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【雑感】韓国はありとあらゆる手段で抗日開始【中文/国際先駆導報】

http://news.xinhuanet.com/world/2008-07/25/content_8765989.htm

 中学校社会科の『学習指導要領の解説書』に、竹島の領有権問題が盛り込まれたことで、国際問題に発展した件。
 筆者は、半島は専門外なのだが、「ラスク書簡」だとか「サンフランシスコ平和条約」だとかを調べると、竹島は日本の領土であることに間違いないと思われる。

 したがって出るところに出たら負けてしまうと韓国も分かっていて、スプラトリー岩礁に正々堂々と海軍軍人を「生活」させている中国とは異なり、竹島にいるのは武装警察であると言い訳してまで、国際世論が竹島を「紛争地域」と認識しないよう、涙ぐましい努力で「独島は韓国領土」をアピールしてきた。

 で、上記国際先駆導報のなかの一文:

現在、この二国(日韓)は、複雑な歴史と現実の狭間で、凶悪な領土紛争に陥っている。

 さて困った、アジアの大国にして国連常任理事国が、竹島を紛争地域に認定してしまった。
 これはもう、出るところに出てはっきりさせるしかない。

 いつもは反日に回る国際先駆導報も、この記事では中立というか、韓国内の反応にあきれている様子。
 まあ、自分とこも真似されたら大変なのだろう。

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【雑感】米国新世界戦略【中文/中国新聞ネット】

http://news.xinhuanet.com/mil/2008-07/22/content_8742992.htm

 酔っ払いながら斜め読みしているので、もしかしたら誤読があるかもしれない。
 アメリカ「世界日報」社説を引いて伝えた内容。

要約:
ソ連崩壊、中国解放後、アメリカの世界戦略は、ソ連に対抗してフィリピン、韓国に軍隊を駐留させるものから、英日、イスラエル、オールトラリア、同盟国にその地域の安全保障を代行させるものに変わってきている。

 まあ、大筋において同意な話なのだが、中文を読んでいると「韓国の民族主義に高揚にともない云々」「フィリピンにおける云々」「日米安保はやはりアジアにおいてどうの」と

「韓国とフィリピンは中華勢力圏に取り込めそうだが、美国の威を借る小日本が小憎らしい」と行間の意味を感じるのは、酔いのせいだろう。
 実際問題、中国に渡洋侵攻能力はないので、IRBMを除いてはとりあえず気にする必要はない。

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【雑感】原子力空母配備反対で全国集会 横須賀【和文/東京新聞】

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20080720/CK2008072002000114.html

 米海軍の原子力空母「ジョージ・ワシントン」の横須賀基地配備に抗議する全国集会が十九日、横須賀市の同基地前の公園で開かれた。

 集会には、社民党の福島瑞穂党首ら国会議員をはじめ、平和フォーラムに加盟する労働団体や民主団体、地元の市民団体などから約一万五千人(主催者発表)が参加。市民運動家らが事故が起きれば首都圏を巻き込む大災害となる原子力空母の危険性を訴え、「安全性が確立していない原子力空母の母港化撤回」などを求めるアピールを採択した。

 最後に参加者全員が「ストップCVN(原子力空母)」「いらない原子力空母」と書いたカードを一斉に掲げて、抗議のパフォーマンス。続いて同基地前から繁華街に向かうコースをデモ行進し、気勢を上げた。 (斎藤裕仁)


 Googleでニュース検索しても、4件くらいしかヒットしないこの「全国」集会。
 新華社は「日本人民1万人が参加、米国原子力空母ジョージ・ワシントン横須賀配備に反対」と大々的にとりあげてくれた。http://news.xinhuanet.com/newscenter/2008-07/19/content_8574775.htm
 上記、東京新聞同様、記事中で「平和フォーラム」の主張をそのまま紹介する熱の入れよう。
 ここまで露骨に外国の国益に沿った行動と報道をされると、裏にまだなにか動きがあるのではないかと、逆に勘ぐりたくなる。

 陰謀論はさておき、上の平和フォーラムの皆さん、中国の空母には反対しないんだろうなあ。

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【雑感】”中国印”摩崖石刻完成、オリンピック名所が追加【中文/北京晩報】

http://news.xinhuanet.com/photo/2008-07/10/content_8524280.htm

 北京オリンピックを控え、7/13北京市密雲県蒙山の断崖に、”中国印”が刻まれた、とのこと。
 この彫刻は北京オリンピック組織委員会の許可のもと、中国文化紐帯プログラムチームと北京市密雲県の共同で建設された。
 ”中国印”は、高さ96メートル、幅38メートル、海抜968メートルの絶壁に、500人余りが11ヶ月をかけて彫り込まれた。

 


