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四生の盲者日記

妄想による愉快な国際時事ネタ解釈

11月11日

2007-11-11 18:30:46 | 歴史上の今日

・新華社(抜粋、原文の雰囲気をなるべく壊さないように翻訳)
http://news.xinhuanet.com/politics/2007-11/11/content_7050323.htm

1918年:
ドイツの投降により第1次世界大戦が終結。1914年7月に開始された、初めての世界規模の戦争は、ドイツ、オーストリアをはじめとする同盟国と英、法、露との間で戦われた。商品市場争奪、世界の再分割の為に行われた帝国主義戦争である。戦火はヨーロッパ、アジア、アフリカ、三大陸に及んだ。双方参戦国家33カ国、15億人以上が戦争に巻き込まれ、動員兵力6500万人、3000数万人が死傷した。

1949年:
中国人民解放軍空軍指導機関が北京に創立。中央軍事委員会は劉亜楼を空軍司令員に、蕭華為を空軍政治委員兼政治部主任に任命。これにより、正式に空軍は中国人民解放軍、一軍種となった。後に中央軍事委員会は11月11日を人民空軍創立日に制定。


画像:中国人民解放軍空軍某部隊(1950年8月撮影)


・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/11%E6%9C%8811%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

1918年 - 第一次世界大戦終結。ポーランドがロシア帝国から独立。
1921年 - ワシントン会議始まる。


11月10日

2007-11-10 20:13:49 | 歴史上の今日

・新華社(抜粋、原文の雰囲気をなるべく壊さないように翻訳)
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-11/10/content_7038689.htm

1924年:
孫中山『北上宣言』発表、「北伐の目的は、軍閥の打破のみならず、軍閥に依存した帝国主義の打破である」旨を重ねて表明。更に「第一段階、武力と国民の結合。第二段階、武力を国民の武力化」と提出。

1944年:
大漢奸(訳註:売国奴)汪精衛 が日本の名古屋で死亡。

1964年:
国民党元老、愛国詩人于右任逝去、享年86歳。

于右任

 

 


・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/11%E6%9C%8810%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

1928年 - 昭和天皇の即位礼が京都御所の紫宸殿で行われる。
1952年 - 明仁親王(今上天皇)の立太子礼が京都御所で行われた。


11月9日

2007-11-09 20:10:02 | 歴史上の今日

・新華社(抜粋、原文の雰囲気をなるべく壊さないように翻訳)
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-11/09/content_7030882.htm

1937年:
中国上海守備隊は「腹背に敵を受け」やむなく上海から撤退、上海は「日本侵略軍」に占領された。
日本軍は、三ヶ月兵力30万で上海に進攻、6万人余りが死傷し重大な打撃を受けた。日本の三ヶ月で中国を滅亡させようとした「狂妄計画」は破綻した。

訳註:いわゆる第二次上海事変における上海接収。前後の文脈が繋がっていない気がするが、史実の脚色に失敗したものと思われる。

 

画像:上海四行倉庫で奮戦する中国守備軍の勇士(訳註:当時国民党はドイツ製の装備を採用していた。軍事顧問団もドイツ人であった)


・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/11%E6%9C%889%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

1799年 - ナポレオンが総裁政府を倒す。ブリュメールのクーデタ
1867年 - 大政奉還
1918年 - ドイツ皇帝がオランダに亡命し、マクス首相が皇帝の退位を表明・社会民主党政権樹立(ドイツ革命)
1923年 - ドイツのミュンヘンでナチスが起こしたミュンヘン一揆が鎮圧される(首謀者であるヒトラーは2日後に逮捕)。
1938年 - ドイツでユダヤ人の組織的迫害が始まる。「水晶の夜」(クリスタルナハト)

訳註:今日は欧州の厄日か


【雑感】民主・鳩山氏、新テロ法案「反対」強調【和文、読売】

2007-11-08 20:37:12 | 雑感

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071108i106.htm?from=main1

 民主党の鳩山幹事長は8日午前、都内で記者団に対し、新テロ対策特別措置法案について、「基本的に与党の方向性と民主党の考え方は大きく違う。我々は戦争に協力したくない。民生で協力したい。その大きな違いは簡単に埋まるものでなく、対決路線で進むべきだ」と述べ、反対の姿勢を改めて強調した。


