妄想による愉快な国際時事ネタ解釈
四生の盲者日記
【妄言】8月貿易収支は史上最高:報道されない重要な情報とは?【和文/サーチナ】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080915-00000009-scn-cn
要点:
“米国をはじめ、世界各国の景気後退が鮮明になり、貿易依存度の極めて高い中国は大きな景気後退を経験することになるだろう”。こうした見方から、中国株(香港上場)が売られているというのが半ば常識のようになりつつある。しかし、中国株が売られる本当の理由は、中国経済にあるのではなく、アメリカ経済やアメリカの金融事情にあるのではなかろうか。欧米機関投資家の財務状況にあるのではなかろうか。
彼らは、リスク資産を圧縮し、安全資産への逃避を進めざるをえなくなっている。株式を売るならば、米国株ではなく、外国株。特に含み益があり、持ち高の多い、香港株。しかし、売るにも理由が必要である。景気後退懸念は、売るための材料として、利用されているだけに過ぎない。(執筆者:田代尚機 TS・チャイナ・リサーチ(株)代表取締役)
「サーチナはソースにしない」宣言をしたので、妄言あつかいで。
確かに、田代氏のいうとおり、リーマンブラザースは経営破綻、メリルリンチはバンクオブアメリカに救済合併、アメリカ経済とアメリカの金融事情はボロボロであり、その読みはただしい。
(参照「フランクフルト市場で米金融株が軒並み急落、リーマン83%安・AIG32%安、バンカメ11%安」http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK825742120080915)
であればこそ、「貿易依存度の極めて高い中国は大きな景気後退を経験」しつつあるのである。
http://finance.yahoo.com/q/bc?s=000001.SS&t=my&l=on&z=m&q=c&c=
(12日現在上海総合指数)
この田代氏、先週の月曜にも
中国経済最大の特徴は“社会主義市場経済”であること。中央政府は5カ年計画を軸に、国家全体のグランドデザインを設計し、マクロレベルでそれを実行する。地方政府はそのグランドデザインに基づいて、地方レベルの発展計画を作成し、ミクロレベルでそれを実行する。総需要は政府が作り出す。
政府によるコントロールは金融市場にも及ぶ。市場メカニズムは絶対ではない。今回のように世界同時不況が懸念されるような状況では、政府による介入が必要であろう。その政府の力が最も強大なのが、中国である。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0908&f=column_0908_004.shtml
なる、小平路線を全否定するような妄言も披露。市場経済の統制経済に対する優越性は、共産主義という実験で証明済みである。
この田代氏、余程大損こいてると思うのだ。
ああ、筆者も人間が生活を営んでいる限りにおいて、経済が崩壊するとは思わない。問題なのは、自分の付加価値以上に経済が評価されてしまった場合なのだ。
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