妄想による愉快な国際時事ネタ解釈
四生の盲者日記
【妄言】国家文書局、中国のチベット領有の根拠となる古文書を公表【中文/新華ネット】
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2008-04/07/content_7935967.htm
7日、新華ネットが「チベットが元の時代より中国(原文ママ)の一部分であり、独立していた時期はない!」「中央政府がチベットの地方官を任官した古文書は今も鮮やかだ!」「中国(原文ママ)中央政府がチベットを700年以上有効支配していたのは不変の事実だ!」とする、国家文書局の発表を伝えた。
また、別の記事においては、その「鉄証」とされる、元代の古文書の画像も提示した。
二十年前くらいは、満州族王朝の「清」、モンゴル王朝んの「元」は異民族の侵略王朝であり、革命政府としては正当性を認めていなかったのだが、自分に都合がよければなんでもアリらしい。
「元」まで中国だ、と言ってしまえば、日本からポーランドまで「中国」だと言い張れる。
いや、国際的には、そんな「ひいひいじいさんの田んぼだったから、この田んぼは俺のだ」みたいな理屈、とても恥ずかしくてイチャモンでも言えたものではないのだが、そこはそれ中華世界の住人。
困ったことに、人民レベルで信じているようなのだ。
民主党と外交―大きな構えで論戦を挑め(和文、朝日)
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#syasetu1
米国の駐日大使が野党の民主党本部を訪ね、対テロ活動での協力を要請する。代表は大使に向かって米国の政策を公然と批判する。その模様はすべてメディアに公開される――
これまでなら想像もできなかったことである。焦点は、11月1日に期限が切れるテロ対策特措法の延長問題だ。政府・与党は延長が既定路線だったが、参院で過半数を失った結果、民主党の協力を仰がざるを得なくなった。
6年前の9・11テロから1カ月後、米国はアフガニスタンを攻撃した。国際社会は支持し、日本も海上自衛隊をインド洋に送り、対テロ行動に参加する各国艦船に給油する活動を始めた。
米国としても、日本を戦列にとどめおく意味は大きい。小沢代表に対し、シーファー駐日大使は「機密情報でもどのような情報であれ、提供する準備がある」とまで述べて、協力を求めた。
与党側はすでに、自衛隊の活動についての情報開示や、特措法の一部修正にも前向きの構えを示している。
日米関係や安全保障で、これほど政府・与党が野党に歩み寄る姿勢を見せることが、かつてあっただろうか。
政府・与党には、参院で否決されても衆院で3分の2の多数で再可決する道は残されているが、あくまで最後の手段だろう。必要な情報が開示され、真剣な論戦が交わされる。修正もある。そんな緊張感のある国会審議になれば、対米関係をめぐる日本の政治の風景は大きく変わるに違いない。
民主党は以前からテロ特措法に反対してきた。参院選の大勝を考えると、この立場を維持するのは当然だろう。しかし、一法案の是非にとどめず、イラク戦争への評価を含めて、対米外交を根本から検証する機会にすべきだ。
イラク戦争は、大義だった大量破壊兵器が存在しなかったばかりか、戦後のイラクはずたずたの状況だ。中東全域が不安定になっている。日本もこの戦争を全面的に支持した。この失敗について、まともな総括も反省も行われていない。
インド洋とイラクでの自衛隊活動の詳細も明らかにしてもらいたい。イラクで活動する航空自衛隊は、何を運んでいるのか、どのくらい危険な業務なのか。文民統制の主体である国会がないがしろにされてきたのを、ただす必要がある。
そうした検証の上で、日本の行動がテロをなくし犠牲を防ぐことに本当に役立っているのか、日本がやるべきことは何かをしっかり議論すべきだ。
民主党には、米国にもの申す姿勢を世論に印象づけようとの狙いがあるのは間違いない。特措法をてこに安倍政権を追い詰める思惑もあるだろう。
そうした要素は政治につきものだが、それだけが外交をかき回すことは好ましくない。民主党は政局の思惑を超えた外交の選択肢を示さねばならない。大きな構えの外交論議をしかけていくべきだ。
記事は不偏不党の事実報道でなければならない。
ただし社説には、その新聞がもっている価値観が出てきてもよい、むしろ価値観が読者に伝わるように書かれるべき。
それなのに、筆者の読解力が不足しているせいかこの社説を何度読んでも、朝日新聞はテロ特措法をどう考えているのか分からない。
