勤後はしばらく年賀状だけの付き合いになったが、五年ほど前に利尻旅行の帰りに手稲に立ち寄り、北海道移住計画を打ち明けられ、以後付き合いが復活。
 杉並に本宅を持ちながら茅ヶ崎のセカンドハウスで悠悠自適!なのに何で森くんだりへ? おいしい空気を吸うためにはそこまでして叶えなければならない事情が都会の人にはあるのです。
 土地の購入計画や設計、契約、着工など節目ごとに手稲まで足を運んで構想や夢を語ってくれ、我々夫婦がいつでも泊まれるようにとゲストルームを描いて私達を喜ばせた。

[flashback]
(利尻旅行の帰りに我が家へ)








 ご家族との接点は本社転勤間もないころ、立川の花火大会に招待され初めて奥様と二人のお嬢様にお目にかかったのが始まり。現在、上のお嬢様は杉並の本宅に、下のお嬢様はロサンゼルス在住。
 40年ぶりの再会に、古い写真を取り出して懐かしむのは歳をとったせいか?

[flashback]
(立川の花火大会にお呼ばれ)

                                   








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「旧永山邸」探索

2013年05月18日 15時53分21秒 | 日記

 前回、入れなかった邸宅の内部を詳しく探索

















 北海道長官や第七師団長を歴任した永山武四郎邸の邸宅として明治初期に建設され、現在は北海道指定有形文化財として建物と公園双方の管理・保存が行われている。








 道庁旧本庁舎(赤レンガ庁舎)へ通じる北3条通に面しており、現在はサッポロファクトリーに隣接しているが、当時は屯田司令部や工業局製作所、麦酒製作所など産業が集結していたという。








 邸宅は南側の木造部と緑色の屋根が特徴的な木造クラブが連結した建造物であるが、南側の木造部分が武四郎の邸宅であったそうだ。












 南側の書院座敷と、北側の西洋建築の建物にある応接室を直結させた和洋折衷の造りは、北海道開拓時代において西洋建築が住宅に用いられた先駆的な例とのこと。












 永山武四郎逝去後は三菱に買収され、炭鉱事業の調査を行う中心的役割を担う施設となったようだ。








 園内の桜が満開で








 アトリウム館で軽く喉を潤し







 仕上げはレンガ館でしっかりと!





 


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エゾヤマザクラ満開  2013.5.16(木)

2013年05月16日 19時00分02秒 | 日記







 自宅前のエゾヤマザクラが満開を迎えたので



 




 気になっていた前田森林公園へ、10日後に迫ったウォーキング大会の練習を兼ねて歩いてみた




















カナールは水を抜いて清掃中、カモが可哀想…







こちらもエゾヤマザクラが見頃でしたが、ソメイヨシノはまだ




















コブシもサクラもツツジもレンギョウも一緒に咲いて…











帰りは「中の川桜づつみ」~「軽川桜づつみ」経由で




























 カナールからの一時避難組か?








 
 地域ぐるみで「緑あふれる川づくり」に取り組むのが「桜づつみモデル事業」の良いところ








 旧軽川です








 ここから「軽川桜づつみ」に入ります
































10時に出発も家に着いたら16時過ぎ、心地よい疲労感が!


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介護技術講習会終了  2013.5.14(火)

2013年05月15日 15時47分44秒 | 日記

来年1月の「介護福祉士国家資格」取得のための技術講習会受講


 札幌センタービル2F「大原医療福祉専門学校」





 無事終了、あとは筆記試験の受験対策に専念するのみ!


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やっと開花  2013.5.13(月)

2013年05月13日 08時16分13秒 | 日記







 我が家の標本木?が5つ以上咲いたので今日が開花日。





 開花したのは軽川べりのエゾヤマザクラで、軽川の桜づつみ事業の一環として近年植樹された若木。
ちなみに、札幌の開花予想日は何度も修正され最終的には5月12日となっていたが、更に遅れて平年より10日遅く、昨年より12日も遅いそうな…。









 お隣の白モクレンも仲良く一緒に開花し始めました。








 気になって軽川の「桜づつみ」を見てきました。








ソメイヨシノは未だツボミ、レンギョウが今を盛りとばかりに…












エゾヤマザクラとチシマザクラの一部が咲いた 









 













 見ごろは週末あたりになりそう?







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銭函散策  2013.5.10(金)

2013年05月10日 12時37分37秒 | 日記






 

やっと暖かくなり、久しぶりに銭函駅まで歩いてみることに…








海岸通りを駅へ








さすがにこの時期は閑散と… すぐ折り返します










海抜3m? 防波堤に降りてみます









防波堤も新しくなって、のんびりと釣り糸を垂れる人も… 今の時期カレイだそうです









10時の気温16度、せっかくなので砂浜を歩いて帰ります








祝津方面




石狩方面








オオセグロ君、今日は愛鳥の日だってば!