「国連が承認していない」からテロ特措法の延長に反対した民主党が、「戦争に協力したくない」から新テロ対策特別措置法に反対しだした。
 敢えて反論するなら、「融和策はテロリズムを解決しない」という一言で済む、お粗末な認識。
 個人的には、国連が承認しようが、民生だろうが、国際貢献する気など初めから民主党にはないのだろうと思う。他人の心配をするならば、あのような茶番を繰り広げた直後に、このように子供や神経症の患者のような理由の後付をしていたのでは、それこそ政権運営能力を疑われても仕方が無い。


 政治的にも軍事的にも、青臭いことを言っているな、というのが正直な感想。


11月8日

2007-11-08 20:35:17 | 歴史上の今日

・新華社(抜粋、原文の雰囲気をなるべく壊さないように翻訳)
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-11/08/content_7025221.htm

1901年:
徐向前が誕生。徐向前、山西省五台山出身、中国プロレタリア革命家、軍人、中国人民解放軍創設者にして指揮者の一人、中華人民共和国元帥。
新中国成立後、中国人民解放軍総参謀長、中央人民政府人民革命軍事委員会副主席、国防委員会副主席、全人大常務委員会副委員長、中共中央軍事委員会副主席、国務院副総理兼国防部部長、中華人民共和国中央軍事委員会副主席、を歴任。軍事論文多数。著書『徐向前軍事文選』、回想録『歴史の回顧』

 1937年:
中日両軍間で行われた太原会戦が終結。会戦が9月13日に始まってから終わるまで、中国軍民(原文ママ)は日本軍2万人余りを殺傷。「国民党軍事当局の作戦指導上の重大なミスにより」、戦役全体におけるイニシアチブを失い、そのために太原は陥落、しかしそれでも依然として抗日戦争初期、華北戦域における最大規模、戦闘が最激烈であり、戦績の最も著しい会戦の1つといえる。


・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/11%E6%9C%888%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

1793年 - ルーヴル美術館開館。
1895年 - ヴィルヘルム・レントゲンがX線を発見。
1956年 - 南極観測船宗谷が南極に向けて出航。


11月7日

2007-11-07 18:45:24 | 歴史上の今日

・新華社(抜粋、原文の雰囲気をなるべく壊さないように翻訳)
http://news.xinhuanet.com/politics/2007-11/07/content_7018044.htm

1917年:
10月社会主義革命記念日。レーニン指導の下、ロシアの労働者と兵士が武装蜂起、レーニンはじめとする初期労農ソビエトの政府を成立させた。10月社会主義革命は、全世界のプロレタリアと民族解放運動のために新しい道路を切開いた

1920年:
中共上海発起チームが、最初期の党内機関誌『共産党』を発行。

1931年:
中華労農兵ソビエト第一次全国代表大会が江西革命根拠地である瑞金で開催。中華ソビエト共和国臨時中央政府創設を宣言、毛沢東、周恩来、朱徳等46人の中央執行委員を選出。主席は毛沢東である。
新華通信社の前進”紅色中華通信社”が江西瑞金に創立。

1939年:
八路軍晋察冀軍区、聶栄臻部は、河北ライ源黄土峰戦役において、日本軍独立混成第二旅団長「名将の花」阿部規秀中将を射殺。これは抗日戦争において、中国軍隊による日本高級将校射殺第一号である。
新四軍、江南指揮部成立、陳毅が司令員と政治委員を兼務。


・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/11%E6%9C%886%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

1917年 - レーニン率いるボリシェヴィキによりロシア10月革命が成立。
1931年 - 中華ソビエト共和国建国。


【雑感】民主、給油新法に対案 「国連決議」条件を明記【和文、朝日】

2007-11-06 20:23:31 | 雑感

http://www.asahi.com/politics/update/1106/TKY200711060113.html

(略)

 民主党が6日に発表した「アフガニスタンでの人道復興支援活動と国際テロリズム根絶に関する特別措置法案の骨子」の主な内容は次の通り。

 ●日本は、アフガニスタン旧国軍の武装解除・動員解除・社会復帰の経験を生かして、自衛官を含む専門家を文民として派遣し、これらの改革を支援する。

 ●自衛隊は、戦闘部隊は一切含まず、人道復興支援やインフラ整備等にかかわるものに限って派遣する。国際治安支援部隊(ISAF)本隊への参加はしない。その後方支援に係る活動にも参加しない。