テロ特措法の話なのに、『イラク支援法』に基づいているイラクを持ち出してみたり、海上、航空自衛隊がホームページで公開している内容を、改めて「明らかにしてもらいたい」と書いたり、自衛隊に対する最高指揮権を持っている筈もない国会が、なぜか文民統制の主体になっていたり、レトリック(勘違い?)と突っ込みどころを撒き散らしながら社説は驀進する。
それでも最後の段落までは、まだ「テロ特措法を議題に対米外交の見直しを」と言いたいのかもしれないと思える。まあそれもテロ特措法そのものに対する考えではないが、ここでは置く。
止めは最後尾の一文「それだけが外交をかき回すことは好ましくない」そして「大きな構えの外交論議」。
それまで主語をたくみに隠し、論旨をぼかしながら、「対米外交の見直し」という印象操作を進めつつ、次の文章で「外交をかき回すことは好ましくない」、オチと呼ぶにはあまりにも豪快。
朝日新聞の価値観として、「反米」というのだけは辛うじて分かった。戦後、紙の為にGHQに一時屈したとはいえ、戦前からの一貫したスタンスといえる。
尚、テロ特措法関係では、下記の社説が白眉といえる。
テロ特措法*延長の理はどこにある(和文、北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/42673.html
「海自の仕事の大半を占める給油の実績は四十八万キロリットルに上る。うち三十八万キロリットルが米軍向けだ。」と詳細な情報を書いておきながら、同じ口で「政府は「作戦にかかわること」などとして海自の活動の詳細を公表していない」と主張。北海道新聞さんはどのようにして公表されていない情報を入手したのでしょうか?
更に「ピーク時には四万キロリットルあった毎月の給油量も、ここ一年は一千-四千キロリットルに大きく減少している。これ以上、海自が居残る意味がどれほどあるのか。」と疑問を呈しながら、「イラクやアフガニスタンの現状を見れば、武力にものをいわせた米国の対テロ戦争が、決してテロ制圧につながっていないことは明らかだ。」と言い切る始末。海自がいなくともいいと北海道新聞さんが判断する程給油量が減っているのならば、テロ制圧の効果が上がってきているということだとしか考えられない。
このような自爆というか、自家撞着が微笑ましい。
タイトルでいきなり国連決議を無視してしまう地方紙なので、生暖かく見守ろう。
民主党の反対について。現在の方法と同じ効果でより低コストな代案を思いついているのなら、それを提示した上で反対するべき。ただ、アメリカが嫌いだから、政府を困らせたいから、対テロに反対する、イラク派遣に反対するというのではあまりにも無責任でありといえる。
民主党の中の人も政権交代なんぞ真っ平だと思っているから、こういう国民からあきれられるような発言をしているのだろうと邪推する。
テロ特措法延長、小沢氏が米大使に反対言明(和文、日経)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070809AT3S0801U08082007.html
(略)
小沢氏は延長に応じない理由について「直接的に国連安全保障理事会から承認されていない」と説明。「民主党は国際平和のために日本が積極的に貢献しなくてはならないという思いは自民党以上に持っている」と述べたが、参加条件については「あくまでも国連活動」との立場を堅持した。
(略)
(シーファー大使は)国連決議がないことを理由に協力を拒む小沢氏に「国連決議1746を見てもらいたい。国連が認める活動と明記してある」と述べ、「決議」解釈を巡り、会談は平行線をたどった。
民主党はテロ特別措置法を延長しない、ことを約束に参院選で一人勝ちしたのだから、ここは動かぬ証拠をつきつけられようが、次の衆院選でボロ負けしようが反対するしかなかろう。むしろそこまでボケ、いや主張をつらぬけばなにか別の進展が見えてくるかもしれない。
個人的には、テロリズムに対抗する為には、国際社会が協力し、テロリストには譲歩しない姿勢をしめすしかないと考えている。
小沢のいう「積極的な貢献」が何を指すのか不明だが、そういいながら対テロとして日本が最も効果的に貢献しうるテロ特別措置に反対する、というのは日本人得意の「ホンネとタテマエ」なのだろうか。
いや、真偽の程は不明だが、外国の民間人が平気で拉致されるほど前線な、アフガニスタン国際治安支援部隊(ISAF)は可能だとしているようなので、もしかすると汗だけではなく血も流す必要があると考えているのかもしれない。
もし殉職者が出たら靖国に祀られると思うのだが、「派兵を命じた責任者」として参拝するのだろうか?
