妄想による愉快な国際時事ネタ解釈
四生の盲者日記
2006.02.24雑感
中国で数千人騒乱 自転車没収めぐり警察と衝突
【北京=野口東秀】二十二日付香港紙「東方日報」などによると、中国広東省東莞市で二十日、無許可営業の車両取り締まりをめぐり、数千人の群衆が集まり、一部が警察車両を燃やすなどした。警察当局は催涙弾や放水で鎮圧、数十人が負傷した。
暴動は湖北省から出稼ぎの男性が警察当局側に暴力を振るわれたのがきっかけとされる。男性は無許可で三輪自転車を使って人を運んでいたが、自転車を没収されそうになり、抵抗したところ暴力を振るわれたという。
トラブルを聞きつけた同省出身者らが現場に集まり、騒ぎは二十日昼から十二時間以上続いた。武装警察隊も現場に駆けつけ、暴徒らを押さえ込んだほか十人以上を拘束した。
AFP通信などによると、広東省では先月中旬、中山市三角鎮の農村で土地収用に抗議する村民と警官隊が衝突、警官隊が電気警棒や催涙弾、放水銃で二万人の村民らを制圧、数十人の負傷者が出た。新華社電は警官二人と三人の農民が負傷したと伝えた。
また、香港紙によると、先月中旬に同省深センの市庁舎前で、売春が行われているとみられる娯楽施設が閉鎖されたことに反発し、女澄w)㎇抄醗蘓蘓佑概弔鮃圓辰燭燭瓠⊃蘓佑侶抻”發估亜¬鸚蘓佑魄貉澗㎠垢訌㌔♢△辰拭
毛肖像画に塗料かけた元編集者が出所=天安門事件から17年ぶり-中国
【北京23日時事】天安門事件直前の1989年5月、北京・天安門の故毛沢東主席の肖像画に塗料をかけたとして懲役20年の判決を受けた湖南省の瀏陽日報の元編集者、喩東岳氏(38)が22日、刑を終えて17年ぶりに出所した。米系放送ラジオ・フリー・アジアが同氏の家族に確認した。同氏は長期の刑で思考、言語能力に大きなダメージを受けているという。
2006.02.22環境
トリ-トリに関していえば、どうやらH5N1はユーラシアとアフリカに拡散したようです。あとは、アメリカ、オーストラリアにどう広がるか。トリ-ヒト、ヒト-ヒト感染の変異体がどのタイミングで出てくるかでしょう。
ドイツでは、Wカップ中止まで視野に入れて悩んでいます。
【ベルリン21日共同】ドイツ連邦議会農業委員会のヘーン委員長は21日、欧州で鳥インフルエンザの感染が広がれば6-7月にドイツで開かれるサッカー・ワールドカップ(W杯)の中止を求める考えを明らかにした。ニュース専門テレビN24で語った。
W杯は6月9日から1カ月間、ドイツ各地で開催。同委員長は「夏まで(感染拡大が)続くとは思わない」としながらも「開催時期にウイルスが存在したとすれば、中止を考えるべきだ」と主張した。
同じ番組で世界保健機関(WHO)のインフルエンザ部門担当部長も、「パニックが広がれば慎重に対応を講じる必要がある」と述べた。
(共同通信) - 2月22日0時52分更新
中国でも、責任者は春に渡り鳥、家禽共に移動が活発になることから憂慮を深めています。
農業部の杜青林部長は20日の「春季重大動物疫病対策テレビ会議」で、「今春は国内外の感染状況から見て、鳥インフルエンザが広範囲に広がる可能性が依然ある」として、重大な動物感染症への対策をしっかりと進めるよう各地に求めた。
杜部長は「海外の感染状況から見て、世界的に鳥インフルエンザの拡散が加速している。H7亜型ウイルスが見つかった国・地域も増加傾向にあり、人への感染、死亡ケースも増え続けている。季節変化に伴う渡り鳥の移動活発化により、感染拡大の確立も高まっている」と分析。さらに国内の状況も楽観視できない理由として、次の点を挙げた。
(1)春は渡り鳥が戻って来るため、北部地域の大部分が深刻な脅威にさらされる。
(2)昨年秋に行った家きんへの集中予防接種の有効期間が過ぎ始めている。
(3)辺境の農村に散らばる家きんへの予防接種事業は難しい。
(4)春は家きんの交配輸送が多く、感染症の発生と拡大のリスクが増大する。(編集NA)
「人民網日本語版」2006年2月21日
2006.02.21環境
英“伝説のカラス”も避難 鳥インフル拡大で
【ロンドン21日共同】ロンドンの観光名所ロンドン塔で飼われ、いなくなると英国が滅びるとの言い伝えがある大型のカラスが、対岸のフランスで高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)感染が確認されたことを受け、塔内に避難させられた。ロンドン塔の担当者が20日、AP通信に明らかにした。
避難したのはカラスの一種のワタリガラス。避難は「不測の事態に備えた措置」で、飼育担当の専任衛士が欧州での鳥インフルエンザの感染拡大を注視しているという。
英国には、ワタリガラスがいなくなるとロンドン塔が崩壊し英王室が滅びると、約340年前に占い師が予言したとされるなど、カラスにまつわる言い伝えがある。ロンドン塔では常に6羽が飼われているという。
(共同通信) - 2月21日11時4分更新
あれっすよ、あの黒い帽子をかぶったにーちゃんが『伝説の』カラスの籠を脇に、紅茶をすすりながらおフランスのトリインフルエンザの状況を分析してるに違いないす。
流石にグレートブリテンすね、余裕が違う余裕が。まあ、大陸の反対側のだだっ広い国も、ある意味余裕こいてるといえばいえる。あそこは10億死んでもまだ3億(公称)の人間が生き残りますから、余裕っちゃ余裕。
2006.02.15環境
2006.02.13環境で書いたように、経験のない国でH5N1が発生した場合惨いことになる傾向があります。記事にあるようにWHOの心配も杞憂ではありません。
2006.02.13環境
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/6d/ec4a3d1d86403f9ffba4fca8f0c2927b_s.jpg)
EU圏内でもH5N1が見つかった件
不気味に拡散してます。
一方中国では、H5N1の死亡率が67%。
ざっくり計算してみたら、2003-2006の全世界の死亡率は53%なんですね。
中国:
2005年:63%
2006年:67%
ただこの数字が多いかというとちょっと微妙で、国別の死亡率(2003以来)を書いてみると。
2003 2004 2005 2006 合計
死亡率 カンボジア 100% 100%
中国 63% 67% 64%
インドネシア 65% 83% 70%
タイ 71% 40% 64%
トルコ 100% 100%
イラク 33% 33%
ベトナム 100% 69% 31% 45%
合計 100% 70% 43% 55% 53%
となりまして、中国が突出している訳ではない。むしろイラクの死亡率が低いのが気になります。
特筆すべきはベトナムの死亡率の推移でしょう。
西暦 患者数 死者数 死亡率
2003 3 3 100%
2004 29 20 69%
2005 61 19 31%
2006 0 0 0%
これは、押さえ込んでいると表現できるのではないでしょうか。タイもそうですね。
グラフを添付してみました。H5N1慣れしている国が抑えこんでいるのに、今年になってから経験のない地域で爆発している感じです。