 ●日本の活動は、地域復興支援(PRT)活動をはじめとする民生部門に限定して行う。なお、活動は停戦合意後もしくはアフガニスタン民間人への被害の生じない地域に限定して行う。

 ●農地の復興、灌漑(かんがい)施設の整備による食料生産の確保、国民への医療の提供、被災民に対する援助物資等の輸送、警察、行政など治安維持のための改革の4分野を重点に行う。

 ●活動実施の基本計画は国会の事前承認を得ることとし、人道復興支援の活動期間は原則として1年に限る。

 ●部隊規模の戦闘が発生し、もしくは発生するおそれのある場合は、人道復興支援の継続が不可能なので、自衛隊、文民とも直ちに全員撤退する。国会の決議ある場合は撤退する。

 ●インド洋での海上阻止活動が国連の決議に基づく国連の活動として行われることとなった場合には、参加することを検討する。


 党首の辞任騒ぎでゴタゴタしている中、テロ特措法延長に反対した民主党が対案を出してきた。
 何度か読んだが、結論から言うと、対案になっていない。

 テロ特措法の正式名称は
『平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法』
という。国連の一員として、「わが国を含む国際社会の平和及び安全の確保に資することを目的」としている。なぜならば、「国際連合安全保障理事会決議第千三百六十八号において国際の平和及び安全に対する脅威と認められた」「同理事会決議第千二百六十七号、第千二百六十九号、第千三百三十三号その他の同理事会決議が、国際的なテロリズムの行為を非難し、国際連合のすべての加盟国に対しその防止等のために適切な措置をとることを求めている」からであり。(引用は全て同法第一条)
 簡単に言えば「それが国際社会の意思だから」である。

 それに代わるものとして、民主党は「アフガニスタン人道復興支援活動と国際テロリズム根絶に関する特別措置法案の骨子」を出してきた。
 一応「国際テロリズム根絶」と、申し訳程度に付け足しているものの、内容を見る限り筆者には「アフガニスタン人道復興支援活動案」にしか思えない。

 個人的には、世界中からの輸入に頼っている日本にとっては「国連でそう決めたから」だけでなく、シーレーンを確保する為にも、OEF-MIOへの参加は必須だと思われる。
 この問題の本質が、民主党には分かっていないようだ。

 だだをこねる為だけに、はっきりと出ている安保理決議も無視して横車を押し通したのだから、首尾一貫しようとしたらこのような、まともに実施したらカンボジアPKOの二の舞になるのが分かりきっている対案しか出しようが無いのは理解できる。
 おそらく最後の一行に本音を込めたつもりだろうが、このような素っ頓狂な案を対案と称して出してくるようでは、小澤に言われるまでもなく「次の総選挙は厳しい」といわざるを得ない。


【雑感】連続墜落事故  米空軍F15に全面飛行停止命令【中文、新華網】

2007-11-06 19:44:37 | 雑感

 国内報道によると、ミズーリで州空軍のF15が墜落したことを受け、事故調査と原因分析が終わるまで、重要任務以外の機を飛行停止にしたようだ。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007110501000399.html

 新華社によると

5月:インディアナ州空軍
6月:オレゴン州空軍
7月:アーカンソー空軍基地

で墜落事故が発生しているので、「連続墜落」であり。米空軍は「全面飛行停止」にしている。
http://news.xinhuanet.com/mil/2007-11/06/content_7017479.htm

 8~10月の3ヶ月は墜落していないので、いくらなんでも「連続」と呼ぶのは苦しいと思うが

 

 堂々とF15とテロップがつけられた、「ロービジとはいえ派手な事は変わりないVF84の部隊マークをつけた、有名な艦上可変翼戦闘機」の画像を見せられると、疑問も失せる。
http://news.xinhuanet.com/mil/2007-11/06/content_7017479_2.htm

 つまり「連続云々」のくだりは中国国内向けのプロパガンダだと思われる。

 それにしても、F15は元々充分すぎるほどのコンバットプローブンを持つ機体だと思っていたのだが、ストライクイーグルも含めて全世界に展開している機体を止めなければならない程の「構造上の欠陥」(CNN)http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200711060013.htmlというのも気にはなる。
 妄想をたくましくするならば、名古屋でF2が墜落したのとなにか関連があるのではなかろうかとも思えてくる。