もし日本が対テロ戦争から脱落するようなことがあれば、世界中のテロリストが、活動の舞台として日本に続々入ってきてもおかしくはない。まあ、そうなった時は政府を攻撃するのだろう。
17周忌
あの朝みた光景、あの朝聞いたインターナショナル、あの朝嗅いだ匂い、あの朝の日差しの強さ、変に冷静になっていく自分。
道路を封鎖する戦車、横転させたられた補給トラック、道路にまだ散乱するバリケード、まだ煙を上げているバス、バスから吊るされた焼死体。
全てが未だにクローズされていない、少なくとも私の中では。
同じような方々のサイトを貼っておきます、ご参考にしてください。
http://www.64memo.com/
2005.11.22雑感
やっと新華社の腰が定まりました。どうやら中共は迷った末、宣伝工作方針を反日に決めたようです、背景はわかりませんが。
【日本人が見た日中関係:中国は度量が広く 日本は未熟】
http://news.xinhuanet.com/world/2005-11/21/content_3812543.htm
【私は日本人だが、中日関係をこう見る】
http://forum.xinhuanet.com/detail.jsp?id=22868302
作者は無意識の内に、二番目の記事タイトルの頭に「生粋の」を入れておりました。
まとめ、二、三十年前に逆行したようなトーンの記事でにぎわっております。
・日本は子供、中国は大人
・日本が悪い、中国は良い(なんでも)
・「中日友好万歳」
結局周恩来談話からは一歩も踏み出さないのね。
中国国内向けでも、こんなん記事鼻で笑われるだけだと思うのだが・・・春の反日デモ見るとそうでもないか。
いやあれは反日に名を借りた反体制デモだぞ、生活が苦しくなるとなんでもするからなあそこは。
などと懐古趣味に浸っておりましたら、面白そうな記事発見
【自民党憲法草案発表 小泉「自衛軍」建設を堅持】
http://news.xinhuanet.com/world/2005-11/22/content_3814807.htm
解放ネット速報からの回し記事になっています。内容は「22日の立党50周年大会で憲法草案を発表し、平和憲法を修正、自衛隊から自衛軍へ変更する」となっています。
注目したいのがこの記事を新華社が配信時間、日本時間で08:21、日本のどのマスコミより速い、そんだけ日本が交戦権を持つのが怖いんだろうなあ。
続報見てましたがとばしみたいですな、あの朝日、共同ですらそんな報道してません。
【「防衛省」昇格法案提出へ 自民行革本部総会で決定】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051122-00000081-kyodo-pol
↑このあたりの情報(ちなみに共同)と混乱したのでしょう、そんだけ日本が交戦権を持つのが怖いんだろうなあ。
追記:このニュース新華社全球網のトップになっちゃってます、必死な様子。
元に戻って、鼻で笑われそうなむごい宣伝工作の一例
【中日トップ会談で靖国神社が話題に、ブッシュ負の感情を語る】
http://news.xinhuanet.com/world/2005-11/22/content_3815019.htm
抄訳:
「靖国神社に対して一般の人より負の感情を多く持っている、彼の父親が第二次大戦中米海軍のパイロットであり、かつて日本軍の攻撃で怪我をしたからだ。日中両国は対話をすすめなければならない、日中関係の回復がアジアの平和と安定の一助となるからであり、それは米国のこの地域に対する外交政策目標とも一致する」とブッシュは語った。
ん~、どこかで見た気がする。
【日本を例にイラク政策訴え 戦勝60周年で米大統領】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050831-00000045-kyodo-int
大統領は、日米が戦った第2次大戦中、自分の父親は「海軍のパイロットで太平洋上で撃墜されたことがある」とし「同時期、小泉純一郎首相の父親は議員をしていた」と紹介した。
しかし、両者の息子は今では自由国家のリーダーとして「最も親しい友人」に、日米は「最も緊密な同盟国」になり「日本人が自由を手にしたことでアメリカ国民も、より安全となった」と指摘。「民主主義という兵器庫の中にある最も強力な武器は、自由の精神だ」と誇示した。(8/30サンディエゴ海軍基地での演説)
「しかし」以降を話さなかったのね、ブッシュ親爺・・・んなわけあるかい。国内向けにはネットも抑えられるから平気だと思っているのだろうか?
