桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

朝の散歩

2010年07月01日 09時11分55秒 | のんびり散策

 朝四時過ぎ、鴉どもが呼び交わす声で目を覚ましてしまいました。
 まだかわたれどきだというのに、こっちでアーアーアー、あっちでアーアーアーといつまでも喧しい。寝ぼけまなこで「こんちくしょうメ」と思っているうち、はっきりと目覚めてしまいました。
 ほんの少しですが
眠り足りぬので、頭の中は薄い蜘蛛の巣が張っているような感じです。こういう感じはいまの体調になってからか、それともずっと前からか。記憶が定かではありません。

 今朝は可燃ごみを出さなければならなかったので、目覚めたあと、冷やしておいた緑茶とコーヒーを飲んで、おもむろに外出用の服を着ました。
 また一段と痩せたように思えます。チノパンツを履くと、おなかのあたりには拳二つ分が入りそうです。
 ごみを出すついでに近場を散歩しようと思って、カメラと野良の猫殿用にミオを持って……。朝、散歩する気になったのは何日、否、何か月ぶりのことか。これも記憶が定かではありません。

 


 我がマンションの前、町会事務所裏の空き地に咲く桔梗殿です。桔梗の花を見つけると、思わずニヤニヤしています。
 五日前にも見ていますが、そのときは蕾も小さかったので、開花は当分先だと思っていました。私にとっては意表をつく早さ……。それもそのはず、いつの間にか七月です。
 去年は七月十一日に取手にある高井城趾公園で満開の桔梗の花を見ています。

 野良の猫殿が棲息する近くの公園(鐘の下公園)を覗いてみましたが、今朝も不在でした。



 どういう名前の樹か知りません。初めて見たような気がします。通りがかりの民家の軒先です。
 まだ花が咲いているのに、茶色い鞘状の種子を実らせています。

 今朝はデュークなんとかというウォーキングの専門家が薦めていたアシックスのシェイプアップシューズを履いて出ました。
 爪先と踵部分がカットしてあるので、初めて履いたときはギッタンバッタンして、とんでもなく歩きにくい靴だと思ったものですが、爪先部分がベタッと拡がるので、懸念される右足小指の痛みもなく、履き慣れるとなかなか快適です。



 何が釣れるのか、坂川には釣り糸を垂れる人がいました。
 ここまで千七百歩。橋がなく、行き止まりの道でもあったので、ここでUターンしました。



 ♪朝一番早いのは パン屋の おじさん……。
 この店の名はサフラン。まだ六時半。閉まっているように見えますが、もう開いているのです。
 歌のとおりにパン屋さんは早起きです。二人だけでしたが、客もいました。ただし店員らしき姿はおじさんではなく、お嬢さんでした。

 私の棲む近辺には焼き立てのパンを謳うパン屋さんがたくさんあります。それとは関係がなさそうですが、クリーニング店もたくさんあります。



 こちらはルフラン。パン屋さんというより洋菓子主体だからか、早い時間に店を開ける様子はありません。新松戸駅前にも喫茶店を併設した店があります。



 店名はパン・デ・モルデ。ここは私がごくたまにパンを買い食いする店です。
 パンを買うとコーヒーの無料サービスがあるので、この椅子に腰かけ、パンを頬張りながらコーヒーを飲むのです。しかし、今朝はまだ開店前でした。
 開いていたら、ここで朝食、と思ってきたのですが、食べられないと思うと急に腹が減ってきました。
 体調を崩して以来、空腹を覚えるようなことはほとんど経験がありません。やっと投薬の効果が顕れてきたものか、振り返ってみると、ここ数日、偏頭痛や胸焼けのような症状に悩まされることも少なくなっています。

 引っ越しもして、もう一度生活を建て直そうと決心したからか、「身」のほうは相変わらずでも、「心」のほうが爽快になって、「身」にも影響を及ぼすのでしょうか。



 仕方がないので、こういうところでサンドイッチを買って帰ろうかと思ったら、配送車がくる前だとのことで、棚は空っぽでした。



 我が庵近くの老人ホーム前で見つけた石蕗(ツワブキ)です。鉢植えをベランダに置いてある伊賀生まれの石蕗はこの隣に移して面倒を見てもらおうかと、しばし立ち止まって思案に暮れました。

 帰宅してあり合わせのもので朝食を済ませました。
 今日は木曜日。本来なら東京・湯島まで通院する日です。しかし、朝目覚めてみないと行けるか行けないかわからないような体調つづきだったので、四週間に一度という日程に変更してもらっています。

 私の病状は急激に恢復することは望めず(医師の話)、気長に投薬治療をして行くしかないので、まあ、そういう間隔でもいいだろうということになったのでした。
 しかし、前回(六月十七日)行ったとき、偶然Yさんという埼玉県在住の女性患者と一緒になり、家の近くまで車で送ってもらったのでしたが、私としては中途半端な別れ方になってしまった、という心残りがあります。
 それ以外に特別に何か思うところがあるわけではないのですが、また会えるとすればうれしい。
 九時を過ぎたら病院に電話して、今日行ってもいいか、と訊いてみようかと思ったり……。
 取手まで桔梗の群落を見に行くかと思ったり……。あるいはもうちょっと遠出をして、「新日本名木100選」の一つ与野の大榧(オオカヤ)を見に行くかと思ったり……。

 体調が悪くないというのは非常にありがたいことなのですが、そういう日はそれなりに暇を持てあましてしまうのです。


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