続報:
空自もF15の飛行を止めたようだ。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007110600264

新型(比較的)のF2とF15が役にたたず、F4が老骨に鞭打って日本の空を守るわけだ。ご苦労様というか、ロマンチックな話ではある。
ただしF4はだましだまし飛んでいるようなものなので、さっさとOB条項を改正してもらいF22を導入して欲しい。もちろん心神でも構わない。


11月6日

2007-11-06 19:42:45 | 歴史上の今日

・新華社(抜粋、原文の雰囲気をなるべく壊さないように翻訳)
http://news.xinhuanet.com/politics/2007-11/06/content_7012935.htm

1947年:
晋、察、冀、野戦軍は不意をつき、3縦隊と6独立旅団を集中、石家荘戦役を開始。華北国民党軍の交通の要衝にして戦略上の重要拠点の1つである石家荘に対し全線において進攻、6日間の激戦を通じ、敵守備兵の2.4万を全滅させ石家荘を解放した。当戦役は人民解放軍による大都市奪取の先例である。

1948年:
中央軍事委員会は陳毅、小平の統一指揮を決定、華東野戦軍の16縦隊、中原野戦軍7縦隊を集中、合計60数万の兵力で淮海の戦役を開始。当戦役はは66日間継続、合計55.5万敵を殲滅、国民党軍の華東、中原作戦区域における主力精鋭部隊を喪失せしめた。

画像:准海戦役時、徐州に入城する解放軍

・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/11%E6%9C%886%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

1868年 - (明治元年9月22日) - 会津戦争で会津藩が降伏。


【雑感】小沢代表辞意―「政権交代」は偽りだったのか【和文、朝日社説】

2007-11-05 19:54:02 | 雑感

http://www.asahi.com/paper/editorial20071105.html

 野党第一党代表が、与党党首と国会内で会談。案件を持ち帰るも、野党は拒否。
 結果、代表が辞任を発表した件。

 自民党時代に散々叩いた小沢を、野党党首というだけで持ち上げ続けた朝日新聞が、まるで裏切られたかの如く社説でこき下ろしている。ここでは、妄言に突っ込むよりも、この問題を考える為に文章にしてみたい。


辞任会見要旨:http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe8400/fe_071105_02.htm?from=yoltop

 (略)これまでのわが国の無原則な安保政策を根本から転換し、国際平和協力の原則を確立するものであるだけに、私個人はそれだけでも政策協議を開始するに値すると考えた。

 民主党は、参院第1党の力を活用し、マニフェスト(選挙公約)で約束した政策を次々に法案化して参院に提出しているが、現状では成立させることはできない。逆に、ここで政策協議を行えば実行可能になる。


 このあたりの発表を素直に信じるならば、「政策協議」をテーマとして持ち帰ったようだが、そもそもこの会談は「給油再開」をテーマししたものではなかったのだろうか。

<<参考>>
官房長官会見:http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071105/stt0711051221004-n1.htm

国際協力に関する自衛隊の海外派遣は国連決議に認められた活動に限るという基本法の法制化を前提として、(海上自衛隊による)インド洋上の補給活動を遅滞なく継続することにお互い協力しましょうという了解だった。


 結果から見る限り、「給油再開」から「政策協議」へと、目的がすりかわってしまったようであり、これでは多分に青臭い上に、参院選で世論が味方についていると勘違いしている党内の賛同は得られないだろう。


 国内政治は詳しくないので、今後民主党がどのようになるかは全く見当もつかない。党首がやたらと交代して、なんだかまとまりがよくないなという印象はある。
 この馬鹿騒ぎのお陰で、本来の問題であった「給油継続」が目立たなくなってしまったのは問題。日本の平和ぼけっぷりは、しこたま世界にさらけだされているのは今更隠しようがない。これを機に、それこそ恒久法まで踏み込んで議論してほしい。


 おまけ:
 せっかくタイトルにもってきたので、朝日社説に1つだけ突っ込み

 安倍氏といい、小沢氏といい、与野党のトップが最悪の形で重職を投げ出してしまう。そんな指導者を生んでしまう政治の劣化は深刻である。

 民主政治において「政治の劣化」とはすなわち有権者の劣化を意味するのだが、朝日の読者は選挙権をもっていないのだろうか?