まとめ、胡錦涛も必死だな。
どうでもいいが笑った。
【中国・広州に世界最速地下鉄?=最高120キロ】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051121-00000171-jij-int
【【中国】北京:試運転の地下鉄脱線、復旧に6時間けが人なし】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051122-00000006-scn-int
怪我人がでなくてなにより、120k/hで事故を起こしたらどんな惨事になる事やら。
未来志向
【日中韓、未来志向の対話を ブッシュ米大統領が会見】
【ワシントン8日共同】ブッシュ米大統領は8日、ホワイトハウスで日本、中国、韓国の一部メディアと会見。小泉純一郎首相の靖国神社参拝による日中、日韓関係の悪化について「過去の出来事の結果として大きな緊張があることを理解している」と述べ、週明けからのアジア歴訪で各首脳に未来志向の対話を促す考えを表明した。
米国の対東アジア戦略において日本と中韓両国との関係安定化が極めて重要であることをあらためて明確にした。
在日米軍再編の中間報告では「前向きな進展。日米同盟の強さを示している」とし「沖縄の人々が不満を抱いているのを知っている」としながらも米軍普天間飛行場移設に理解を要請。北朝鮮核問題では、軽水炉協議前の核放棄を迫った。
中国の台頭など同地域の安全保障環境が大きく変化する中、米軍再編を着実に推進、「朝鮮半島の非核化」の実現に向け全力を挙げる決意を示した。
(共同通信) - 11月9日13時22分更新
【日中、日韓の友好関係を重視している=小泉首相】
[東京 9日 ロイター] 小泉首相は9日、ブッシュ米大統領が日本、韓国、中国の一部記者団と8日に会見し、日中、日韓関係に関し「過去を忘れることは可能だ」と発言したことに関連し、敵対していたかつての日米関係を振り返ったうえで「日中、日韓の友好関係を重視している」と述べた。官邸内で記者団の質問に答えた。
また、18、19の両日に韓国・釜山で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際、日中首脳会談を開催する可能性について聞かれ「私はいつでもお会いする。お会いした方がいいと思う。先方次第だ」と答えた。ただ、中国側からは、「(まだ)連絡はない」とした。
安倍官房長官は午前の記者会見で、ブッシュ大統領の発言について、「政府としては、個々の分野での相違が(日中、日韓など)それぞれの両国関係の全体の関係の障害にならないように、引き続き幅広い分野で未来志向の関係を構築したい」と語った。
(ロイター) - 11月9日13時25分更新
国連の委員会で日本の悪口をいっている一方・・・
わずか3分で、ブッシュ(Jr.)親爺→変人小泉→中共とボールがパスされてしまいました。ブッシュも小泉も安倍も、皆揃いもそろって大狸ではあるまいか?でも多分、中共はボールを渡されたことに気がついてないんだろうなあ。
小泉に関しては「中国は、日本人の心の問題にまで踏み込んだことを後悔するだろう」と言ったとも伝えられますが(10月18日産経)http://www.sankei.co.jp/news/051018/morning/18iti001.htm
合わせて上記の二つのニュースを読むと、口元に笑みを浮かべながら目が全く笑っていない首相の顔が浮かんできます。
