会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

衆議院選挙

2017-10-10 21:14:38 | 時事
2017年10月10日(火)晴 21.7℃~18.0℃
 「なぜ今選挙? どうしたもんじゃろうね」

 安倍晋三首相は9月28日、衆議院を解散した。安倍政権の継続は?


 この日の福島民報「みんなのひろば」に田村市・石井 友蔵氏、南相馬市・斎藤 良一氏、10月10日、太田村・門間 操氏が次のような意見を投稿されていた。共感する部分があるので一部お借りしました。

 石井氏は『「仕事人内閣」を組閣して日が浅く、任期も一年二ヵ月以上ある状況で解散。解散の大義は何か。説明では消費税の使途変更などの信を問う。中略 選挙にかかる費用は6億以上といわれている。国民に納得できるような大義がない選挙に、政治不信を招く。解散権は首相の専権事項であるが、安易に伝統の宝刀を抜くべきでない。   森友、加計両学園の問題も、国民に説明不足なまま疑惑を残し、早い幕引きを狙った、自己保身の解散に感じる。略』


 斎藤氏は「前略 政府は野党の臨時国会開会要求を憲法の規定にもかかわらず六月から三ヵ月も伸ばし、やっと開くのかと思ったら解散とは。明治18年の内閣制度ができて以来の暴挙ではないか。  中略 安倍首相の悲願である、改憲の発議に必要な議席を持っているにもかかわらず解散するのはなぜかを国民は考えなければならない。略 』

 門間氏は「前略 政治家にとって、本来の仕事は、国民の生活を守る役割を担うことである。その負託を受け、民意を代表する者として選ばれたはずである。しかし、今の政治家たちに、この志は皆無に等しといって過言でない。 中略 真の政治家を望んでもその能力を持たない人ばかり目立つ。略』


二十二日の投票で465人(小選挙区289人、比例代表176人)の新しい議員が決まる。安倍首相は、野党の準備ができないうちに選挙をすれば、内閣を支える自民、公明の有利と判断して解散した。小池百合子都知事の「希望の党」に野党第一党の民進党が分裂して合流。排除された議員を中心に立憲民主党ができた。既存の共産党、社民党、日本維新の会、日本のこころなどがそれぞれの公約を掲げ選挙運動を展開している。
消費税増税の使途変更、憲法改正、北朝鮮への対応などが争点になっているが、 森友、加計両学園の問題を忘れてはならない。

私たちは投票したい政党も政治家もいないことに戸惑っている。「どうしたもんじゃろうね」。だからといって棄権してはならない。一人一人が自ら考え判断して一票を投じましょう。