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【雑感】日本MD試験はなぜアメリカで?軍事関係強化【中文/国際在線-世界新聞報】

http://news.xinhuanet.com/mil/2007-12/29/content_7333649.htm

 温首相と福田首相が野球着で遊んでいる記事をのせたり。
http://news.xinhuanet.com/photo/2007-12/29/content_7334595.htm


 朝日に前途洋々な社説を書かせたり。
http://www.asahi.com/paper/editorial20071229.html#syasetu1

 必死で福田訪中、日中友好を印象操作しようとしている。
 その同日に、タイトルにしたような

「日本がミサイル防衛技術を手に入れたら、日本に核を向けている国(中朝露)は不安になって、日本との関係も悪くなるよね」

といった、あからさまというか盗人猛々しい記事をも配信。
 これまでの中共の傾向からすると、首脳会談などがある場合には報道はそれ一色にし。別途その国に対して工作したい案件は時差を空けるのが通例であった。
 同じタイミングで報道するのは、報道管制が緩んでいるのか、それとも首相会談の成果がさしたるものでなかったのか、いずれにせよ興味深い。

 2007年は、日米に「自由と繁栄の弧」「中国製品」で追い込まれた中国が、安部首相の退陣で息を吹き返した。いわば日本の国内政治にふりまわされた格好だが、2008年も日本の国内情勢はなお流動的であり、かつ中国国内のイベントとしてオリンピックがある。
 私見として、「他人に武器を向けておいて、抵抗するな」というような国とは極力係わり合いにならないのが最善だと思うが、先方はなぜかちょっかいをだしてくる。
 こちらとしては、相手をよく知らなければならない。来年も妄想を元に観察を続けたい。

 よいお年をおむかえください。

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【雑感】洛陽革命烈士墓地が更地に【中文/大河網-大河報】

http://news.xinhuanet.com/society/2007-12/26/content_7314776.htm

 

 

 

 洛陽にある「革命烈士」(訳註:国共内戦における共産等側の戦死者)の墓について。537人中287人分の遺骨がまとめて改葬され、墓石は廃棄、墓地が商業霊園として転売された、というニュース。この墓地に葬られていたのは、1948年3月、4月の洛陽攻略戦の戦死者らしい。
 記事のスタンスとしては、商業主義に対する憤懣といった感じ。

 筆者が感じたのは「自分たちの体制に殉じた人達の墓ですら、金の為に更地にする連中なので、小日本の小靖国神社にあのようなイチャモンをつけて恥じるわけがない」といった、やや政治的な結論ではない。

 死の穢れを嫌う日本人と異なり、支那では伝統的に墓を暴いてきた。ただし、それは「現体制の敵」の墓に限った話であって、このケースのように現体制を作った人間の墓を暴くのは珍しい。
 支那では経済が絶頂の時には、既に体制は腐っている例が多い。この記事からも、体制の「緩さ」を垣間見る思いがする。
 重複になるが、支那人が「お骨」「死者」を粗末に扱うのは否定しない、むしろ嫌悪を覚える。

 それよりも、この「革命烈士墓石損壊、遺骨集団改葬事件」が、いつ日本軍の仕業にされるかが楽しみ。

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12月26日

・新華社(要約)
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-12/26/content_7307177.htm

1893年:
毛沢東湖南省に誕生。中国共産党、中国人民解放軍、中華人民共和国の主要な創造者、中国各民族人民の偉大な領袖。

1898年:
キューリー夫妻がラジウムを発見。

2004年:
インドネシアスマトラ島付近で地震、津波による死者行方不明者は28万人を越える。

 

 

・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/12%E6%9C%8826%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

2003年 - イラン、ケルマン州バムでマグニチュード6.3の地震。およそ3万人が死亡。
2004年 - マグニチュード9.3-9.1のインドネシア・スマトラ島沖地震・津波が発生。
2006年 - 台湾南部で地震発生。


1893年 - 毛沢東、中国共産党最高指導者、中華人民共和国国家主席(+ 1976年)


 

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12月25日

・新華社(要約)
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-12/25/content_7301752.htm

1936年:
蒋介石を釈放した張学良が、一緒に南京に着陸したところを逆に拘束される。

情報が伝わると、西安の状況は不安定となり、東北軍でソ連と連盟した抗日を主張する王以哲軍長が、過激派に殺害され、内戦再発の危機であった。
 中共中央全権代表の周恩来は、この危機的状況のもと緻密な工作を進め、紅軍と東北軍を把握、17軍との団結を強化、西安事変を平和的に解決する偉大な成果を基本的に維持した。

 

・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/12%E6%9C%8825%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

1926年 - 大正天皇が崩御。裕仁親王(昭和天皇)が即位し、元号が昭和に改元。
1941年 - 香港のイギリス軍、日本軍に降伏。
1944年 - 日本軍航空隊 、サイパンのアメリカ軍基地を空襲。
1991年 - ソビエト連邦崩壊。
1991年 - ソ連ゴルバチョフ大統領が、辞任を表明。

