桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

秋きぬと 目にはさやかに……

2020年09月03日 22時45分46秒 | 風物詩

 秋きぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる

 今朝、ふと「古今和歌集」の、こんな和歌を思い出しました。「秋立つ日詠める」という詞書(ことばがき)がありますから、立秋に詠まれた歌です。今朝はこの歌にあるような、おどろくほどの風の音がしていたのではありませんが、庭の草をそよがせて吹き抜けて行く清々しい朝でした。
 未明の気温(今日の最低気温)は26・8度。
 ところが、爽やかに感じたのも束の間で、七時近くになると、気温はグングン上がり始めて、八時過ぎには30度を突破してしまいました。



 猛暑にならぬうちに、と日課の慶林寺参りへ。積乱雲になりそうな雲も見えました。



 慶林寺上空には雷雲に発達しそうな雲も……。

 慶林寺から帰ったあとは四十五分ほど昼寝。あとはグングン上がるばかりの気温に耐えながら、庵でじっと我慢の時を過ごしました。結局、この日の最高気温は32・8度。



 しかし、真夏とは違って、夕方になると涼しくなります。北の空には秋の雲。



 西の空にもこんな涼やかな雲。



 残暑が厳しかったので、日課の慶林寺参拝と買い物以外、あまり出歩かないようにしていましたが、涼しい風に誘われて、久しぶりに富士川河畔へ足を延ばしてみると、もう稲刈りが始まっていました。

 

 フェンスをハザにして、脱穀の済んだ稲藁がかけられていると思って近づいてみたら、まだ稲がついたままでした。



 九月になったので、いま播けば初冬に収穫できるかも……と謳ってあったビーツの種を買ってきました。

 今日、新潟県の三条市では40・4度を記録。こちらの気温はとてもそれには敵いませんが、暑さに辟易してしまうのは同じ。明日はもっと暑くなりそうだとテレビの天気予報でいっています。

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