工場内の輸送設備などの営業という仕事柄、お客さんとの会食で各地の料亭や、あるいは見込み顧客の工場がある出張先の駅前食堂まで、
各種各様、これまでどれくらいの数の飲食関係の施設に入ったかわからない。
そういう店で何が嬉しいかと言うと、出された物がおいしいことが一番だが、それよりも店の雰囲気が明るいことの方が嬉しかったものだ。
つまり店の従業員が作り笑いではない、いい笑顔でキビキビ楽しそうに働いている店だったら、今度もここに来ようと思うものだ。
使いまわしが新たに報道された「船場吉兆」click。報道でこの事件を知ったとき思ったのは、この店の従業員は働いていても誰も楽しくなかっただろうなあ、
店の雰囲気もよくなかったのではという事だった。
(値段があまりに高過ぎて入ったことがないので、店の雰囲気を知らずに言うのは申し訳ないが)
再開しても「経営者が従業員を人として扱わない、職場の同じ空気」に反発した現場の人間が、意図的に「料理の使いまわし」を外部にリークしたのではないかと思った。
正社員であろうがバイトであろうが派遣社員であろうが、人に働いてもらって成り立っているお店や企業や組織が、
上の人間がつい たかを括って、「雇っている人間をないがしろに扱いだす」と「たった一人でも反乱を起こして」大店をつぶすことが出来る。
今はそんな時代だなあと思うけど、お客側も「テレビや雑誌の評判や噂や宣伝」に頼らず、わが目と我が舌と我が体感の感度を上げないといけない
シンドイ・オモロイ時代になっているんだなあと思う。
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