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【雑感】NSAの傍受記録、中国情報機関がスパイ 米紙報道【和文/朝日】

http://www.asahi.com/international/update/1222/JJT200712220007.html

 中国の情報機関が、米国家安全保障局(NSA)の傍受・収集した情報に、中国語の翻訳作業などに携わる「協力者」を通じてアクセスしていたと、21日付の米紙ワシントン・タイムズが報じた。中国による米国内での情報活動が活発化していると指摘している。

 同紙によると、米海軍犯罪捜査局が数年前、ハワイにあるNSAの通信傍受施設と契約していた翻訳会社が中国の情報機関と関係があることを突き止めたという。

 中国の機関は、機密情報にアクセスできる軍人や従業員に接近し、無料で中国旅行に招待するなどして「協力者」に仕立てていたとしている。

 NSAは通信傍受、暗号解読などの信号情報の収集を行っており、英語圏5カ国の傍受情報システム「エシュロン」を主導しているとされている。同紙によると、ハワイのNSAの施設は数千人を雇用しているという。(時事)


 諜報関係の話が表に出てきた以上、NSAがうっかり中国のスパイに翻訳を頼んでしまった、というような話では勿論あり得ない。
 多分に妄想を交えて語るならば、米国にとって都合のよい情報を、中国に流すだけ流して用済みになったチャンネルを、最も効果的なタイミング、方法で放棄した、と見るのが正しい。
 アジア太平洋地域において、日本の首相交代以来オーストラリアの政権交代と、かつて程米国よりの勢いがなくなっている。であれば、韓国に保守政権が誕生し、どうにも腰の定まらない印象の強い日本の現首相が中国を訪問するこのタイミングで、中国が米国に対してとった非友好的な行動を暴露する。
 ベタではあるが、それだけに一般大衆に対しては効果的な情報線といえる。

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12月23日

・新華社(要約)
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-12/23/content_7291634.htm

・1948年:
日本A級戦犯東条英機(侵華戦争発動主犯、元首相及び関東軍参謀長)、土肥原賢二(元満州特務機関長)、広田弘毅(元首相)、板垣征四郎(元陸相、関東軍参謀長)、木村兵太郎(元東條内閣陸軍次官)、松井石根(南京大虐殺主犯)、武藤章(東條内閣陸軍軍務局長)など7人が極東国際軍事法廷巣鴨刑務所で絞首刑執行。

 

・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/12%E6%9C%8823%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

1941年 - 太平洋戦争で、日本軍がウェーク島を占領する。
1948年 - 極東国際軍事裁判で死刑判決を受けたA級戦犯7名の絞首刑執行。現天皇(当時の皇太子明仁)の誕生日に処刑執行日を合わせた。

(訳注:改めて見ると、支那戦線に関連した軍人の処刑が異常に多い事に気付く)

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【雑感】海自イージス艦、海上配備型迎撃ミサイル(SM-3)の迎撃実験に成功【和文/AFP】

http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2327311/2465681

 カウアイ島沖で行われていた、「こんごう」による弾道ミサイル迎撃試験が成功裏に終了。文学的表現をとるなら、イージスのまさにイージスたるを実証したと同時に、今回の試験にはSM-3および標的代だけで60億かかっておりhttp://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007121802073144.html、防衛に対する日本の姿勢をアピールする狙いもあったと妄想する。もっとも東京新聞は皮肉で書いたつもりのようだ。
 表向きは北朝鮮の弾道ミサイルに備えたもの、という説明がされているものの、ミサイル発射が観測できれば目標は北朝鮮のミサイルに限った話ではない。
 特に、日本の地方都市に至るまで核弾頭を向けている国にとっては、自分の軍事力を無効化される目の上のこぶに他ならない。


 日本に核兵器を向けている、中華人民共和国の反応。

1.外交部の公式反応:中文
http://www.fmprc.gov.cn/chn/xwfw/fyrth/t391082.htm
Q:日本の海上ミサイル迎撃試験について。中国は試験成功を祝うのか、それとも地域の安全に関わると思っているか。これは台湾海峡問題に影響するのか。次に、日米が共同で研究しているミサイル防衛システムは、中国に対抗するものだという論評があるが、どう答えるか。

A:日本はこれまで何度も平和発展路線を表明してきた、我々はそれに注目している。日本の関係する動きが当地域の平和と安定に寄与し、当地域の国家間の相互信頼に有益であるよう希望する。
 台湾問題については、我々の主張は明確である。台湾問題は中国の内政問題であり、いかなる国家が手を出すことにも反対する。
 中国は平和発展路線を堅持し、善隣友好を外交政策としている。我々は当地域において、相互信頼を元に平和と安定と安全を守るよう希望する。