 汚職し放題の役人が、後々汚職を追及された時の為の言い訳として、岩肌に「自分が善政をしいた」というアリバイを彫り込んでおく、というのが支那の歴史的な習慣である。
 紙だと燃やされるし、石碑では壊されるので、容易に加工できない場所に彫り込むのだそうだ。

 由来はともあれ、とにかく岩肌を彫る好きな民族なので、これはそういう文化なのだとは理解できるのだが。
 筆者の目には、石切り場をペンキで緑に塗ったのと同じ発想、ただの自然破壊に見える。

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【雑感】5人の日本軍人は80人の日本軍人に相当【中文/新華】

http://news.xinhuanet.com/mil/2008-07/09/content_8514497.htm

 ネットユーザーの話として、記載されている。

要訳:
 日本国内軍事情報
「日本海軍」に「よる、中国海軍の現役艦艇に関する報告。

1.装備
見学前は、あの膨大な軍事予算が不思議だったが、見学した結果無駄に予算を使っているだけだと分かった。
あくまでもゲリラ海軍である。

2.訓練
他国海軍と同じだが、実戦形式の訓練は欧米日に劣る。

3.官兵
一人のドイツ兵=二人の米兵(三人のロシア兵)=5人の日本兵(イスラエル、仏、英)=80人の中国兵 に相当

中国が二隻に空母を装備しても、「日本海軍」の敵ではない。


最後に「小日本は、最低限の礼儀さえ省略した、それでも我々は”弱いふりをする”戦略を継続すべきだ」と結んでいる。

 

 要するに、日本の軍事関係のネット情報を鵜呑みにして、勝手に立腹しているものと思われるのだが。
 筆者筆者としては、胡錦涛がG8に顔を出したこの時期に、このような便所の落書きレベルの反日捏造記事、が新華ネットに堂々と掲載される事が気になる。
 オリンピックを迎えて、中共内部の足の引っ張り合いは、さぞかしすさまじいものかと思われる。


 個人的な意見を述べると、軍事的な情報は冷静かつ正確に分析されるべきであり、上記のような結論が先行する「侮中」論では、まともな結論になるわけがない。
 同じ理屈は中国における対日論にも言える。

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【雑感】日本主催サミットの戦略的意図【中文/瞭望】

http://news.xinhuanet.com/world/2008-07/08/content_8507099.htm

 開催中の会議の話でもあり、日本の首相がよりによってカレなので個人的にはあまり興味のないテーマなのだが、中国メディアというフィルターを通し「G8サミット」を見てみた。


要訳:
日本は英仏のG8拡大提案に反対している、それはアジア代表の座を守るためだ。
総論として、日本は環境問題で主導する事により、大国化戦略を実現しようとしているのだ。


 自国を先進国だと思いこそすれ、「大国である」または「大国になりたい、大国だと思われたい」と考える日本人は、ほとんどいないと思われる。
 このように書くのは他ならぬ、中国自身の願望を日本に投影しているからであって、「他国に偉く見られたい国なのだなあ」とつくづく思った。
 個人の話であれば「コンプレックスの裏返」しとなるのだが、「集団コンプレックス」という概念は存在し得るのだろうか?


 尚、核兵器削減については、興味深いので追いかけたい。

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【雑感】特殊警察の新装備が国外ネットユーザーを「雷倒」する【中文/環球時報】

http://mil.huanqiu.com/Focus_photo/2008-07/154148.html

正直ネタがないというか、新華ネットを見ても興味がわかないので、環球時報からの画像でお茶を濁そうと思う。

こんなのに内股で向かってこられたら、確かに「雷倒」されると思う。
セグウェイに乗るより、自分の足で走った方が・・・

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【雑感】貴州省暴動、事態収拾急ぐ中国…300人逮捕・ネット閉鎖【和文/読売】

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080702-OYT1T00163.htm

 中国貴州省甕安(おうあん)県で6月28日に発生した大規模暴動は、1日までに武装警官など約3000人が出動し、沈静化した模様だ。

 暴動は、女子中学生に対する強姦(ごうかん)殺人事件を、地元警察が隠ぺいしたとする疑惑を端緒に発生した。中国政府は、北京五輪を約1か月後に控えたこの時期の暴動発生に衝撃を受けており、暴動参加者の摘発を本格化させる一方、省トップが地元政府の失政を事実上認めるなど、事態収拾を急いでいる。

 「暴動は落ち着いたが、町中、警官だらけだ。暴動には5万~6万人が加わったと思う。参加者はどんどん増えた」。甕安県の男性店員は本紙の電話取材に興奮気味に語った。女性住民は「自首を呼びかける宣伝車が走り回っていて怖い」とすぐに電話を切った。

