桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

春日部を歩く(2)

2012年07月25日 22時03分18秒 | 寺社散策

 春日部を歩く、の〈つづき〉です。



 古利根川を渡って訪れたのは仲蔵院です。真言宗智山派の寺院。永禄元年(1558年)の創建。


 仲蔵院から七分で東福寺。ここも真言宗智山派の寺院。



 珍しい八重の桔梗殿を見つけたので、記念撮影に及びました。近くには白い八重もありました。



 八幡橋で再び古利根川を渡って旧市街に戻ります。
 先に渡った新町橋からは1キロ下っただけですが、水量は一気にふえたように感じられました。



 八幡橋を渡り終えると、前方にこんもりとした杜が見えてきました。いかにもお寺か神社がありそうな杜です。
 
進むのに従って社殿の後ろ側が見えてきて、神社だとわかりましたが、私が持っていた地図には鳥居のマークがあるだけで、名称が記されていません。境内には横から入る形になりました。



 東八幡神社でした。祭神は誉田別尊。創建年代等は不詳ながら、岩付城主・太田氏の家臣・関根図書助が創祀したとも、元弘年間(1331年-34年)に宇佐八幡宮から分霊したとも伝えられています。




 御神木の大欅。樹齢約八百年と記されています。



 東八幡神社から二分で真蔵院。真言宗智山派の寺院。
「春日部市史」によると、宿(粕壁宿)の関根九左衛門の先祖が字新宿に建てた庵室が起源だということです。





 東陽寺。曹洞宗の寺院。真蔵院から四分。
 芭蕉が「おくのほそ道」の旅で、江戸をあとにした最初に旅装を解いたのは粕壁宿で、泊まったのはこのお寺だったといわれますが、詳細は不明です。



 歴住の墓所は本堂横にありました。



 旧日光街道を挟んで東陽寺と向かい合わせに源徳寺がありました。承応年間(1652年-54年)の建立。
「新編武蔵風土記稿」には、本山は浅草の(東)本願寺とありますが、現在は浄土真宗大谷派。 



 旧日光街道の街並みです。



 旧日光街道沿いにはロビンソン百貨店があるので、このあたりの通りの名はロビンソン大通り。



 旧商家・東屋田村本店。土蔵造り二階建て。明治七年(1874年)年。通りに面し三軒、田村家がつづくがこちらはその本家。



 田村本店前、「南西いハつき(岩槻)」「北日光」「東江戸」「右乃方陸羽みち」と示す道標です。建てられたのは天保五年(1834年)。
 これにて春日部散歩は終了。

この日、歩いたところ


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