どうでもいいんですが、王先生が前日に下の講演をしていたようですが。見事に肩透かし食らった、というか相手にされてません、哀れです気の毒ですかわいそすぎます。
【靖国のとげ抜けば、関係は改善=中国大使】
中国の王毅駐日大使は8日午後、長崎市で講演し、小泉純一郎首相による靖国神社参拝について「(靖国問題が)日中関係のすべてではないが、このとげを抜くと全体も良くなる。首脳同士の訪問の道も開かれる」と述べ、重ねてやめるよう求めた。
さらに、王大使は「A級戦犯が祭られているところに日本の最高責任者が行くことが、どうしても理解しにくい部分」と強調。「日本独特の死生観も尊重するが、A級戦犯となると国際的に裁かれた戦争犯罪人なので、どう扱うかは百パーセント日本の内政(問題)ではない」と指摘した。
(時事通信) - 11月8日21時1分更新
危機管理
【仏暴動】「取材中の韓国報道陣の被害相次ぐ」
東亜日報のクム・ドングンパリ特派員がフランスパリの暴動現場を取材中、デモ隊の青年から暴行を受けたと、東亜日報が7日報じた。
東亜日報によれば、キム特派員はパリ暴動の車両放火事件が発生した現場に駆けつける最中、北アフリカ系のフランス青年に道を聞いたところ、頬を殴られた。
同紙は「突然頬を殴られ、眼鏡が飛んでしまった。続いて青年はカメラの入った記者のカバンを奪おうとし、数回拳を振り回した」とした。
同日、KBSのプロデューサー特派員チーム3人も火災が発生したパリ郊外の纎維工場の取材に出掛けたが、アフリカ系の青年5人にENGカメラを奪われ、顔を殴られたと、朝鮮日報のカン・ギョンヒ特派員が伝えた。
カン特派員によれば、アフリカ系青年らは「われわれの村に入って写真を撮ったのだから、500ユーロを出せ」とし、フランス人のカメラマンが持っていたENGカメラを奪った。
奪われたカメラを取り戻そうと、韓国人の女性カメラ助手が抗議し飛びかかると、黒人青年は女性の顔を殴り、倒れた女性の頭を足で蹴ったと、カン特派員は伝えた。
(後略)
朝鮮日報
とうとう、亡くなられた方までいらっしゃいます。(不謹慎なので語尾は普通ざんす)
仏暴動で初の死者、襲撃された老人が死亡
[パリ 7日 ロイター] フランス国内で拡大している暴動事件で、パリ北部で4日夜に襲撃された男性が7日死亡した。内務省報道官が伝えた。10月27日にパリ郊外で暴動が始まってから、死者が出たのは初めて。
ル・パリジャン紙によると、死亡した男性は60歳で、自宅付近で若者らに襲われた。男性は殴打された後で意識不明となり、その後死亡した。
(ロイター) - 11月8日8時29分更新
何故に韓国の記者だけがなぐられるざんしょ?
「韓国人は嫌われているから」
と某掲示板っぽく書いてしまうと面白いのでしょうが、それは子供の感傷というもの。アフリカ系フランス人が韓国人と日本人を区別できるとは思いません。ましてや暴動の現場近く、気も立っていて冷静な観察も望むべくもありません。
1.日本の取材陣はヘタレ
2.韓国人は火が好き
3.韓国の記者は徴兵を受けているので勇敢
女性のカメラ助手が抗議しているので「3」はないですね、韓国で女性は徴兵されませんから。したがって「1&2」で、まとめてしまうと「取材における危機管理意識の違い」となって面白くもなんともないな。
この騒動ベルギー、ドイツにも飛び火しているようです。クリスタル・ナハトじゃありませんが、むしろこれへの反動の方が心配。ただ、あの頃よりは体制も某超大国のヘゲモニーもしっかりしてますから当面は問題ないでしょう、呼び水にはなるのかもしれませんが。
それにしても抗議し飛びかかる女性カメラ助手・・・シェー!