 香港の人権団体・中国人権民主化運動ニュースセンターによると、公安当局は暴動の際のビデオ映像などを基に摘発を本格化しており、これまでに300人以上が逮捕された。

 中国政府は、8月の北京五輪を間近に控え、チベット暴動に続く大規模暴動に衝撃を受けている。特に懸念されるのが、当局者の腐敗や横暴に不満を抱く、他の地方への飛び火だ。政府は、暴動の写真が掲載されたインターネットサイトを相次いで閉鎖。香港メディアによると、暴動に関する中国メディアの独自報道も禁止された。

 一方、国営新華社通信によると、省トップの石宗源・同省共産党委員会書記は「社会の調和と安定が最優先課題」と発言。そのうえで、「住民の移住や強制立ち退きなどの問題にこれまで十分な配慮をしてこなかった」と地元政府を批判し、住民の“懐柔”も図っている。省政府が捜査員を派遣し、再捜査にも着手した。

 だが、住民の不満は依然くすぶり続けている。1日付の香港紙・東方日報などによると、地元政府は30日、死亡した少女の両親に遺体を3日以内に埋葬するよう「最後通告」を出した。遺族や一部住民は「証拠隠滅になる」と強く反発。当局は1日、遺体の再検視を決めた。

 今回の暴動は、6月下旬に水死体で見つかった少女を、公安当局が「自殺」と判断したことが引き金となった。遺族側は性的暴行を受けた後に川に落とされたと主張。「犯人の一人の親が公安幹部のため、本格捜査が行われなかった」とのうわさも加わり、6月28日午後、住民数万人が暴徒化した。

 住民らは、警察本部を占拠して焼き打ちするなどして警官隊と衝突。新華社通信は制圧の際に警官隊が催涙弾を使用したと伝えたが、香港メディアは警官隊の発砲で住民少なくとも1人が死亡したと報じ、食い違っている。

 中国内陸部に位置する貴州省は経済開発が遅れた最貧省の一つ。甕安県は少数民族地区にあり、貧富の格差などへの根強い不満が、「中国で今年最大の暴動」(香港の人権団体)の遠因となった可能性がある。(香港支局 吉田健一)

(2008年7月2日02時16分  読売新聞)

 

 昨日の時点では、この事件について模様眺めをしていたので、新華大の教授の記事などを紹介し、「対外伸張の為に軍拡して、経済を破綻させてしまえ」といった旨の記載をした。
 オリンピックまで1月というこのタイミングで、当局の腐敗を原因とする社会不安、というか住民暴動が発生している状況を見ると。
 むしろ「体制保護の為に、治安組織の整備」を薦めたい。


 続報として「再検死の結果自殺だ」http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008070200669と発表したようだ。
 中共の発表の通り「悪質な不法分子の扇動による犯罪」が事実だとすると、チベットといい貴州といい、「少数の扇動で簡単に暴動になるほど、人民の体制に対する不満は大きく。つまり社会が不安定だ」と指摘するしかない。
 筆者は天安門事件当日北京にいた。その経験から書くと、これまでにも何度か書いたが、体制は基本的にその構成員の利益の為にのみ存在を許されている。逆に構成員の利益を保証できない、もしくは不利益な体制などは存在してはいけない。
 構成員個人と全体どちらの利益を優先させるかとか、構成員同士の利益が衝突した場合、などの各論はおく。

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【雑感】中国は米国型の軍備は不要【中文/環球時報】

http://news.xinhuanet.com/mil/2008-07/01/content_8468488.htm

 新華大の教授が発表した文章として、新華ネットが転載。
 文脈全体としては、全世界に展開可能なアメリカに対抗するのではなく、分相応の軍備を目指すべきというもの。
 なぜこのような「軍縮論」を展開するのか、まともな経済感覚の持ち主なら「アメリカに対抗ようものなら軍事費で国が傾く」と考えるところだが、文章を斜め読みしてもよく分からない。
 この文章で筆者が引っかかったのは、「中国が整えるべき軍事力は、日本をインドを上回るものが適当」と、具体的な国名を挙げている点にある。
 もちろん「中国の軍事力は、これらの国家を圧迫することを目的とするものではない」と断りは入れてあるものの、実際問題IRBMを向けておいて名指しされたら「圧迫」以外のなにものでもない。

 一方では、さざなみをべた褒めしておいてこれなので、うっかり目が離せない。
 歴史的に支那は、国内経済がちょっと上向くと、すぐに対外的に領土を増やそうとするクセがある。
 これまた歴史的に、整えられた軍は、容易に軍閥と化す上、軍事費用が国家経済に与える負担は半端なものではないので。個人的には、是非このままアメリカの向こうを張って軍拡に走ってもらいたい。

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