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こぶしは咲いたか 桜はまだかいな・・・  2013.5.8(水)

2013年05月08日 09時31分16秒 | 日記
  







 向かいの公園のコブシは咲いたけど、桜はまだ蕾を閉じたまま

梅と桜が同時に咲く北海道では、「梅は咲いたか 桜はまだかいな♪」なんて詠わない…









手稲山がこれではねぇ… たまらず気象協会も開花予想を10日に修正



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「Kitara あ・ら・かると」  2013.5.4(土)

2013年05月04日 15時25分25秒 | 日記






札幌コンサートホールのG・W恒例イベント 「Kitara あ・ら・かると」












連休後半のさまざまなイベントの中から、今回は普段入る事のできない地下設備の見学会に参加。







モーツアルトとベートーベンが迎えてくれました。








 楽屋裏を行きます。
左上に見えるL字型のものは、TV中継が入った時に中継ケーブルを廊下に這わせるのではなく、出演者の安全に配慮して架けるための物だそうです。







 天井裏には、まるで電話局を思わせるようなLANケーブルの束が張り巡らされていました。






 この業務用エレベーターは、演奏会ごとに持ち込まれる楽団専用のピアノ搬入や、Kitara所有の8台のピアノの入れ替えにも対応できるように重量設計されているそうです。
 ちなみに、世界の名器 Steinway & Sons社製は1台480Kgで、日本が誇る YAMAHAは500Kgあるそうです。








 中央管理室では大ホール、小ホールの進行状況やエントランスの人の流れ等をモニターで監視しながら、電力や空調などの安全・快適なビル管理サービスをコントロールしている。






 災害等による停電時には観客が安全に避難できるよう、自家発電により足元誘導灯など最低30分間の電力供給を果たしてくれる。






 冷暖房などの空調サービス基地の心臓部。












 レターン・チャンバー室は、ホールの空調気流を天井から床下へ通過させることにより、最高のコンサート空間を提供してくれる。









 万が一の火災に備えて、8台あるピアノやチェンバロ等の重要楽器は二酸化炭素消火器で、それ以外はスプリンクラーが基本のようです。
 それはそうと、あのパイプオルガンはどうやって守るのかな~?










 
 いつも華やかなステージに釘付けになり、地下のことまで考えることは殆どない。


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富士山雑感 flashback

2013年05月02日 09時06分58秒 | 日記

 富士山が世界文化遺産に登録される見通しとなり、三保松原が除外されることに地元が落胆しているようだけど、それってチョット違うかも?

 知床も、屋久島も登録後に観光客がどっと押し寄せ、環境保全に頭を痛めてるんだわ。
自然は自然に任せておくのが一番で、一度でも人が手を加えると生態系が崩れてしまい、永久に人手が必要になってしまうのさ!
 今後、ツアー業者がマナー知らずの登山客を大量に送り込んで、また野口健を怒らせてしまうんでないかい?


[flashback]




 「富士山一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿」と云うが、自分は後者の馬鹿である。

 一度目は本社1年目に職場の仲間を募って、二度目は本社最後の夏に長男9歳の誕生記念として。

 五合目からは緑もなく赤茶けた火山灰だらけの退屈な山で、やはり遠くから眺めているのが一番!


[flashback]

<1973/8 一度目の登頂>
                                                            


<1982/7 二度目の登頂>
                                        


 富士山は山自体以外にも周辺の「白糸の滝」をはじめとした豊かな自然や文化、美しい景観を含めて人類共通の財産として後世に継承して行きたいものが数多く存在する。
 すぐ近くには「音止めの滝」という「白糸の滝」と併せて日本の滝百選に入選している滝がある。
 音止めの滝の名の由来は日本三大仇討ちと呼ばれる曽我兄弟の仇討ちからきており、父の仇である工藤祐経を討とうとした曽我兄弟が音止めの滝近くで密議をしていたが、滝の轟音で話が聞き取れず、音が鎮まるように神に念じたところピタリと滝の轟音が止んだ、というちょっと面白い伝説である。 
 周辺には「曾我兄弟の隠れ岩」などと共に、富士の巻狩と曽我兄弟の仇討ちに関係する伝説や地名が各所に残されており、後に『曽我物語』として文学や能、浄瑠、璃歌舞伎に登場すると浮世絵にも描かれるようになるなど、日本古史の文化的意義は大きい。


[flashback]
<1970/9 万博の帰り:登頂せず周遊>


                                                                      


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