 質問もいやらしいが、具体的に答えない姿勢といい、あまつさえ日本の平和路線を評価するところといい、全く秦剛らしくない。
 これが2年前の秦剛なら、中国はいかなる国家に対しても核の先制使用はうんぬん、しかるに日本のMDは地域の軍事バランスがどうたら、台湾は歴史的に中国固有のどうたら、といった秦剛節をうなるところ。
 それでも、台湾問題について論点をずらした回答が実に生き生きとしているところを見ると、上の方から「この問題は穏便に」という、秦剛にとって不本意な方針が出ているのだろう。


2.中国共産党機関紙系新聞の反応
日本、MD試験は東亜の戦略平衡に不利【中文/環球時報】
http://news.xinhuanet.com/world/2007-12/19/content_7277430.htm

・MDは日米軍事同盟の新たな項目だ。
・東亜の大きな構造に実質的な衝撃を与えることはない。(「東アジアの大枠には影響しない」程度の意味か)
・東亜の戦略平衡に不利


 全体的に、法廷で証言したノーベル文学賞作家のような、大仰な用語が多いので読むのに疲れる。
 要点は「東アジアの軍事バランスが崩れる」ということが言いたいようだ。バランスが崩れる論拠として、米国の東欧へのMD配備に対抗して、ロシアが「欧州通常兵力条約」停止、をあげている。
「通常兵力条約」を提案した場合、軍事費を毎年10%超で伸ばしている当の中国が、真っ先に反対してくるだろうと思うのはおいておき。

 外交部にくらべ、党はいくらか言いたいことが言えるようだ。とはいえ、それほど必死になっているようにも見えない。
 自分たちの兵力、福田訪中に自信があるのか、それとも他に隠し球をもっているのか、その辺は不明。


 自前の核兵器を持たず、専守防衛を押し出す日本にとって、ミサイル防衛システムは格好の抑止力である。
 国民の一人として、迅速な配備を希望する。

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【雑感】ロシア進化したSu-27 F-15を凌ぐ性能に日本が脅威を【中文/環球網】

http://japanese.cri.cn/151/2007/12/14/1@108981.htm

 あくまでも主観で読解する。

「今度のSu-27SM(ロシアの戦闘機)はつえーぜ。エンジンは強いし、レーダーは強いし、ソフトは強いし、最新のミサイルを積める。
 ロシアは「防空」用に極東空軍に配備してるっていうし。小日本はF-15Jじゃ対抗できないから、ビビッてやがる。日本終了」

 あながち歪曲でもないと思えるのが、米国ではなく日本のF-15Jと比べている点。
 民族主義新聞環球時報であれば、日本が戦力で劣勢に置かれるのは嬉しいことだろうが、少なくとも常識的な軍事知識があれば、もしロシア極東空軍が「F-15Jでは手に余る戦闘機」を配備したら、日本は「Su-27SMを越える戦闘機」を配備する、という軍拡の基本的な法則が思い当たるはず。
 敢えて米国を引き合いに出さなかったのは、米国が既にSu-27SMでは対抗しえない戦闘機を保有しているのからだと思えるが、日本があれだけ執着しているその機体を入手しないとなぜ考えられるのだろう。
 そうなった時に困るのは、Su-27SMすら装備していない中国空軍だと思うのだ。

 それ以前に、ロシアの「防空」戦闘機に、「専守防衛」の空自戦闘機が脅威を感じなければならないのかもわからない。
 単に「俺の友達つえーんだぞ、お前なんかかなわないぞ、いう事聞け」と言いたいとしか思えない。

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12月17日

・新華社(要約)
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-12/17/content_7258670.htm

・1888年:
清国政府北洋海軍成立、丁汝昌が提督に就任。北洋海軍は清国政府主要新式海軍であり、二つの根拠地を持つ。威海衛軍港:戦艦の泊池 旅順軍港:修理施設

・1903年:
アメリカノースカロライナ、キティホークで、ライト兄弟が世界初の有人動力飛行。

・1935年:
中共中央政治局拡大会議、中国共産党の為に、全国人民が「偉大な抗日戦争政治路線」を歓迎するように指導する、抗日民族統一戦線方針を確定。会議終了後、毛沢東は『日本帝国主義策略反対』の報告を行った。


・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/12%E6%9C%8814%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

1903年 - ライト兄弟が人類初の動力飛行に成功。
1920年 - 南洋諸島が日本の委任統治領となる。
1944年 - バルジの戦いでマルメディ虐殺事件起きる。
1996年 - ペルー日本大使公邸人質事件発生。
1998年 - 米・英両国共同でイラクに対し砂漠の狐作戦開始。

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12月14日

・新華社(要約)
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-12/14/content_7240560.htm

・1931年:
蒋介石の統治及び対日負抵抗政策に不満を抱いた国民党26軍将兵が、中国共産党の指導の下、趙博生参謀長、李振同、董振堂旅団長の指揮により武装蜂起。

訳註:近代的にはクーデターと呼ぶが、むしろ支那の場合は三国志あたりのイメージの方が掴みやすい。

・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/12%E6%9C%8814%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

2003年 - 米軍などがサッダーム・フセイン元大統領を拘束
2006年 - ヨウスコウカワイルカ、研究グループの調査の結果、絶滅と判断。

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