宣言
【日本中国友好協会、日本和平憲法の修正にあくまでも反対】
二日間にわたって開かれた日本中国友好協会第54回年次総会は6日東京で、「日中友好協会をより広い範囲で強化、推進すると共に、日本の和平憲法の修正と日米軍事一体化をあくまでも反対していく」と表明した。
日本中国友好協会は当日、「宣言」と「決議」を発表し、「協会は、日本と中国人民友好の基盤補強にプラスとなる活動を推し進め、日本各界との協力を拡大し、協会の会員数を増やし、日本国民の中で、戦争を再び起さず、平和を維持し、日中友好を促進する活動を繰り広げる」と述べると共に、「協会は、日本の和平憲法修正を決して許せず、日米軍事一体化にあくまでも反対し、日本とアジア、それに世界各国の平和友好関係の実現に努めていく」と表明した。
日本中国友好協会は5月に年次総会を開催する予定であるが、日本右翼勢力が妨害したため、今月5日まで延期されることを余儀なくされた
チャイナネット
あまり憲兵が軍刀をがちゃつかせているような話は書きたくないのだが、筆者は日本の安全保障上9条を変えた方がいい、日米一体化賛成と思っている。現行の安保体制のままでもそれなりに強力な保障たりえるし、日本列島の地理的条件と自衛隊の戦力を考えれば日本に侵攻できよう国家があろうはずもない。が、法体制が整わない状態での有事、に不安を覚えるのである。
もちろん上記の理由からなんとかなるだろうとは思うのだが、どうも燃料、弾薬も揃えずに戦争を始めた前回にダブるのかもしれない。
負け戦はこりごりです、どこが攻めて来るとはいいませんが。
靖国
遊就館にも立ち寄りまして、生まれて初めて見る現物の包丁正宗の常識外れの元幅、これまた現物の村正の箱乱れに興奮。日清-大東亜戦勝初期の展示には正直ちょっと引きました、もう少し淡々としてもいいかなあ、いや英霊を祀る神社の施設だからあんなものか。その後の流れを知っている立場としては、少々複雑。
などと見ていたら戦況が悪化して来ます。展示品にも遺品、遺書が増えてまいります。
鼻の奥にきな臭いものを感じつつ回っておりましたところ、図らずも大西瀧次郎中将の遺書に対面、途端に涙腺が緩み止まりませんでした。どうも筆者は文章にした人物に愛着を覚える質のようで、もちろんそれは筆者が勝手に作り上げた人格ではあります。なんというか、筆者が想像していた人格と遺書の文面がそのままであり、旧知に合えたと同時にその考えるところの深さに圧倒されたとでも言いましょうか。
隣の阿南惟幾大将血染めの遺書には涙が引く気がしたんですがね、なぜか。
で、そのままうるうるしながら遺書と遺影を見て回っているうちに、次の有名な遺書で号泣。
素子 素子は私の顔を能く見て笑いましたよ。私の腕の中で眠りもしたし、またお風呂に入ったこともありました。素子が大きくなって私のことが知りたい時は、お前のお母さん、佳代叔母様に私のことをよくお聞きなさい。私の写真帳もお前のために家に残してあります。
素子という名前は私がつけたのです。素直な、心の優しい、思いやりの深い人になるようにと思って、お父様が考えたのです。私はお前が大きくなって、立派なお嫁さんになって、幸せになったのを見届けたいのですが、若しお前が私を見知らぬまま死んでしまっても、決して悲しんではなりません。お前が大きくなって、父に会いたいときは九段にいらっしゃい。そして心に深く念ずれば、必ずお父様のお顔がお前の心の中に浮かびますよ。
父はお前が幸福者と思います。生まれながらにして父に生き写しだし、他の人々も素子ちゃんをみると真久さんにあっている様な気がするとよく申されていた。またお前の伯父様、叔母様は、お前を唯一の希望にしてお前を可愛がって下さるし、お母さんも亦、御自分の全生涯をかけて只々素子の幸福をのみ念じて生き抜いて下さるのです。必ず私に万一のことがあっても親無し児などと思ってはなりません。父は常に素子の身辺を護っております。優しくて人に可愛がられる人になって下さい。お前が大きくなって私のことを考え始めたときに、この便りを読んで貰いなさい。
追伸 素子が生まれた時おもちゃにしていた人形は、お父さんが頂いて自分の飛行機にお守りにして居ります。だから素子はお父さんと一緒にいたわけです。素子が知らずにいると困りますから教えて上げます。
海軍少尉 植村真久 神風特攻・大和隊
昭和19年10月26日 比島沖にて戦死 25歳
追伸が・・・筆者にも子供がいるもので、自己投影しやすいんでしょうなあ。
桜花、回天を見て涙がやや引き、生まれて初めて現物のチハ車と零戦を見て興奮、勝手に想像していたよりかなりでかかった。
ノートが置いてあって、感想を書くようになっておりました。ぱらぱらとめくっておりましたら、1ページに渡って批判論を展開されておられる方、自分の気に入らない文に×をつける方、いろいろおられて微笑ましい。批判論の傾向として、大東亜戦争中の秀才軍事官僚の文章と同じ匂いがしたのが面白いですね。
言いたいことが言えるいい国です、日本は。また参拝したいと思いました。
そうそう、ここは政治の道具にはして欲しくありません。換言すれば、日本人の問題であり、外国が口を挟んでいい問題ではないと思います。
(05/11/8追加)
改めてよくよく考えたら、ここにいちゃもんつけてきている二国一地域の日本における優先度から見て、べつに放置しても害にはならない。
円借款
【円借款、新規打ち切り 中国、協議応ぜず 靖国・無償協力で対立】
【北京=笠原健】二〇〇八年の北京五輪前までに新規供与を打ち切ることで日中両国政府が合意している中国への政府開発援助(ODA)の円借款に関する日中協議がストップしていることが六日、複数の関係筋の話で明らかになった。小泉純一郎首相の靖国神社参拝に反発する中国側が事務レベル協議に応じていないためだが、円借款の終結方法や無償協力の継続などをめぐって日中間の見解が対立していることが背景にある。
日中両政府は、町村信孝外相(当時)と李肇星外相が今年三月に電話で会談し、北京五輪前までに円借款供与を打ち切る方向で協議を進めることで合意した。
四月に北京で開かれた日中外相会談でも、対中円借款を円満に終了するため事務レベルで協議を行う方針を確認していた。
日本側は、昭和五十四年度から始まった対中ODAの主要部分である円借款供与の打ち切りにあたって、「双方が経済協力の成果を祝え、『有終の美』を飾れるものにしたい」(外務省幹部)としており、日中双方で「最終プロジェクト」を検討することにしていた。
しかし、今春に中国国内で反日デモが頻発、小泉首相の靖国参拝問題の影響もあって「事務レベルでの協議はほとんど進んでいない」(同)状況にある。
日本側は円借款の新規供与打ち切り後も、温暖化対策など環境問題に関する技術協力や文化無償資金協力に限って継続する方針だが、中国側は無償資金協力に経済発展に寄与するインフラ整備も含めるよう水面下で求めているという。
来年度予算案編成を控えて、日本側は対中円借款に関する協議をすみやかに再開したい考えだが、「中国側が前向きに応じてくる保証はない」(日中関係筋)との見方も出ている。
日本政府内では、対中円借款の新規供与を終えるにあたって、すでに交換公文を締結した案件で二〇〇八年度以降にまたがる事業を除き、北京五輪前までにすべて打ち切るべきだとの意見と、対中関係を考慮して一部例外を認めるべきだとの両論があり、結論は出ていないが、中国側がこのままの対応を続ければ、「即時打ち切り論」が勢いを増しそうだ。(産経新聞) - 11月7日2時49分更新
東京に単身赴任して困った事
「ここには森がない」
子供の頃から山で遊び、育種場と林檎園に囲まれたロケーションで住宅を決めた筆者としては、森のない土地は落ち着かない。
「ちょっと前までは、まだそこら中に森があったのだろうに。いっそ爆撃でもして更地に・・・いやいやその前に大地震か、生き残れる保証はないが」
などと、不穏なことまで考えてしまう毎日。
そんな中、電車を乗り継ぐのが面倒で、行きたいと思いつつも足が遠のいていた靖国神社に参拝してきました。
ディジーカッターでなぎ倒したくなるようなビルの谷間を歩いていくと森、いや杜が。こういう『清浄な場』に対面した時の緊張と追慕が入り混じった感動、というのは日本人特有なのでしょうか。シャツのボタンを上まで閉めて、ジャケットの襟を正して鳥居をくぐりました。
で、外交的にいろいろとややこしい事になっていますここ。文句をつけてきているのは二国一地域ですか。しかしどっちも、もう外交カードたりえない事には気づいているようです。なにしろこれを切った場合、逆に自国の不利益になりかねない自爆カードになってしまったのですから。
まともな国家なら当然なんですけどね。
そんな気がした記事でした。
ああ、日本のマスコミは基本的に理解していないようです。いまだに二国一地域を「アジア」と総称していますし、それとも無理解ではなく任意なのでしょうか?